そんでもって、この動画を参考に、センサーゴミを自分で取り除いたんすか、
1型センサーを搭載した高級コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)の代名詞 SONY RX-100・・写りがええし、手にしたときの質感もええし、最初からずっと気に入って日々持ち歩いてたけど、使い始めて何年目か、中央左下あたりに、ぼんやりと薄い影が映るようになって、とくに青空なんかのスッキリした絵になると、ハッキリその影がわかるんで、まるで自分が目の病(やまい)を患(わずら)ったような、つらい気分になって、
けど、ソニーさんに修理に出すと、最低でも15,000円くらいかかるんで、それなら、他社のライバル機を買って試してみるのも悪くないなあと、CanonパワーショットG9x(ジーナインエックス)を買ってみたと、
しかし、そうこうしてるうちに、何のはずみか、重くて大きい一眼レフを常に持ち出すようになって、高級コンデジは、すっかり出番を失う、
ところが先日、YouTubeで、この動画を見て、精密ドライバー1本で直せることを知り、ダメモトでやったら、あら不思議、すっかり影が消えたんで、またまたコンデジ愛が芽生(めば)えてきて、そうなると、いま使ってる、一眼レフと写りがどう違うか気になって、さっそく比較してみたところ、
ビックリしたんすか、
コンデジと一眼レフでは、さすがに違いはハッキリするはずと確信しながら、まあいちおう確認のために、同じ景色を撮(と)り比べたところ、これがぜんぜん引けをとらない優れた描写なわけで、
PENTAXのリミテッドレンズ70o
Sony RX-100
たまたま偶然、そういうなったとか、
まあまだ、この2枚の比較だけなんで、もっと枚数撮(と)らんと、分からん部分もあるけど、それにしてもなあ、こんなに小さく軽く、おまけに単焦点より画質的に不利なズームレンズで、ここまで健闘するとは、
で、具体的には、どうちがうんすか、PENTAXの70oリミテッドレンズと、くらべて、
同じ景色をほぼ同じ画角で写して、初めて気づく違いなんやけど、名門カールツァイスのバリオゾナーの描写のほうが、木の枝や葉っぱの輪廓(りんかく)線がスッキリハッキリしてて、色彩的にはよりあっさり味・・・日本酒でいう淡麗辛口みたいな・・・これに比べると、PENTAXのリミテッドレンズのほうは、総合力で勝負というか、どの要素も、あえて強調することなく、全体的な平均点を上げながら、ジワッと高画質を知らしめるというような・・・だもんでツァイスにくらべると輪廓線はより控え目で色彩的にはより濃いめな印象、
なるほど、どちらのレンズも、ぜんぜん違う見せ方なんで、どっちが上とかいう比較では語れないと、
じっさい、こうやってつぶさに見比べてたのは初めてだったんで、とにかく驚いた、
そうなると、RX-100も復活させたくなりますね、
そう、ステップズームで、フルサイズ換算、28・35・50・70・100oのそれぞれが選べるから、同じ景色を同じ画角で撮(と)り比べて、その描写の違いをもっと試してみたい、
ライバル機、Canon パワーショット G9x(ジーナインエックス)にも、28・35・50・84oのステップズームが選べるんで、その描写も見比べると、さらに色んなことが分かってきてオモロそうすね、
APS-Cの一眼レフがメイン機になって、今さら何やけど、1型センサーの高級コンデジって侮(あなど)れんなあと、
とりわけ、RX-100っていうのは、だいぶ昔のカメラですけど、今だに何やかんやで、話題にされてますし、やはり名機なんちゃいます、
フィルム時代は、GR初号機の28oレンズと、ツァイスの50oレンズで、京都を中心にあちこち輪行したけど、あのころ何度となく回したフォーカスリングの重厚な感触が、RX-100のレンズ回りのリングのそれと、ハッとするほど同じなんで、ああやっぱりドイツ系の物作りって、小回り効(き)かん分、徹底的に筋(すじ)を通してくるなあと、
そんなわけで、カメラ造りの現場で働いておられたこちらの管理人さんも、RX-100シリーズでこんな動画を、
じっさいのところ、GRシリーズ同様、このカメラも女子カメラあつかいされることはいっさい無いけど、この小さいボディは、むしろ女性の手にピッタリする大きさなんで、女性のカメラ選びの有力候補のひとつとしても、強くオススメしたい、
ドイツの伝統的レンズメーカーと組んだことがプラスにはたらいて、凛(リン)とした(すっきりと気高い)写りやたたずまい(外観)は、物作りのお手本みたいなとこがありますね、
とはいいつつ、けっこうセンサーゴミが入りやすい弱点も指摘されてるようなんで、やはり中古より新品で購入することをオススメします、
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