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2015年05月22日

痛み

 痛みがあるというのは苦痛です。
 その苦痛が和らげばいいなと願ってできたものが、薬ではないでしょうか?
 でも、その痛みをとることによって、副作用というリスクもあります。
 また新しい病気を生み出す事もあります。
 最近の話題では、加藤茶さんが、薬の副作用で パーキーソン症候群になったという話もありました。
 てんかんの高校生が、高校になって急に成長してしまい、今までの薬が効かなくなり、てんかんの薬を増やした結果、下半身が動かなくなり、歩けなくなって車いす生活になって、高校に通う事ができないので通信制の高校に転校していったこともあります。

 気功療法では、どちらかというと施術中、痛みが増すことがあります。
 どうしてなのか?
 痛みというのは、自然治癒力で体が体を治す時に、血流を増やして治していくので痛みが伴うのです。
 痛みがあるというのは、体が体を治してるのだなあということです。
 それを止めてしまうということは、治すのをやめてしまうことですから、治らない、痛んだままということになります。

 私自身は、子どもの頃、虚弱体質で体が弱かったので、頻繁に病院に連れられ、たくさん薬を服用しました。
 大学生になり、親の判断でなく、自分の判断で動くようになって変わりました。
 まず、大学時代、片道3時間近くかけて通ってたのですが、1時間半、電車に乗っていたので、夏は冷房とのたたかいで、特に生理痛がひどく、薬が効かなくなってきました。
 思い切って薬をやめました。
 すると、不思議なことに生理痛が楽になってきて、ほとんど気にならなくなっていき、どんどん体が丈夫になっていきました。
 卒業して、今まで行っていた病院ではなく、たまたま行った病院で出会ったお医者さんの影響もあり、ほとんど病院に行くこともなくなりました。

 今では、痛みがあっても、体を治してるんだなと思うと、ぜんぜん気にならなくなって、むしろうれしくなってきます。









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