いちばん大きな理由は、ドロップハンドルの間にバッグを取り付けたんやけど、そのさい、デュアルコントロールレバーやと、左右のハンドルからシフト用ワイヤーが、内側に伸びているんで、これが邪魔をして、バッグに付いてる左右のメッシュポケットが使えないんや、
バッグってこれすか、
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プラスチック性の頑丈な取り付け台座をハンドルに固定して、バッグはワンタッチで取り外せて、ショルダーバッグとしても使えるんやけど、地味に便利なんは、上ブタが手前から向こう側に開くんで、乗ったままでの出し入れがしやすい点、
耐荷重は、何キロすか、
製品には明記されてないけど、台座をしっかり固定さえできたら、3キロくらいはまったく問題ない、
しかし、なんでこんなん買ったんすか、
せっかくなら、コンパクトカメラより画質の良い一眼レフで写したくなって、それを入れるために、
しかし、バッグじたいの重さに加えて、一眼レフに万能ズームレンズをつけたら、2s近くしますし、ハンドル、重ないすか、
たしかに、ハンドルの先に取り付けるから、よけい重く感じるし、カメラはカメラで、クッションをしっかり敷き詰めても、悪路で精密機器のガタガタするんは、どうも精神的につらいもんがあって、けっきょく今は、衣類なんかの軽量で振動に強いモノを入れるようにしてる、
ところで、Wシフトレバーで変速するようになって、ドロップハンドルにはブレーキレバーだけが残ったわけですけど、感じる変化とかあれば、
変速用の大小の部品が無くなったわずかな軽量化に思えるけど、驚くほどハンドルの取り回しが軽快になって、バッグをふくめた前からの見た目もスッキリした・・・ただ、前よりブラケットの位置が遠くなったんで、その分1センチほどサドルを前に、
ブレーキ専門メーカーだけあって、シマノさんより明らかにグリップしやすいのはさすが!
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しかし、それ以上に意外なほど優れてるのが、こちらの補助レバー・・・初心者用として軽視されがちな補助レバーですが、これを取り付けると、ドロップハンドルだけに許された安楽さというか、にぎるレバーの組み合わせで、色んな乗車姿勢が安全に取れて、キツい坂も、景色を楽しみながら、安楽な姿勢で下れますし、とりわけこの製品は、メインブレーキで使いたくなるほどの、すぐれもの!
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でも、Wシフトレバーって、いちいちハンドルから手を放して変速するわけで・・・やりづらくないすか、
まだイマイチ慣れてないし、急に登り坂とか来ると、とっさに変速できないもどかしさもあるけど、日ごろゆったり乗るにはまったく問題ないし、シフトの位置を自分で微調整するぶん、感覚がより鋭く、自分であやつってる感も強くなって、変速メカニズムの原点に立ちもどった、シンプルなすがすがしさというか・・・なかでも、微調整がやっかいで、変速プレートがチェーンに当たってノイズを発生しがちなフロントディレーラーが、一気に無音化したことは、最大の収穫やった、
ちなみに、買ったのは、変速数に関係無く使えるレバーなんすね、
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そう、シマノさんのWレバーは、2x8速と3×8速専用のインデックス付きで、変速ポイントごとにクリック感が設けてあって、レバーがキッチリ止まるタイプやけど、せっかく不便を承知なら、さらに原点回帰的なんが試したくなって・・・これなら、変速数に関係無く使えるという利点もあるし・・・まあ、どちらを使うにしても、フレームに専用台座がない場合は、この部品が必要になるけど、
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ところで、バイク乗りのヒトには想像しづらいかと思いますが、自転車ってホンマに静かな乗り物なんで、周囲が静かだと、変速機のガチャガチャ音だけでも、そうとう気になりますよね、
そう、バイクにイマイチ心が向かないのは、自転車という乗り物特有のこの静けさが大きい、
ヒト気の無い林道を走りながら、いい景色に出会ったら、立ち止まって撮影・・・このパターンをくり返してると、山の中の充実した静けさに包まれるというか、耳を澄ますと微細な音がいろいろと聞こえて来るわけで、
小鳥のさえずりだけでなく、近くや遠くの木の葉が落ちる音や、キツツキが木の幹をたたく音や、木立を揺らす風の音、湧き出す水のチロチロした音、遠くの線路を走る列車の音・・・エンジンが無い代わりに、気楽に停車できて、景色を楽しみながら、いろんな音に気づける喜びがある、
ピストバイクの時もそうでしたけど、今回も部品点数を減らしたことで、軽量化だけで無く、静音化も同時に実現できたような、
便利さに比例してメカは複雑化するけど、便利さを諦めることで得られる、すがすがしい静けさというのは、実際こうやって試してみんと、なかなか分からんもんやなあ、
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