心身ともに健康を求めて

　日々、人に対してどんなことを話していますか？
　人に言っているようで、その言葉を聞いているのは自分自身なのです。
　毎日、いろんな人に同じことを言っていれば、その人は1度だけかもしれませんが、毎日聞いているのは自分自身なのです。
　脳は、誰に言っているかを認識するわけではありません。
　毎日聞いていれば、自分自身の体がそのようになってしまうわけです。

　先日、ある医師が、「このまま治療しないと、脳の血管がつまってしまう。死ねたらいいけど、寝たきりになって周りに迷惑かけるんです・・・」と話していました。
　この先生は、いつもこのことを言っているのだなあと、体を見てわかりました。
　いつ脳の血管がつまってもおかしくない顔をしていました。

　
　健康おたくの人が病気になるのは、病気にならないようにと思っているということは、常に病気のことを考えているので、病気になってしまうのです。
　本当に健康な人は、健康になるように考えてはいないと思います。
　自然体で過ごしているだけなのだと思います。
　ほしいときにほしいものを食べる、体がほしがっているものを採っているだけでいいのです。
　バランスのいい食事というものよりも、今、体に不足しているものを採っていけばバランスよく採れているのです。
　ストレスやいろいろな状況の中で、不足する栄養素は違うのです。
　自然体で生きれば生きるほど、敏感にわかってくるのです。
　これは健康に良くないから我慢しようと思ったら、その栄養素が欠乏して病気になってしまうのです。












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