ナツノナカノの漫画漬け

みなさん、こんにちは。
ナツノナカノです。

私はつい今しがた、ビデオで７月4日分の「半分、青い」を観ました。
思わず涙しましたね…
主人公の鈴愛（すずめ）が自分の漫画に見切りをつけ、師匠である秋風羽織（あきかぜはおり）に漫画を辞めることを告げる回でした


公式サイトからお借りしました。
「半分、青い」公式サイト



私が流した涙の３割は鈴愛のため。そして７割は秋風先生のためです。



私ごときが語るのも何ですが、私の漫画読み人生の中で、例えば一作目は良かったのに、二作目は急に面白くなくなって、しまいには全く名前を聞かない漫画家さんとか。

もしくは、すごく面白い連載で、すでに１０巻を超えているのに、途中だらだらして最後は急につじつま合わせた感じになって完結する漫画とか。

そして心ならずも病気になってしまい、休載中になってしまった漫画とか。

ストーリーはすごくいいのに、絵がもうひとつグッと来ない漫画とか。

色々なことが頭をもたげる回でした


鈴愛の「描けない」という事もすごくわかります。
いえ、わかる…というのもおこがましいですが


漫画家さんをはじめ、小説家やクリエイターの方たちが命を削って新しいものを生み出しているであろうことは、素人ながらも理解しているつもりですが、その壮絶な“生みの苦しみ”は、ご本人たちにとっては私たちのはるか想像の上を超えたものなのだと思われます。


鈴愛がもう、描けない…と自分で口に出し、漫画をやめるという選択を選んだことは本当に辛かったと思います。

そしてそれをそばで見守り続けた秋風先生もお辛かったと思うのです


結婚せず、漫画だけの人生の中でとった、たった３人の弟子。そのうちの二人は漫画家を辞め、一人は人気漫画家になるも、すでに破門している身。

去っていくものを見送るのは、残されたものにとっては本当に寂しいものですよね


鈴愛とのやり取りにも、胸が詰まるものがありました


トヨエツ…はんぱねぇ。

秋風先生演じる、豊川悦司さんの演技がすごい。


自分が育ててきた弟子の苦しみを受け止め、送り出さなきゃいけないあのシーンは涙の７割を持ってかれましたねぇ。しみじみ

やっぱり、トヨエツはすごい


漫画編が終わると秋風先生はあまり出てこなくなっちゃうのでしょうかね、残念です。

　　　　　　　　　　　　　　

最後に先生が弟子たちに生原稿をプレゼントしたシーンで、志尊淳くんが演じるボクテが先生からもらったのは私も大好きな「海の天辺（うみのてっぺん）」でした。

あのシーン、あのカット。私はボクテと同時に「海の天辺！！！」と叫んでしまいました。きっと全国の「海の天辺」ファンも同時に叫んでいたんじゃないでしょうか。





さて、ドラマは今日からまた新章突入ですね。漫画好きとしてはちょっと寂しい限りですがこれからも鈴愛の成長を見守っていこうと思います。



そして！本日７月５日木曜日深夜！ついに

吉田秋生先生の「BANANA　FISH」がノイタミナ枠で放送されます。


「BANANA　FISH」公式サイト

どうしよう、鳥肌が止まりません

原作の素晴らしさをきちんとアニメで表現してくれているんでしょうか…期待と心配で胸が張り裂けそうです。


今夜も夜更かし決定ですね