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2016年04月18日

空遍路(17)「井戸寺」

▽・w・▽ 第17番札所 井戸寺(いどじ)、徳島市最後のお寺にして、吉野川水系とも、これでお別れとなります、

(=^ェ^=) ああ、しかし、当然のことやけど、心が重いなあ、

▽・w・▽ これほど大きな災害になるとは思いませんでした、

(=^ェ^=) 自然災害が無くても、貧困や病苦におびえる世の中なのに、

▽・w・▽ 熊本のあたりへ行ったことは、

(=^ェ^=) たった一度きり、中学三年の修学旅行がちょうどこのライン上やった、

▽・w・▽ 熊本城から阿蘇山のあたり?

(=^ェ^=) うむ、阿蘇山のふもとに広がる草千里は、ミドリ1色のエエとこやったなあ、

▽・w・▽ どんな行程やったんすか、

(=^ェ^=) 長崎から雲仙へ行って、フェリーで熊本へ渡って、熊本城を見て水前寺公園から草千里へ行って、大分県の臼杵(うすき)の石仏を見て、帰りは別府からフェリーで一泊したんかなあ、

▽・w・▽ まだ新幹線のない頃ですね、

(=^ェ^=) 1973年、山陽新幹線がやっと岡山まで開通してたなあ、寝台列車で夜、岡山を出発して、朝、九州に到着という、結局あれが今まででいちばんの長旅やったなあ、

▽・w・▽ どこがいちばん良かったんすか、

(=^ェ^=) やっぱり草千里が良かったなあ、新緑の季節やったからなおさら美しかったんやろなあ、あの広々感、木が見当たらない草原っていう新鮮さもあったし、

▽・w・▽ しかし、災害が続きますねえ、これでもかと、

(=^ェ^=) 地震や津波に加えて、豪雨による局所的な災害も後を絶たんしなあ、そのたびに「平成」って年号のウラの意味を思って暗い気持ちになってしまう、

▽・w・▽ どういうことすか、

(=^ェ^=) さまざまな災害のたびに、家やクルマがぺしゃんこに押しつぶされて平らに成ってしまうという・・・阪神淡路大震災の時はこれ以上の災害はあり得ないと思ったけど、そのあと何度そんな光景に出くわした事やろう、

▽・w・▽ 話は変わりますが、ここ井戸寺は弘法大師が水に困る村民のために掘った井戸が名前の由来になってるそうです、

(=^ェ^=) じゃあ、井戸を掘る前は違う名前やったんか、

▽・w・▽ 妙照寺(みょうしょうじ)といって、聖徳太子の作といわれる七仏の薬師如来坐像で有名なそうです、弘法大師も、これを目当てにこの寺を訪れたとか、

(=^ェ^=) そのとき井戸を掘って、良質な水が湧き出して、お寺も村も、井戸寺・井戸村と名を変えたんか、

▽・w・▽ いつの世も、水が何よりも大切ということでしょうか、

「水湧いて お寺も村も 名を変える」

▽・w・▽ あと、付け足しになるけど、13番大日寺から、17番井戸寺までは五カ所参りといって、徳島市民の日帰り参拝ルートになってるそうです、

(=^ェ^=) たしかに八十八カ所全部回るのは大変やもんな、地元のお寺をいくつか参拝するんも大いにありなんや、

▽・w・▽ きっと地元の自転車乗りも、1度はあの山深き12番焼山寺に挑戦してるんでしょうね、

(=^ェ^=) 片道30キロの登りか、ちょっと自信ないけど、自分も挑戦してみたいなあ、まずは正攻法で、11番藤井寺から登って、13番大日寺へ降りていくコースにしよかなあ、




posted by なおいのおじさん at 00:43| 徳島県
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