サラリーマンまんが道

男は黙って深夜食堂

サラリーマンのみなさん、こんばんは。
皆さんは、人の憂いを知る心を持っていますか？
サラリーマンたるもの、人情の機微を読めなければなりません。

そんなみなさんにおススメなのが、本日のサラリーまんが深夜食堂です。
テレビドラマもやっていたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

真夜中から朝が営業時間の食堂。
基本は豚汁定食一品ですが、お客さんからのリクエストで作れるものなら何でも作る、そんな食堂です。
その食堂に集まる客たちの人間ドラマを、毎回一品の料理をまじえて一話完結で描いてます。
一話１０ページ程度ですが、人間臭さが溢れる、数学では割り切れない人の感情が表現されています。

（あらすじ）
「営業時間は夜１２時から朝７時頃まで。人は深夜食堂って言ってるよ。」
深夜食堂に来る名の知れたヤクザ者、彼は毎回赤いタコさんウィンナー定食を頼む。
カメラマンに連れてこられた有名グルメライター。鼻持ちならない彼だが、そんな彼もここではバターライスをおいしそうに食べる。
深夜食堂でいつも唐揚げを注文する女の子。毎回幸せそうに居眠りする裏で、辛い現実があった。
それぞれに、どんなドラマを抱えているのだろうか・・・。

サラリーマンのみなさん、狙いのあの子と飲みに行って、
「赤いタコさんウィンナーが好きなんだ」なんて言えば、きっとその子はぐっときちゃうでしょう！
そんな風に、このマンガから人情の機微を学んでください。
（明らかに間違った活用方法ですがね・・・）

深夜食堂 1 (ビッグコミックススペシャル)

さてこの深夜食堂、テレビ版もあります。
大体マンガのテレビ化は雰囲気をぶち壊すで不愉快なのですが、このテレビ版は良くできてます！
というよりも、実はテレビドラマから入りました・・・。私。
主演の小林薫さんの円熟の演技といい、脇を固める役者さん（松重豊さんとか）、音楽、映像、どれもマンガの雰囲気を壊さず、むしろより高めているといっても過言ではない素晴らしさです。
どのマンガをドラマ化する場合でも、常にこれくらい誠意を持ってドラマ化して欲しいものです。本気で。
このドラマ化スタッフは本当に素晴らしい仕事をしてる気がしますね～。拍手！！！

DVDも出てます。
シーズン１と２があって、１はレンタルで借りられます。
もしかするとドラマ→マンガの流れが、この作品はいいかもしれません。