2015年12月01日
安土から近江八幡へ(2)「沙沙貴神社から北へ」
b.天然素材を使ったホンマもんの屋根、
a.ニセモンなんてあん(=有る)のか、
b.神社のしめ縄とか、最近はプラスチック製のがありますよ、
a.ワラはすぐ傷むしなあ、
b.昔は、神社のしめ縄とか、それぞれの村で編み上げたんすね、当たり前のように、
a.しかし、これだけ広い境内(けいだい)なのに誰も居てないなあ、
b.「佐々木」姓じゃない我々だけとは・・・
a.ここまで静かやともう動きたないなあ、ここでずっとゆっくりしてよか、
b.そんで、折り返し京都へもどりましょうか、
a.この木もええなあ、
b.しかし、これだけ家紋に満ちた神社も珍しい、
a.「この神社 こま犬までも 家紋入り」、
b.「まったりと このままずっと 神の園(その)」、
a.まあ仕事で来てるわけやないし、すぐ京都にもどってもええけど、とりあえず駅前に向かって進もう、
b.安土保育園の運動会、
a.シーズンたけなわや、
b.「たけなわ」って神社の「しめなわ」みたいなもんすか、
a.馬鹿を言うもんぢゃあない、日本酒をつくる時、いちばん美味しい時期を「たけなわ」って言うんや、
b.神社のあとはキリスト教会、
a.戦国時代、キリスト教の神学校まであった信長ゆかりの土地なんで特別な感じがする、もちろん関係ないんやろうけど、
b.1580年、日本初となるセミナリオ(神学校)がこの近くにあったんすね、
a.おそるべき田舎やな、
b.と、おもったら今度は植え込みや石垣も立派な大寺院、
a.おそるべき田舎やな、
b.そんで、なんだかんだで安土城の山すそですけど、
a.今回はスルー(=)や、階段やたら多いし、
b.キンモクセイもたけなわ、
a.お酒と一緒でいちばん香り高い時期、
「その花は 見えてなくても キンモクセイ」