単焦点中心のペンタックスユーザーやけど、この望遠ズームだけは、ずっと前から気になってたもんで、自分へのクリスマスプレゼントということで、
「気にな
ってた」といいますと、
フィルム時代のAFレンズも使えるようにとの配慮もあってか、ペンタックスさんのレンズは、ボディ内の強力モーターで駆動する、ひと昔まえの牧歌的なAF方式が多いんやけど・・・この望遠ズームは、動画撮影でも駆動音が気にならない、静かで素早いAF方式を新採用、高画質を維持しながら徹底的な小型軽量化をはたし、タフな使用にも耐える防塵防滴(ぼうじん ぼうてき)仕様でいながら、庶民でも何とか手が出せるような価格にきっちり収めてきたという、いくつもの魅力が重なり合ったレンズなわけで、
価格的に見ると、入門的な望遠ズームという印象ですけど、今年世に出た、APS-C一眼レフのフラッグシップ(最上位モデル)、PENTAX K-3 Mark III(ケースリー マークスリー) の貸し出しサービスにも選ばれたレンズなんで、会社としてもかなりな自信作ってことすね、
ペンタックスさんが何気にエラいのは、初級クラスのカメラやレンズでも、基本性能をより高めに設定してる点で、このレンズも、当然のことのように防塵防滴(ぼうじん ぼうてき)仕様で、入門レンズ的な価格設定ながら、その写りやAF性能は、他社の中級モデルか、場合によってはそれ以上いけるんちゃうかと、
望遠鏡メーカーからスタートして、現在も数々のモデルが作られてるだけあって、そこでのノウハウが、このレンズにも生かされてるのかも、
事実、リコー・ペンタックスさんには、双眼鏡・望遠鏡だけで7種類ものラインナップがあり…
https://ricohimagingstore.com/pentaxbinoculars.html
ありそうやな・・・しかも最短撮影距離が短くなったんで、ボケ味にも気をくばり、望遠マクロ的な撮影も楽しめるし、前回のスライドショーにも使った、16-85oの高性能ズームと、大きさ重さとも、ほぼ同じなわけで、高性能な望遠ズームをお散歩気分で持ち出せるのは、ホンマありがたい、
ところで、より小型化するために、沈胴(ちんどう)式を採用してるんですけど、面倒くさくないんすか、
たしかに、撮影のたんびに、側面のボタンを押して、レンズを繰り出して撮影開始となるんで、ひと手間かかるんやけど、それすら楽しいというか、
どういうことすか、
軽量化のためにプラスチックも多用されてるけど、剛性感がとても高い造りなんで、側面のボタンを押してロック解除後、レンズを55oまで繰り出して撮影OKの位置まで来ると、ボタンが再度ロックされて「ミチッ」と、気持ちの良いクリック音がして、さあ写そうという気分を高めてくれるし、レンズをしまうときも、同じように「ミチッ」とええ音がして、レンズが小さくまとまってバッグに収まるんで、これもまたええ感じ、
じゃあ、安っぽさはぜんぜん感じられないと、
それどころか、リコー・ペンタックスさんの新時代を感じさせる実力派のレンズってことが、すぐ実感できるはず、
ちなみに、新方式のAFなので、旧機種では使えないケースも出てくるそうですが、2013年に登場した愛機 K-50でも、ファームアップさせれば、問題なく使えるのは、庶民の味方というか、この辺もありがたいすね、
職業カメラマンや上級国民が、とてつもない金額のカメラやレンズを、バンバン買いそろえ、どんどん買い換えるような世界とは、一線を画している点で、リコーペンタックスさんは、どこまでも庶民に優しいというか、分け隔(へだ)て無く接してくれるというか・・・もっとも、現行のフラッグシップ機 K-3 Mark III は、 いまだかつてない素晴らしいファインダー像を実現するため、ペンタプリズムのガラスに予想外の開発・製造コストがかかって、思いのほか高額にはなってるけど…
リコーペンタックスさんのカメラといえば、RICHO GRシリーズも、売り上げの大きな柱になってますが、ここでの開発秘話もじつに興味深く、10万円台前半という価格設定も、もうけギリギリってことが、よう分かりますね、
話題の少し前から再生されます
というわけで、今回はそんな高性能望遠ズーム、HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR REを、あえて8年前に登場した入門機 K-50に装着して、スライドショーを作ってみました。ちなみに、撮影当日は、強風で時雨(しぐれ)気味の荒れもようでしたが、レンズ同様、K-50本体も、何気に防塵防滴仕様で助かりました。
楽天市場
ペンタックス HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE 価格:44,753円 |
タグ:ペンタックス