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2016年02月12日

EW&F(アース・ウインド・アンド・ファイア)て何すか?(2)「最近わかったそのスゴさ」

b.じゃあ、アース・ウインド・アンド・ファイア(以下「EW&F」)のすごさを実感したのは、ごく最近のことなんすか、

a.うむ、ここ数年iPodで繰り返し聴いてる内に、じわじわとそのスゴさが伝わってきた、もちろん、日本中がハマった1977年のアルバム、「太陽神(ALL 'N ALL)」には正直おどろいた、でも、当時はエアロスミスとレッド・ツェッペリンを中心に聞いてたからちょっとソフトすぎる印象で、

b.「太陽神(ALL 'N ALL)」はどこがスゴかったんすか、

a.日本でいちばん流行ったのは2曲目よりも、1曲目のリズム感に圧倒された、

b.エアロスミスやレッド・ツェッペリンもそれぞれ独自のリズムを持ってるけど、

a.それとは全然異質なリズムで、どれだけ激しく鳴らしても破壊的にならないっていうか、ヒステリックな感じがしないんや、

b.じゃあ取りあえず、「太陽神(ALL 'N ALL)」の出だしを聴いてみましょう、



a.あまりにも有名な2曲目「宇宙のファンタジー」、こちらはVastStillness (ヴァスト・スティルネス)さんがわざわざ日本語の訳詞まで付けて高音質でアップロードされています、



b.ブラス(金管楽器)がけっこう効(き)いてますね、あと、ベースギターも独特やなあ、

a.そう、ブラスとベースもすごい、

b.じゃあ、「ALL 'N ALL(太陽神)」を中心に聴いてたんすか、

a.いや、むしろその2年後、1979年に登場したアルバム「I AM(黙示録)」が自分にとっては決定的やった、今ではカラダの一部分みたいになってる、

b.じゃあ、その出だしを少し流してみましょう、



音楽からすこし離れるけど、2枚とも絵のタッチが似てるなあ、

a.長岡秀星っていう日本人のイラストレーターが手がけてる、その彼も昨年の夏に他界されてしまった・・・今ごろ天国でモーリス・ホワイトと再会して盛り上がってるだろうか・・・

b.ちなみに、「ALL 'N ALL(太陽神)」のひとつ前のアルバムはどんなんすか、

a.じゃあこれもアルバムジャケットと一緒に出だしだけ聴いてみよう、



b.これも勢いありますね、

a.この三作が彼らの絶頂期といっていいと思う、

b.ところで、なんでその中でも「I AM(黙示録)」なんすか、

a.1曲ずつの素晴らしさに加えて、全曲が流れるようにつながってるから、スケールがでかい、料理にたとえると、単品じゃなくフルコースになってるんや、

b.そういえば1曲目から、間奏の部分があって2曲目へスムーズにつながってますね、

a.そう、1曲目と2曲目は間奏曲で橋渡し、2曲ともタイプが似てるから1曲のようにして聴くこともできる、

b.間奏曲もなんかカッコイイなあ、これというメロディもないけど・・・

a.ここも素晴らしい、シンプルの極みやけど、そのぶん彼らのすぐれたリズム感覚がストレートに伝わってくる、こんだけでゴハン三杯はいけるな、

b.じゃあ、その橋渡しの部分にスポットを当てて流してみましょう、

a.間奏曲は21秒から43秒の部分、時間の経過を示す赤い線にカーソルを置いておくと秒数が確認できます、



a.あと、トランペットの一音だけやけど、これがすごい存在感で、2曲目はこの一音きっかけで始まるような気がするほど、

b.どこすか、

a.51秒の終わりから52秒のあたり、

黙示録

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posted by なおいのおじさん at 09:43| 音楽
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