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2015年07月28日

真夏の吉井川河口へ(3)「左岸の河口あたり」

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b.この川幅を見てると、西大寺観音院がなんでこの辺にできたんか、分かるような気がする、

a.ていうと、

b.児島湾へ回り込まず、瀬戸内海へ最短距離で出入りできる、加えて、最大の幹線道路、山陽道にも近い、

a.なるほど、水陸両用の町なんで、大いにもうかって、寺院も大きくなったと、

b.おまけに吉井川の東エリアは千町平野という農業の盛んな地域、

a.そうか、海産物に農作物、さらその流通もできれば、栄えないわけがない、

b.そういえばここ乙子(オトゴ)地区はかつてウナギ漁で栄えたとか、

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a.米もウナギもとれたら、あとは醤油か、すぐ先の小豆島(ショウドシマ)が名産地やったな、ああ地元食材で鰻丼(ウナドン)かき込みたい、

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b.しかし、ここは水門がとても多いすね、

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a.すべて農業用水だから、海水が入らないよう気を使ってるんやな、

b.しまいに水門町って地名まである、

「水門が あまりに多く 町の名に」、

a.近寄りすぎて何やら分かんないけど、これも水門のひとつ、

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b.黒い青空が効いてますね、街路灯がこれほど優美に見えるのも珍しい、

a.児島半島の先端が右手に大きく見えてきた、夏の雲を背後に引き連れて、

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b.もう河口まではあと少し、

a.右岸の堤防は数年がかりの大工事で真っ白な姿に生まれ変わりつつある、それに比べると左岸は昔ながらやなあ、

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b.道にそって高い生け垣がびっしり、

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a.このあたりは風が強そうだもんな、昔からこんな防風林で村を守ってたんかなあ、

b.正面に意味ありげな大きな岩と、そこに建つ小ぶりな神社、

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a.ここまで来ると吉井川っていうより、ほとんど瀬戸内海、

b.これだけ大きな岩場に建つ神社も、このあたりじゃ珍しいっすね、かつては灯台の役目もあったのかな、

a.神社裏手の巨石群も赤外調モノクロ画像にすると、雰囲気出るなあ、

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b.トンボかなあ、空に何か飛んでる、

a.この先は大きな工場がぽつんとあって、河口の岸辺を独占してるから、ここらあたりがいちばんいい景色やもしれんなあ、

「吉井川 河口を守る 巨石群」、



posted by なおいのおじさん at 20:20| 岡山県
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