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2015年01月29日

鬼の城(2)「備中国分寺から砂川公園へ」

b.このへん走ってて感じるんやけど、京都とちがって竹林がほとんどない、そのかわり松林がけっこう多いな、

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a.植林の杉もほとんど見かけんなあ、秋に色づき冬に葉を落とす木々ばかり、

b.そんな松林や落葉樹に囲まれたこのあたりは吉備路サイクリングコースの顔、

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a.国分寺、五重の塔を中心にゆるやかな丘陵地に松林が広がるすばらしいエリア、

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b.バスやクルマで、ここだけって人も多いっすね、

a.吉備路といえば、まずここと吉備津神社、

b.「男はつらいよ」の冒頭シーンもここでしたね、何作目やったっけ、

a.第32作「口笛を吹く寅次郎」、YouTubeにあるかなあ、

b.あったけど、こりゃなんや、YouTubeから直接買えるんか、



a.ホンマか!?

b.しかもHDリマスター版が三日レンタルなら300円、

a.びっくりしたなあ、おまけにこの画質の素晴らしさ、改めてフィルムカメラの威力を思い知らされるような、

b.そういえば、プロアマ問わず、心あるカメラマンは、昔撮りためたお気に入りのフィルムをデジタル技術で蘇らせてはほくそ笑んでるとか、

a.オレもやりたいけどカネがなあ、安くて簡単なフィルムスキャナーならあるけど、せっかくならきちんと蘇ってほしいしなあ、

b.しかし、何だかんだで、こんな時代へ突入しちゃってるんすねえ、知らんかった・・・

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a.ところで、吉備路の顔だけあって、このあたりはどこもかしこも絵になんなあ、明日香村とまた違った古き良き日本の風景、

b.明日香村とどう違(チャ)うんすか、

a.吉備路はほぼフラット(=平坦)やけど、明日香村はもっと山がちで、そこらじゅうに高低差がある、

b.高低差の有る無しで、どう変わるんすか、

a.高低差のあるほうが坂道も多くなって見晴らしもドラマチック、萩原朔太郎先生もこうおっしゃっておられる、

「坂のある風景は、ふしぎにロマン的で、ノスタルジア(=ふるさとみたいななつかしさ)の感じをあたえるものだ。坂を見ていると、その風景の向うに、別のはるかな地平があるやうに思われる。」
萩原朔太郎「坂」(散文詩集より)http://www.aozora.gr.jp/cards/000067/files/395.html#ANK3

b.しかし、ここ吉備路でも鬼の城だけは別格に高い位置にあります、やっぱりここから引き返しませんか、せっかくがんばって登っても、たちまちふもとに降りて来るんやし、

a.ほんまやなあ、ここならきつい坂もないしラクラク・・・せやけど(=だけど)、平坦コースもだんだん飽きて来た、坂道とかないと、どうしても風景が単調に流れるしなあ、楽すぎて走った感もないし、

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b.じゃあ、やっぱりこっから目指しますか、鬼が住むと言われる山城を、

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a.うむ、五重塔裏手の丘を抜け、道なりに北上すると、正面に松林のような砂川の堤防が見えてくる、鬼の城はこの川の源流あたりにあるはずや、

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b.しかし、この砂川公園デカいな、それにセンスええなあ、

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a.どのへんが、

b.ふつう河川工事はそっけないコンクリやけど、ぜんぶ自然石つかってるし、川底をなぞる曲線も美しい、それに樹木も自然に生えてるようでさりげない、なにより広々してて自由度が高い、

a.ああ、そう言えば思い出したけど、鬼の城(オニノシロ)の正式名は、「鬼ノ城(キノジョウ)」、「温羅(ウラ)遺跡」ともいうらしい、

b.ここからだいぶ登るんすか、その城まで、

a.クルマで行けるからずっとアスファルトなんやけど、ここ砂川公園が標高40mで鬼ノ城(キノジョウ)が340mやし、300m登ることになる、

b.300mか、なんか気持ちが乗らないっす、この砂川公園だけでもじゅぶんやないすか、

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a.ここも確かにええけど、そんじゃあわざわざ庭瀬まで輪行した甲斐もねえし、

b.まあそりゃそうやけど・・・

a.しかし、広い公園やなあ、ここ岡山県総社市は橋本総理の地元やし、そのせいかなあ・・・かなりカネつぎ込んでるで、

b.片田舎の公園とは思えないほどの広さと細(コマ)やかさ、しかし、何だかんだでとうとう公園の端っこまで来ちゃいました、登るのか登らないのか、決断をおねげえしますだ、お代官様、

a.なんかそれらしい山道が見え隠れしてんなあ、でも路面えらくなめらかやし、クルマもそれほど走ってねえ・・行くしかないやろ、ここまで来たら、

b.ほんじゃあ、気合い入れてじわじわ登っちゃいましょう、鬼の城へ向けて、

a.うむ、やっと腹もすわってきた、いざ敵の本拠地に乗り込むぜよ・・・

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2015年01月20日

鬼の城(1)「霧の赤磐から晴れの庭瀬へ」

b.さて、岡山シリーズ1回目は熊山、2回目は、

a.鬼の城へ行ってみよう、高校の時に一度行ったきり、もう40年もむかしや、

b.鬼の城っていうと、帝愛グループ地下強制労働施設みたいなもんすか、

a.バカを言うもんぢゃあない、見当ちがいもええとこや、地下でもないし、誰も無理やり働かされてねえし、

b.じゃあ、帝愛の裏カジノみたいなもんすか、

a.カジノじゃねえし、ひと球4千円、悪魔のパチンコ台「人食い沼」もねえし、

b.じゃまあ、とにかく出かけてみますか、しかし、深い霧やな、

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a.霧の朝は必ず晴れるっていうけど、ホンマかな、

b.前回も登場した下水処理場「山陽浄化センター」、この町には他になんか無いんすか、

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a.おいおい(=だんだん)分かってくると思うけど、ホンマこれしかないんや、って怒られるわ、

b.ここから輪行すか、JR山陽本線「瀬戸駅」、

a.寒いし遠いし、庭瀬駅までワープや、

b.瀬戸駅から下りの西行きで7駅目、約30分で庭瀬の駅に到着、すっかり霧も晴れました、でも、このあたりやったら、わざわざ電車使わんでも余裕で往復できそうな、

a.いや、これから北上して、山の上へ登ってくし、そんでや、

b.鳥居がふたつ池の中に、とても城には見えんけど、

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a.かつては庭瀬城があったらしい、ここ一帯は水はけの悪い低湿地帯、足場の悪い沼地にわざと城を建てて、防御力を上げてるんや、

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b.難攻不落の人食い沼か、

a.とんでもない性悪(ショウワル)さ、人食い沼だよ、こいつは・・・しまいに怒られるわ、近所の方(カタ)に、

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b.しばらく進むとまた城跡、石垣も残ってるし、こっちの方が城らしいな、

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a.昔はふたつでひとつの城を成してたようじゃな、こちらに研究論文みたいなくわしい説明があるでよ、

http://www.geocities.jp/qbpbd900/natsukawaniwase.html


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b.して、我々はいずこへ参(マイ)れば、

a.この水が流れ下って来た川の上流へ向かおう、鬼の城はその先にそびえているはず、

b.なんか、RPG風やな、



a.庭瀬の町をあとにして足守(アシモリ)川にそって北上すること20分少々、山陽自動車道の高架を合図に足守川と分かれ、吉備路サイクリングロードを西へ、

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b.広々した田園風景すね、

a.左前方は全国で4番目、立ち入り可能な古墳では日本最大となる造山(ツクリヤマ)古墳、

b.なるへそ、目をこらすと前方後円墳の側面が、

a.そのふもとには、なぜだか乗馬体験ができる吉備路若駒牧場も、

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b.しかし、考えてみると、我々の住んでる赤磐市にもでっかい両宮山(リョウグウザン)古墳を筆頭にあちこち古墳だらけやし、古代はかなり栄えてたんやなあ、

a.赤磐には備前国分寺、ここ吉備路には備中国分寺、ふたつを結ぶ東西のラインはむかしから恵まれた土地柄なんやなあ、

b.かつては山陽道が走り、現在は山陽自動車道が走ってるしな、けど、それにしては田舎過ぎるような気もするけど、

a.若者たちの多くは近畿や首都圏など大都市へ流れて行くしなあ、中小地方都市の宿命や、でもそのぶん道は空いてるから自転車天国、

b.たしかに、近畿から引っ越してきた自転車乗りにとって、この広々感はぜいたく極まりない、

a.あえてサイクリングロード作らんでも、そこらじゅう、そのまんまサイクリングロードやで、

「自転車が のびのびできる 地方都市」、



2015年01月15日

熊山(4)「ええながめや」

b.8割がた登ってくると、空の割合もふえて道も明るいなあ、

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a.もうちょっと登ると、右手に池が見えてくるけど、どうしょうかなあ、チャリ乗ったまま入れんしなあ、

b.良い池なんすか、

a.池にも色んなんがあるけど、コレはすがすがしい池や、風通しも日当たりも水の色も良い、コレで見晴らし良かったら最高やな、

b.しかし、いきなり止まってなんすか、池はもっと先やのに、

a.ずっとミドリの葉っぱ見てないんで、ありふれたこの葉っぱがえらい新鮮に見えたんや、

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b.そういえば、樹木は葉を落としてるし、落ちた木の葉は茶色ばっかり、

「冬枯れに ミドリの葉っぱ ありがてえ」、

a.なんか早いとこ展望台に行きたくなったし、池は立ち寄らんと直行するで、

b.駐車場に自転車置いて、御神木(ゴシンボク)のような杉木立の森をしばらく進むと、あっコリャすごい見晴らし、文句なしや、

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a.いちばん奥が瀬戸内海に浮かぶ小豆島(ショウドシマ)、さらにずっとその奥、かすかに四国の山並みも見えてんなあ、

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b.コレがさっき登る前にもながめた吉井川か、

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a.こっからやと、蛇のようにうねうね曲がりくねってんのよう分かるなあ、

b.いちばん手前の橋が山陽新幹線、そのむこうが国道2号線、

a.で、川の左手に長船の町が広がってる寸法や、

b.いちばん奥は島のようやけど、

a.いまは陸つづきの児島半島、でも太古(タイコ=おおむかし)は海に浮かぶ島やったらしい、

b.豊島(テシマ)?

a.児島(コジマ)だよっ!



b.30年にわたる長い京都暮らしに終止符を打って、これからここが俺たちの遊び場になるんか、

a.うむ、穏やかなええ町や、

b.雲は多からず少なからず、大気は澄んでPM2.5もなく、

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a.これがあるから熊山は止められんなあ、

b.あの谷底を吉井川が流れてるんか、こっからは見えへんけど・・・

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a.そして、これが有名な熊山遺跡、

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b.UFOの発射台という説もあるそうですが、

a.だとしたら、ずいぶん小型の原付クラスやな、

「チョイ乗りの 原付UFO 熊山へ」、

b.でも、原付UFOっていったいどっからやって来るんすか、

a.メキシコのマヤ遺跡と行ったり来たりしてるらしい、このオイチャンがそう言うてんで、

驚愕!赤磐市山中にピラミッドの謎を追え?!

「UFOで マヤ・熊山の シャトル便」、

b.UFOやったら数秒で行けるんすかねえ、

a.いや、いくらなんでも秒じゃ無理やろ、カップヌードルやないけど3分くらいかかるんちゃうか、

b.さて、駐車場へもどったところで、あとは日当たりの良い南斜面を下るばかりか、

a.しかし、その前にちょっとここへも立ち寄りたい、

b.わき道の先に新しい展望台か、

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a.ここは駐車場もないし、あまり立ち寄る人も居てへんけど、松林がメインでさっきとまた違った魅力がある、

b.これが展望台からのながめ、前方に見えてんのは湖かなあ、

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a.そんな風に見えるけど、ホンマはもう瀬戸内海の一部、かつて大量の鉄鉱石が積み出されて行った片上(カタカミ)湾や、

b.ああアレか、岡山を代表する有名なサイクリングロード、片鉄(カタテツ)ロマン街道、その南端(ナンタン=南のはしっこ)あたり、

a.片上(カタカミ)鉄道は大正末期から昭和中期にかけて、北の柵原(ヤナハラ)鉱山から鉄鉱石を運びまくったんや、役目が終わって今じゃ自転車道やけど、

b.鉄道の前はトラックですか、

a.バカを言うもんぢゃあない、高瀬舟に鉄鉱石つんで吉井川を下ってたんや、むかしは吉井川といえば高瀬舟の時代、修学旅行もこれで川を下って、帰りは上流まで船を引っ張って行ったそうや、

b.ところで、こんな中途半端な場所で熊山の旅をしめて良いんすか、

a.ええわけない、けど正直な話もう写真が無いんや、きっとこのあとは、寒さと疲れで、カメラどころやなかったんや、

b.じゃあしゃあないな、次回はどこへ旅しましょう、

a.そうやなあ、次回も風の吹くまま気の向くままや・・・



YouTubeでこするほど観た「逆境無頼カイジ破戒録編」全26話。さいきんじゃBGM代わりに音だけ流し聞いたりしてる。さてきょうも坂崎のおっちゃんの声でも聞こうかとYouTubeにアクセスしたら、いきなりコレが流れてココロに電流走ってもうた。美心(ミココ)の誕生日は絶対これや、これで決まりや!!

坂崎「カイジ、こりゃわしらだけの曲やない、聞かにゃならん、みんなして聞かにゃならんのや、至福の傍観者、遠藤はんもあんじょう聞きなはれ、ええ曲や・・・」



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2015年01月09日

熊山(3)「さあ登るで!」

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b.ずいぶん登ってきましたね、

a.しかし、これは見せかけの熊山、この坂を下ったちょっと先から本番の登りが始まるでござる、

b.しかし、熊山ってなんか取り留(ト)めない(=つかみ所のない)山っすね、

a.ほんまや、じっさいは熊山だけとちがって、いくつかの山が合体して大きな塊(カタマリ)になってるんや、それを総称して熊山って呼んでるから、形の美しさよりも、山全体の存在感がきわだってる、

b.ところで、地元岡山シリーズの一発目がなんで熊山なんすか、

a.岡山県は4つのパーツから出来てて、北部全般は「美作(ミマサカ)」、南部は3分割で、東から「備前」、「備中(ビッチュウ)」、「備後(ビンゴ)」や、そんで、備前でもいちばん存在感を発してんのがこの熊山や、

b.備前を代表する山か、でもなんか備後(ビンゴ)のほうが響きがいいなあ、

a.BINGOか、たしかに、

b.京都も丹波方面は杉の植林が多かったけど、このあたりは葉を落とす木々ばかりやなあ、枝だけの森も変化があって楽しいな、

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a.杉はいっつも同じ顔してるもんなあ、さあ、そうこうする内に本番の坂が始まった、

b.山陽自動車道をまたいだ先に広がる池、この前方の谷を詰める(=行けるとこまで行く)んか、

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a.うむ、この池にそそぐ渓流を左に見ながら谷を詰めて、この切り通しをぐいっと回って、

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b.ああ、きっついなあ、景色も単調やし、

a.でも路面はぜんぶ舗装してるからずいぶん走りやすいやろ、

b.おお、そんな苦しい思いをして登ると、こんなちょっとした見晴らしもありがたいなあ、

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a.いちばん手前にさっきの池と山陽自動車道が見えてる、

b.木の枝ぶりと空のコントラストも最高ですね、

「葉を落とし そら茂(シゲ)らせる 冬の枝」、

a.なおもうねうねと、地味きっつい坂道が続いてんなあ、

b.池から続く直線の坂道が今から思うといちばんきつかったなあ、

a.うねうねしてると気分的に楽やな、あのカーブまでとりあえず登ろうって目安があって、直線やと気分的に区切れんしなあ、

b.分割払いみたいなもんすか、

a.「きつい坂 リボ払いなら 登れるよ」、

b.ホンマかいな、

a.おお、とつぜん視界がひらけたぜよ、

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b.さっきよりずいぶん登ってんなあ、左手の山に一筋の白い線が見えてるけど、

a.巨大養鶏場やなかったかなあ、

b.ダメモトで調べたらホームページありやしたぜ、社長がニワトリだっこして笑ってますねえ、きっと儲かってるんやなあ、

a.左手前にもでっかい工場が見えてんなあ、

b.あれは、NTN赤磐製作所の巨大工場すね、

a.なに作ってるんや、

b.日本を代表するベアリングメーカーすね、ハヤブサ2号にも使われてるそうです、

a.昨年12月に打ち上げたから、今ごろはどの辺や、

b.さあ、えらい遠くまで行ってるんちゃいます、

a.宇宙か、

b.一句どうぞ、

a.そういわれても、宇宙は広すぎるしなあ、とりあえず、

「宇宙でも 回ってるんや ベアリング」、

b.じゃあ地球に暮らすオレらも、

「地球でも 回すでチャリの ベアリング」、

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2015年01月06日

熊山(2)「これが熊山(クマヤマ)か」

b.下水処理場から東へ進むこと20分、熊山の全貌(ゼンボウ=全体像)が見えてきました、

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a.いっつも感じるけど、左端の削られた山肌が痛々しい、

b.ザックリいかれてますね、今も採石してんのかなあ、

「けずられて はだ痛むんか 熊山君」、

a.それだけやない、外から見ても分からへんけど、山陽自動車道が腹ん中、貫通してるんや、

「痛むんか 腹つき刺さる 自動車道」、

b.ところで、正面にはキリンビールのどデカい工場が、

a.まるでふもとで醸造して熊山に奉納してるようや、

「熊山に ささげるビール 磁石入り」、

カイジ 「おっちゃん、気は確かか、磁石を仕込んだゴトビール神様に奉納してどうすんだよ、バチ当たっても知らねえぞ」、

(ゴト=パチンコ店内での不正行為)

坂崎 「罪も罰も知ったことか、今はとにかく勝つッ、勝つことだけや」、

意味不明の読者は8分30秒より参照のこと!!


b.熊山のあの採石場をバックに小学校か、でも、いいんすか中通っても、

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a.だいじょうぶ、なんかここ通り抜けるといつもエエ気分や、子供たちからプラスのオーラもらうんかなあ、

b.岡山市立千種(チクサ)小学校、校舎と校庭の境目を田原用水っていう吉井川から引き込まれた農業用水が流れてるんか、校舎うらての小高い丘も風情あんなあ、

a.ウィキペディアによると、アユモドキを世界で初めて人工孵化(フカ)させたんやって、すげえな、

b.教育目標は、「あかるく やさしく たくましく」、まあそりゃそうやけど・・・

a.ひとひねり欲しいなあ、なんかええのないかなあ・・・はい、小遊三(コユウザ)さん、

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「あかるく やさしく あゆもどき」、

b.そのまんやないすか・・・ところで、このへんで奈良東大寺の大仏殿に使う屋根瓦が作られたってホンマすか、

a.ホンマや、なんの変哲もないこの雑木林の上で、大むかし作っとったんや、その遺構(イコウ=当時の現場)が今も残ってるそうやけど、

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b.行ってみますか、

a.ココロがもう熊山に向かってるし、今回は素通りや、

b.熊山(クマヤマ)のふもと、吉井川の川ぞいにやってきました、さすが岡山県を代表する河川のひとつだけあって堂々としてますね、赤い橋の向こうに見えてんのは、大学かなあ、

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a.バカを言うもんぢゃあない、あれはメチャ賢いお子さまだけが入学を許されたエリート進学校や、

b.帝愛グループのエリートコースを歩む、いや歩むはずだったあの一条店長もここの卒業生って、ホンマすか、

(8分から〜 帝愛の若きエリート一条の回想シーン)


a.バカを言うもんぢゃあない、あれは岡山県を代表する進学校、中高一貫の岡山白稜(ハクリョウ)や、

b.みんな賢いんすか、

a.あたりまえや、校舎の壁からメラメラと、銀白色のかしこいオーラ出てるやろ、

b.そうすか、自分にはなんも見えへんけど・・・

ルートマップはこちらから
https://mapsengine.google.com/map/edit?authuser=0&hl=ja&mid=zgAV81CNBpWw.kf1Daz48M7fU

2015年01月02日

熊山(1)「両宮山古墳からスタートや」

b.さて今年からいま住んでる岡山県赤磐市を中心に日帰りサイクリングを始めるわけですけど、

a.なんかあまりに地元なんで緊張すんなあ、

b.まあそう言わんと、お気楽に新年一発目をどうぞ、

a.岡山といえば長船(オサフネ)、長船といえば刀剣(トウケン)と備前焼、

b.なんでそうなるんすか、長船(オサフネ)以外にもいっぱいあるけど、

a.長船(オサフネ)が今いちばんのお気に入りエリアやさかい、自然にそうなるんや、

b.長船といえば軍師官兵衛ゆかりの地では、

黒田家”礎(いしずえ)”の地『備前福岡』(瀬戸内市ホームページより)

a.うむ、官兵衛のひいおじいちゃんがびわ湖からここへ移り住んで、黒田家を興(おこ)したそうや、ところで、うすくちしょうゆで有名なヒガシマル醤油の本社工場はどこや、

b.兵庫県たつの市じゃないすか、

a.うむ、ほんできょう登る熊山は、ヒガシマル本社工場から直線で何キロ離れてるんや、

b.40キロちょっとくらいかなあ、

a.・・・

b.どうしたんすか、

a.熊山(クマヤマ)をさかいに醤油が濃い口に変わるそうや、テレビでやってた、ふもとの醤油屋さんが言うてたし間違いないやろ、

b.しょうゆの味を変える力があるんすか、この熊山(クマヤマ)には、

a.バカを言うもんぢゃあない、

b.そのふもとの醤油屋さんは、こいくち・うすくち、どっち?

a.ウェブで調べたまえ、

b.なかなかセンスあるホームページですぜ、親方、この店はやっぱり濃い口ですね、やっぱり熊山(クマヤマ)パワーで、しょうゆの色まで変わるんや、

a.バカを言うもんぢゃあない、

b.なんすか、その言い方・・・

センスが良くて商品バリエーションも豊富な鷹取(タカトリ)醤油さんのホームページ

a.名物はブログやクチコミでじわじわ人気となった醤油ソフトか、

b.もう食べたんすか、

a.何度もヨコ通ってるけど、なんか止まりづらい、スピードにのってるし、なんか気恥ずかしい、

b.今回熊山はこっちから登るんすか、

a.いや反対や、北側から、でも登ったあとこっちに降りて来るし、帰りはきっとここ通るはず、

b.そんじゃおもむろに(=ゆったりと)行きましょうか、岡山県赤磐市を起点とする最初の旅、

a.どこを起点にするかなあ、

b.備前エリアで最大の規模を誇る両宮山(リョウグウザン)古墳はどうすか、

a.うむ、それにしよう、

b.これはなんすか、

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a.古墳から流れ出る両宮川にそって山陽自動車道をくぐった、その先にある山陽浄化センター、

b.最初の一枚が下水処理場かあ、なんか弾(ハズ)まんなあ、

a.しゃあないやろ、田舎なんやし、京都の嵐山みたいにいくわけないやん、しまいに吉幾三(ヨシ・イクゾウ)流すで、



b.ハイウェイバージョンもありやしたぜ、親方、



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