どうせなら大きい方が見栄(みば)えがするんで、こっちに代(か)えてみた、
しかも今回は、16:9 のフルサイズ画面のタテ置きなんで、なんかえらい細長くないすか、
前回26インチの時は、生まれて初めての大画面タテ置きやったから、4:3 より細長くなると、もう違和感があったけど、だんだんと目が慣れてくると、日本画の掛け軸やないけど、どんなに細長くなっても平気になってきて・・・それに、これだけ広いと、3対2のオリジナルサイズも余裕の大きさで鑑賞できるし、
まあ、せっかくなら、画面をフルに使った方が、タテ位置写真も、より迫力が増しますけど、
32インチになると、画面サイズも、タテ69センチ、ヨコ39センチやもんなあ、たまに見るテレビは小さいのにして、大画面のほうはタテ置きにするほうが、なにかと日々楽しい、
ちなみに、32インチテレビで、3対2のオリジナルの画像を表示すると、どれくらい大きさになりますの、
左右に2センチずつ余白をとって、ヨコ35センチ、タテが53センチ、
しかし、実際のところ、この大画面でも、最低200万(1920×1080=2073600)画素ちょっとさえあれば、しっかり写るのも、ありがたいもんすね、
ほんまや、200万画素といえば、そうとう昔のデジカメ画像でも、画面いっぱいに写しこめるもんなあ・・・実際やってみたけど、そりゃスゴい臨場感、
ところで、話しは変わりますけど、新型の RICHO GRVx・・・予約した人々は、手元に届けられて、この週末は、幸せなひとときを過ごしたんちゃいます、
ええもんやなあ、こっちはこっちで、KPのシャッターボタンがシブくなったんで、あさって初めて修理に出すことにしたけど、
最近の修理って、めちゃラクになってるんすね、
インターネットで申し込むんやけど、あれこれ故障の状況など記入すると、クロネコヤマトさんが家まで取りに来てくれて、その場で箱詰めしてくれるんで、こっちはただ、カメラを渡すだけでええんや、
こういうのって、新製品の購入とはまた違った喜びというか、愛機が元気を回復してもどって来るのを楽しみに待つのもええもんすね、
親指をあてるラバーの接着もゆるくなって浮いてきたんで、これも直してもらうことにした、
で、いくらくらいかかりますの、
ネット見積もりによると、2万円もかからへんけど、念のため 33,000円以上かかる場合は、修理しないで返却してもらうようにした、
その場合は買い換えすか、
中古のK-70なら、4万円台からあるしなあ・・・この機種だけに付いてるバリアングル液晶も、マクロ撮影とか、なにかと便利やし・・・もっとも、KPは、デザインや大きさもふくめて全てがしっくり来てるんで、このままが1番ええねんけど、
他社製品は興味ないんすか、
無いわけ無いやろ、出来れば古今東西の名だたるカメラやレンズに、全身うずもれて暮らしたいくらいや・・・すべてのカメラ愛好家がそう願っているように、
ところで、節約生活ということで、GRVxはあきらめて、APS-Cの一眼レフにはめると、ほぼ同じ画角が得られる RICHOさんの28oオールドレンズを買うとかいう話は、
二転三転して、けっきょく6千円で、PENTAXの135oを購入した、
6千円は安いっすね、
このあたりの画角は、もともと人気ないんやけど、いざAPS-Cの一眼レフに装着すると、200oの本格望遠になって、これがまあ、想像以上の写り・・・それに加えて、作りのいいフォーカスリングを自分で回してピント合わするんで、このゆったりした時間の気持ちええこと、しかも、昭和からタイムスリップしてきたみたいに状態も良く、とどめは270グラムという、日々持ち歩けるような軽さ、
これって、海外のPENTAXユーザーさんが、YouTubeでオススメしてたんすね、
そう、たまたまこの動画に出会ってさっそく購入を決めたんやけど、ペンタックスさんに限らず、世界中で昔からずっと愛され続けてる日本のカメラって、おなじ国民としても、なんか誇らしい気分やなあ、
135oレンズの部分から再生されます。ちなみに内蔵式フードは少し頼りないので、ハクバさんの標準レンズ用メタルフード(49o径)を装着することにしました。これでも、内蔵式フードより長さがあります。
ほんでもって、そのレンズで映したのが次の動画ですか、
ニュータウンの高台から、タテ位置撮影で小刻みに何枚も写して、超横長のパノラマ写真に合成、それをただ左から右へパン(画面移動)するだけという、いたってシンプルな作り、
なんで、モノクロでさらにアニメ調なんすか、
実写のままやと、ちょっと生活感がありすぎるんで、音楽とのバランス上、もうすこし抽象的な絵にしたかったんで、
日常生活の淡々とした気分の中で、おなじ音型を何度もくり返すこの曲と、同じような家並みが、どこまでも続くニュータウンの風景か・・・確かになんか、通じるところがありますね・・・しかし、音楽も動画も単調すぎて眠なってきますわ、
この曲の第1楽章は、通奏低音のビートに乗っかって、リズミカルに演奏するのが、いちばん無難な解釈ですけど、この演奏は真逆で、あえて拍節(ハクセツ)を強調しないで、通奏低音までも流れるように歌うことを大事にしていて、結果、リズムの乱れはたまに起こるものの、それすら味わいのひとつに思えるほど、異色かつ孤高(ココウ)の名演になっとります。
指揮者 シモン・ゴールドベルグについて(ウィキペディアより)
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