2015年12月27日
彦根から長浜へ(5)「飽きるほど琵琶湖をながめる」
b.出番を待つヨットの帆柱(ほばしら)、
a.最高の日本晴れやけど、風が強くて無理なんか、
b.生まれて初めて、湖(うみ)から陸(おか)へ上がり、空間の広がりに戸惑っている貝、
a.単調な暮らしに飽きて、貝もようやく陸(おか)へ上がりはじめたか、
b.ここはクルマが来ませんね、昔の雰囲気も残ってる、
a.県道2号線は集落の外側を流れてるしなあ、
b.ずっとこんな感じで長浜へ行ければ、
a.残念ながら、2号線とまた合流や、
b.サカナのジャングルジム、すべり台まで付いてら、
a.曲線つかうから、作るのたいへんそうやな、
b.とうとう2号線に合流、みんなガソリン付き移動手段を用い、ひたすら目的地をめざしております、
a.ああ県道に出て急に味気なくなった、しゃあない、こんな時は必殺マンホール撮影や、
b.どちらも名作ですけど、どっちが良いすか、
a.どっちって言われてもなあ・・・まあ汚水のイメージは、ひらがなで書いた方がほんのちょっと和(やわ)らぐし、上のほうかなあ、
b.とうとう耐えきれず、2号線とお別れすか、
a.すこし遠回りになるけど、びわ湖もいっぱいながめたし、効率より味わい豊かな道がええんや、
b.「やけずこまずの いむらの里」、なんのこっちゃ、
a.案内板には「水不足でも田が灼(や)けず(=干上がらず)、洪水でも水が入りこまず」って書いてある、ようするに住むには最高の環境ってことか、
b.JRが村を貫通するマイナスを差し引いても、しっとり落ち着いた良い村ですね、それで「いいむら、飯村(いむら)」って言うんかなあ、
a.ご飯(ごはん)の心配もないしなあ、
「飯村(いむら)なら 食べる心配 おまへんで(=ありませんよ)」