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2014年05月30日
化粧品の動物実験有無の問い合わせに回答をいただきました
いくつかのモニターサイトに登録しているのですが、化粧品のモニター募集は比較的多いものですよね。
もちろん動物実験しているメーカーの商品はモニターも記事紹介もしたくないので、申し込む前にホームページを確認したり問い合わせをします。
先日メールで問い合わせをしたとあるメーカーから、回答をいただきました。
ホームページを見る限りでは自然志向で新奇な成分も使っていなさそうだったし、多分実験していないはず、大丈夫だろうけど念のためというつもりで問い合わせをしたのですが、ちょっと予想外の回答でした。
以下転載します。
「いつも格別のご愛顧を頂きましてありがとうございます。
お問い合わせありがとうございます。
○○化粧品開発に伴う動物実験に関してのご連絡です。
シリーズの化粧品に関して、直接動物実験を行うことはございません。
○○種子油に関しても、健常人の皮膚塗布試験により安全性の確認を行っております。
しかしながら、○○種子油のアレルギーに対する機能性試験として、マウスを用いた動物実験を行っております。
私共は○○種子油についての研究の中で、アトピーなどのアレルギー性疾患に効果が期待できることを突き止めました。
現在、アトピーや乾皮症等の何らかのアレルギー皮膚炎を抱える方は人口の20〜25%に達すると言われています。
多くの場合、皮膚炎の症状緩和のためにステロイドが使用されることが多いのですが、ステロイドには様々な副作用が知られております。
そこで私たちは、○○という天然物由来で、副作用も無く、口に入れても安全な純国産の○○種子油を、治療に役立てていただければと考えました。
ただ、健常人の肌とは異なり、アレルギー性皮膚炎の患者様の皮膚は、炎症や乾燥などで非常に繊細です。いきなり患者様の肌に塗るわけにも行きません。
また、効果についても、あくまで可能性を示唆するものであり、マウスを用いた予備試験を行わずに人体実験を行うことは倫理的にも認められません。
したがって、○○種子油に関して、アトピーやアレルギーに対する安全性や、機能性のメカニズムを研究するため、マウスを用いた試験に踏切ました。
研究は動物愛護の精神に則り、○○大学倫理委員会の審査、承認のもとで最小限のスケールで行っております。
動物愛護や生命倫理に関しては非常に難しい問題です。
私どもも生命倫理の観点からも動物実験について、考える部分がございます。
しかしながら、研究を進めることにより、アレルギー性皮膚炎の治療や症状の緩和のために、○○種子油効果的であることを実証できれば、より多くの方々に安全で快適な生活をおくっていただくことができるとも考えております。
長くなりましたが、私共の製品について、ご検討いただく参考にしていただきたく考えております。
どうか宜しくお願い申しあげます。」
迅速にお返事いただいたし、とても丁寧で好感の持てる文面ではあります。
アトピーの患者さんのため、と聞けばなるほどしかたないのかな、とも一瞬思うけど。。。なんだか釈然としません。
天然の種子油を使っているのに、あえて動物実験???
わたしも子供の頃アトピーでした。
化粧品や薬が合わなくてなぜか悪化してしまうようなことは確かにあったけれど、それは患者さんによって異なるもので、一概にこれとは言えないものでは?
アトピーの患者さんを実験台にするのに先立って、マウス実験くらいしておかなくては示しがつかないということかしら?
素人のわたしの発想では、アトピーの患者さんにはとりあえずパッチテストから始めていただけば済むことのような。
マウスをアトピーやアレルギーの状態にして成分を塗りたくるのかしら?
「大学倫理委員会の審査、承認のもと最小限のスケール」とあるけれど、具体的にどのような実験が行われているのか、知る由もありません。
化粧品の枠を超えて、○○がアトピーに効く!という世紀の大発見を狙っているのでしょうか。
科学の世界はド素人にはわからない、動物実験はきっと役に立つのだろうから専門家に任せておけば良い、って思う人も少なくないだろうと思います。
でも、科学の世界にも動物実験を疑っている人達はたくさんいるんですよ。
小保方さんだって、「STAP細胞はあります」というけど誰も再現実験に成功していないのはなぜ?
結局あるのないの?
化粧品の成分にしても、こっちの専門家はNOと言い、別の専門家はOKと言っていたりする。
なんだか科学って、今まで思っていたよりもずいぶんとあいまいなものなんだなぁと思えてきます。
動物実験はたぶん有益なんだろうという根拠のない思い込みをやめてみませんか?
多くの問題があるにもかかわらず動物実験が続いているのは、その思い込みのせいでもあるのです。
くだんのメーカーですが、「うるさいモンスタークレーマー」と思われて「ご意見は今後参考にさせていただきます」的な紋切り型の文面が返ってきても自分が傷つくだけなので、直接追究はしていません。
「動物実験しているメーカーの化粧品は購入したくありません」とははっきり伝えたし。
ひとりで企業や団体とと闘う気迫と根性は残念ながらわたしにはありませんが、より多くのひとがこの問題について思いをめぐらせてくれたらなら、心強いのにな、と思います。
もちろん動物実験しているメーカーの商品はモニターも記事紹介もしたくないので、申し込む前にホームページを確認したり問い合わせをします。
先日メールで問い合わせをしたとあるメーカーから、回答をいただきました。
ホームページを見る限りでは自然志向で新奇な成分も使っていなさそうだったし、多分実験していないはず、大丈夫だろうけど念のためというつもりで問い合わせをしたのですが、ちょっと予想外の回答でした。
以下転載します。
「いつも格別のご愛顧を頂きましてありがとうございます。
お問い合わせありがとうございます。
○○化粧品開発に伴う動物実験に関してのご連絡です。
シリーズの化粧品に関して、直接動物実験を行うことはございません。
○○種子油に関しても、健常人の皮膚塗布試験により安全性の確認を行っております。
しかしながら、○○種子油のアレルギーに対する機能性試験として、マウスを用いた動物実験を行っております。
私共は○○種子油についての研究の中で、アトピーなどのアレルギー性疾患に効果が期待できることを突き止めました。
現在、アトピーや乾皮症等の何らかのアレルギー皮膚炎を抱える方は人口の20〜25%に達すると言われています。
多くの場合、皮膚炎の症状緩和のためにステロイドが使用されることが多いのですが、ステロイドには様々な副作用が知られております。
そこで私たちは、○○という天然物由来で、副作用も無く、口に入れても安全な純国産の○○種子油を、治療に役立てていただければと考えました。
ただ、健常人の肌とは異なり、アレルギー性皮膚炎の患者様の皮膚は、炎症や乾燥などで非常に繊細です。いきなり患者様の肌に塗るわけにも行きません。
また、効果についても、あくまで可能性を示唆するものであり、マウスを用いた予備試験を行わずに人体実験を行うことは倫理的にも認められません。
したがって、○○種子油に関して、アトピーやアレルギーに対する安全性や、機能性のメカニズムを研究するため、マウスを用いた試験に踏切ました。
研究は動物愛護の精神に則り、○○大学倫理委員会の審査、承認のもとで最小限のスケールで行っております。
動物愛護や生命倫理に関しては非常に難しい問題です。
私どもも生命倫理の観点からも動物実験について、考える部分がございます。
しかしながら、研究を進めることにより、アレルギー性皮膚炎の治療や症状の緩和のために、○○種子油効果的であることを実証できれば、より多くの方々に安全で快適な生活をおくっていただくことができるとも考えております。
長くなりましたが、私共の製品について、ご検討いただく参考にしていただきたく考えております。
どうか宜しくお願い申しあげます。」
迅速にお返事いただいたし、とても丁寧で好感の持てる文面ではあります。
アトピーの患者さんのため、と聞けばなるほどしかたないのかな、とも一瞬思うけど。。。なんだか釈然としません。
天然の種子油を使っているのに、あえて動物実験???
わたしも子供の頃アトピーでした。
化粧品や薬が合わなくてなぜか悪化してしまうようなことは確かにあったけれど、それは患者さんによって異なるもので、一概にこれとは言えないものでは?
アトピーの患者さんを実験台にするのに先立って、マウス実験くらいしておかなくては示しがつかないということかしら?
素人のわたしの発想では、アトピーの患者さんにはとりあえずパッチテストから始めていただけば済むことのような。
マウスをアトピーやアレルギーの状態にして成分を塗りたくるのかしら?
「大学倫理委員会の審査、承認のもと最小限のスケール」とあるけれど、具体的にどのような実験が行われているのか、知る由もありません。
化粧品の枠を超えて、○○がアトピーに効く!という世紀の大発見を狙っているのでしょうか。
科学の世界はド素人にはわからない、動物実験はきっと役に立つのだろうから専門家に任せておけば良い、って思う人も少なくないだろうと思います。
でも、科学の世界にも動物実験を疑っている人達はたくさんいるんですよ。
小保方さんだって、「STAP細胞はあります」というけど誰も再現実験に成功していないのはなぜ?
結局あるのないの?
化粧品の成分にしても、こっちの専門家はNOと言い、別の専門家はOKと言っていたりする。
なんだか科学って、今まで思っていたよりもずいぶんとあいまいなものなんだなぁと思えてきます。
動物実験はたぶん有益なんだろうという根拠のない思い込みをやめてみませんか?
多くの問題があるにもかかわらず動物実験が続いているのは、その思い込みのせいでもあるのです。
くだんのメーカーですが、「うるさいモンスタークレーマー」と思われて「ご意見は今後参考にさせていただきます」的な紋切り型の文面が返ってきても自分が傷つくだけなので、直接追究はしていません。
「動物実験しているメーカーの化粧品は購入したくありません」とははっきり伝えたし。
ひとりで企業や団体とと闘う気迫と根性は残念ながらわたしにはありませんが、より多くのひとがこの問題について思いをめぐらせてくれたらなら、心強いのにな、と思います。
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