アフィリエイト広告を利用しています

2015年11月15日

近江八幡へ(4)「野洲川のむかしの川筋」

P9280056.JPG

b.同じびわ湖なのに、この橋わたるだけで気分が区切れる、

a.けっこう高さがあるから、自転車で登ってながめて降りるだけで、良い気分転換や、

P9280057.JPG

b.こっから湖岸道路にそって近江八幡へ向かうんすか、

a.いや、あそこはクルマが多くて騒がしい、それに景色も一本調子なんでひと工夫しよう、

P9280059.JPG

b.じゃあ、この旧野洲川にそってすこし内陸へ、

a.なんか書いてある、「人々に豊かな恵みと多くの洪水被害をもたらした旧野洲川」、

b.そんな暴れん坊には見えないけど、かつてはそうとうヤンチャしてたんすね、

P9280061.JPG

a.岡山に引っ越して気づいたけど、近畿の方がずいぶん刈り入れが早い、

b.せっかちなんかなあ、近畿の方が、

a.でも、この辺はのんびりしてるしなあ、

b.ところで、刈り入れたあとの田植えのラインってなんか味がある、基本まっすぐやけど揺らいでて、

a.うまさの秘訣はこのゆらぎだったりして、

b.そうなんすか、

a.いやなんとなく、そんな気が、

P9280064.JPG

b.この1枚に色んな要素が詰まってますね、遠くに近江富士、左手は旧野洲川の堤防、手前には天日干しのトウガラシ、

a.まだあるぞ、刈り入れの田んぼとビニールハウス、近江富士へ伸びてゆく電柱の列、

b.びわ湖周辺は干拓地が多いから、直線道路にそってこんな電柱のならびが地平線までつづいてる、

P9280065.JPG

a.「十合の池」、滋賀県守山市で最大のハス池か、

b.湧き水ですね、むかし野洲川が暴れてこのへん水びたしやったから、

「野洲川の 暴れたころの 水が湧く」

P9280067.JPG

a.これがかつての川筋、

b.なんもありませんね、まるで荒野、

a.過密な京都に暮らしてると、この広がりがすごくありがたい、

P9280071.JPG

b.これだけ広いと、畑までびわ湖の延長みたいな、

a.田植えのころは水でひたひたになるから、なおさらや、

P9280073.JPG

b.右手のピークは比叡山(ひえいざん)、京都市内からだともっと険しく感じる、

a.反対からやと別の山に見えるな、

P9280074.JPG

b.久しぶりの人工的造形物、

a.そういえば、琵琶湖大橋からずっと畑と荒野の連続、

b.高校の校舎にはすこし立派すぎる時計台、大学なんかで見かけるような、

a.おかげで校舎全体がぐっと引き締まって見える、

b.校舎側面の階段部分もさりげなくデザインされてる、

a.にくいね、

b.ここの卒業生の何名かは今ごろ、都心の一流企業で夜おそくまで働いてるんでしょうね、

a.当時は何とも思わなかったここらの広がりを、湧き水のように思い出してるかもなあ・・・

「東京で あの広がりが 湧きあがる」





posted by なおいのおじさん at 20:13| 滋賀県
<< 2024年11月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
タグクラウド
最新記事
リンク集(このブログ内)
月別アーカイブ
RSS取得