すっかり久しぶりの更新となってしまいました
去年の秋から気になっていた
定年退職するときに入ってくるお金
おもに、雇用保険について調べてみました。
定年退職の場合に、入ってくることが期待できそうなお金としては、「退職金」がありますが、これは会社によりけりで、かなりもらえる人もいれば、ゼロということも珍しくないようです。
我が家の場合も、かれこれ30年ほど前にバブルが崩壊したころ、夫の会社が倒産して、退職金どころか、お給料も一部未払いのまま、社長が失踪したという経験があります。
ちなみに、2020年1月現在、夫が勤めている会社は数年前から退職金制度がidecoになって予定金額が大幅に少なくなってしまい、個人でidecoに加入することもできなくなってしまいました
そして去年グループ化だか何だかで、idecoを切り替えなければならないとか何とかで、手数料やらなんやらかんやら…もう大変です
そんなこんなで、もはや無事に定年退職できるかさえ不安ですが、不安ばかり募らせても1円も儲からないので、ほかに期待できるお金はないかな…と調べてみました。
そして気になったのが、雇用保険。
定年退職でも、失業手当はもらえるの??
もらえます。
ただ、「会社の規定によって退職」するのですが、いつまで働けるかあらかじめ決まっていて、退職後の生活設計を考える猶予があるということで、離職理由は「会社都合」ではなく「自己都合」になるそうです。
仮に60歳(雇用保険加入期間20年以上)で離職になるとすると、
自己都合ですと、給付日数が150日
会社都合の場合は、240日
ただし、自己都合で退職する場合、本来は最短でも「待機7日+給付制限3か月」待たないといけませんが、定年退職の場合は、自己都合にはなるものの、給付制限が免除され、待機7日のみで受給できるそうです。
また、受給期間も、通常は退職後1年以内とされているため、早くもらい始めないと、給付日数が残っていても、1年を超えた分は受給できないことになるのですが、定年退職の場合はその期間が2年間に延長できるなど優遇措置もあるようです。
受け取れる金額は、離職前の6か月間の収入から算出されます。
簡単に計算できるサイトさんもみつけました。
【2020年最新】失業保険の金額を計算
https://www.knoki.net/keisan/
最近では、定年を65歳に引き上げる会社も増えたり、60歳定年でも「継続雇用制度」を導入している会社も多いようですので、自分の場合はどうなるのか、少し早めに調べておくといいかもしれないですね。
想定通りにいくとは限りませんが、現状でわかることを知っておくだけでも、ちょっと気持ちが安定するかもしれません。
夫の会社も継続雇用制度を導入しているようですが、夫が定年を迎えるのは8年ほど先、その時点でも定年が60歳なのか、継続雇用制度は続いているのか、夫の体調はいかがなものになっているのか、などなど、予測不可能なことも多いお時勢。
不安はつきませんが、とりあえず、今回少し調べた結果、再雇用され、賃金が低下するときは「高年齢雇用継続基本給付金」という制度もあることがわかりました。
過剰に将来の心配ばかりするのも良くありませんが、知らないで損をするのはもったいないので、何かとちょっと気になった時に、ちょっとずつ調べたりするのもいいかもしれないですね。
2020年02月03日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9605838
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック