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https://www.icloud.com/journal/ja-jp/#1;CAEQARoQZERUuABtLukjz2Qbnzsg-w;D6E557F5-6975-4E7C-96E5-76BFBE1D4A26
b.現在、府道26号線の質美(シツミ)地区にいますが、
a.この日は走ることメインで、あまり写真を撮ってないから、次のめぼしい一枚といえば、長宮峠からのながめ、
b.数字ばかりでつまらないですが、いちおう、質美(シツミ)から長宮峠まで、道筋を数字で書くと、いずれも府道で、26〜521〜709となって、長宮峠は、府道709号線で福知山市と綾部市のちょうど境に位置する海抜290mのひっそりした峠です、
a.この長宮峠をこえて少し下ると、いきなり視界が開けて、この写真のように、綾部市のランドマーク(=目印になるような特徴ある地形)である四尾山(ヨツオヤマ・287.3m)が目の前に広がる、
b.このながめがあるから、きつい峠道を選ぶのか、
a.それにクルマやバイクが全然来ないから、とても静かで空気も良い、まるで自転車で舗装路を走りながら山歩きしてる気分や、
b.長宮峠を降りて若宮神社へ、
a.若宮神社から細道をゆるく下って、なんて読むんや、
b.「隆興寺(リュウコウジ)」やそうです、
a.若宮神社同様、四尾山(ヨツオヤマ)を背にして、非常に由緒ありそうなお寺やなあ、綾部西国観音霊場の二番札所でもあるのか、
b.江戸時代の領主、九鬼家(クキケ)の菩提寺(ボダイジ=一族を供養する寺院)として建てられたようですね、
a.ここからしばらくは、JR山陰本線ぞいに良い道がないか、ココロのアンテナを回転させながらしばらく走った記憶がある、
b.で、どうだったんすか、
a.意外に町やった、クルマが多かった、あまり楽しめなかった、
b.なるほど、まあ、そんなこともありますが、
a.もし、良い道が発見できたら、そのまま福知山駅まで向かったかもしれないけど、お気に入りロードが見つからなかったので、途中でルート探索をあきらめ、由良川(ユラガワ)に救いを求めることとなる、
b.由良川(ユラガワ)は鉄板(テッパン=間違いない)すからねえ、
a.おそらく舞鶴若狭道をくぐってふたつ目の川北橋を渡ったと思う、
b.そこから綾部の駅前へ折り返したわけか、
a.JRや幹線道路でにぎやかな左岸エリアに対して、こちら右岸エリアは昔ながらの田園風景も残ってるし、なにより由良川(ユラガワ)と仲良くなれそうな川ぞいの道が続いて楽しい、
b.これは由良川(ユラガワ)にそそぐ犀川(サイカワ)の河口から始まる堤防ルートですね、右手にそびえる山は四尾山(ヨツオヤマ)っすね、
a.中腹に白く見える配水タンクまで舗装路がついていて、そこから山頂へ歩いて登れるそうや、
b.左手の山並みもステキですね、
a.うむ、なんてことない地味な山並みだけど、よく見ると幾重にも重なり合って味わい深い、
b.伸び放題やった夏草もすっかりきれいに刈り取られ、
a.気持ちまでスッキリするなあ、
「夏草を刈り取り秋の堤(ツツミ=堤防)かな」、
b.こうやして由良川(ユラガワ)を流してると、四尾山(ヨツオヤマ)がいかに存在感のある山かよう分かりますね、
a.野洲川と近江富士がワンセットみたいに、由良川(ユラガワ)と四尾山(ヨツオヤマ)もセットメニューやな、うどんとおいなりさんみたいに、
「由良川(ユラガワ)とセットメニューや四尾山(ヨツオヤマ)」、
b.ああ、セットメニューのひとことで、なんか腹へって来ました、
a.夏場はとにかく水分しか欲しくないけど、秋口になると急にお腹が空いてくるなあ、
b.そんなわけで、ちょうどいい感じで綾部の駅前近くにやってきました、
a.グンゼ本社のすぐ先に踏切が見えてくるはず、その右手がJR綾部駅、
b.かならず座れる指定席にしませんか、がんばったし、
a.そうやな、行きは足軽自転車やったし、帰りは特急の指定席で殿様ガエルや、
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