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2018年09月28日

妄想・コンサルティング・ファームでのAI使いどころ

先日、人手不足について考えてみたので、引き続きそのネタで。
人手不足時代が来た実感はある。コンサルティング・ファームの売り物の一つには、AIを使った業務効率化が普通にある。

そんな状況なのに、なんでこんなにアナログな仕事の仕方してるんだ…?と思うことがある。
でも、時々、「なんでこんなアナログな仕事してるんだっけ」と思うことがある。

働き方改革だけでなく、AI導入改革もした方がいいのでは? とちょっと思ったので、こんなAIがあったらいいのにの妄想を書き連ねてみた。
1.スライド単位でのアセット検索機能
 コンサルティング・ファームにいると、とにかく大量のパワーポイントを書く。そしてそれらの資料は資産として会社に蓄積されていく。会社として作り上げたビジネス・モデルであったり、どんな業種の会社にどんな分野のコンサルティングを行ったかであったり、市場分析の内容は社内でどんどん共有されていく。世界中のコンサルタントがパワーポイントを書きまくっているので、凄い量があるはずだ。
 さて、一方、今まさにパワーポイントで資料を作ろう! としているコンサルタントは考える。「こういうメッセージをクライアントに伝えるために、こういうデータはないだろうか…」
 例え、社内のデータベースにあったとしても、見つけるのが今は容易でないのが現状だ。
 社内資料の多くは、業種やコンサルティングの分野で検索はできるけれど、「こういうメッセージをクライアントに伝えるために、こういうデータはないだろうか…」という検索に全く対応していない。どういうデータを使った資料なのかは開いてからのお楽しみ、というわけだ。

 とりあえず、全社で共有されている資料は、ページごとに検索タグをつけ、「こういうメッセージをクライアントに伝えるために、こういうデータはないだろうか…」にAIで対応してほしい…と思う。もちろん、検索タグはAIが自動で付けてくれる仕組みだ。資料の各ページに載った文章と画像を自動で解析して、人間がつけるよりも適切なタグをつけてくれたら…


2.会議の発言の文字起こしからの…
 会議での発言を、とりあえず一字一句、文字起こししてくれると非常にありがたいと思う。
 今の技術だと、収音マイクで複数人の声を拾ってしまうと聞き分けが難しく、会話の途中で言語が切り替わってしまうと対応できない等の問題はあるが、特定の文章を数分読みあげさせて個人別の音声モデリングを行ったうえで、口元にマイクをつけて発言すれば、かなりの精度で文字起こしができるそうだ。

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 さっさと、これを使えばいいのではないかな、と思う。
 会社にいる間、ずっとヘッドセットをつけていろとは言わないが、会議中はヘッドセットが標準装備。特定の文章を数分読みあげさせて個人別の音声モデリングを行い、こちらは会社のDBに登録しておく、とすれば、簡単に文字起こしはできるのではないだろうか? 何でできないのだろう? 個人情報の問題か?

 リアルタイムで文字起こしができたら、きっと会議がスムーズに進むようになる。
 例えば、コンサルタントが良く使うホワイトボード。話ながら、構造を整理していくのだけれど、殴り書きなので可読性にかなり個人差がある。また、口述した内容を全て書きだすわけではないので、慣れない間はよく、大事なポイントを落とす。
 たとえば、普通のホワイトボードとして使えるが、どこかでボタンを押しながらしゃべると、指定した場所に文字がどんどん口述通りに起こされていけば、構造の整理がとても楽になる。その文章を消したくなったら、専用のホワイトボード消しで擦って、マーカーで引いた線と一緒に消してしまう。
 誰か開発してくれないだろうか…

 さらに、文字起こしした内容は、AIが書き換えて、議事録をまとめやすくしてくれるといい。
 口語を直してしっかり議事録を書くと結構時間がかかる。そこだけでも無くしてくれると、切り張りで議事録を作れるようになるから、絶対に楽になる。

 もっとAIが賢くなれば、話の内容を勝手に整理して、議事録を起こせるようになる日が来るかもしれない。
 機械が書いているから、たぶん忖度もなし。書き漏らしもなし。だったらいいのにな、と思う。


3.文章の自動改変機能
 小さなことだけれど、もうちょっとAIが賢く文章の自動改行してくれないかな…と思うことがある。
 単語の途中で改行されたり、最後に一文字だけ改行されたり。見栄えが悪いので、結構手間をかけて最後に直している。
 このあたりの手間が省けるようになるといいのにな、と思う。

 もっとAIが賢くなって、要約機能とか、文章の合成機能とかがあるともっと手間が省ける。
 資料を書いていてよくあるのが、「前にたくさんしたこの資料の中から、この部分だけをこの小さなスペースで再掲したい」というもの。補足部分を削って、一番大事な部分だけに文章を書き替えるわけだけれど、これが自動化すると手間だけでなく、コンサルティングの質も上がる気がしている。往々にしてコンサルタントは、ひとつの論点について凄い情熱とかなりの時間を割いていろいろなことを考えるので、つい余計な情報まで盛り込んでしまう病にかかりやすい。あとで上司に資料を確認され「これは要らんだろ」と言われて削るのだが、そんなコンサルタントあるあるがAIの力で減ると、業務効率は上がると思う。


 

書いてみて気づいた。1.は会社全体の仕組みだが、2.はチーム、3.は個人でもできる取り組みだ。
とりあえず、3.ができるようなソフトウェアがないか探してみようかと思う。
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