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2013年07月15日

東近江の石塔寺(いしどうじ)へ(その3)

ブログの容量で掲載できなかった大きな写真9枚分はコチラからご覧ください。
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https://www.icloud.com/journal/ja-jp/#1;CAEQARoQZERUuABtLukjz2Qbnzsg-w;9E7CEBA5-C420-4A57-8B73-46BEC787BA28


b.とうとう三日目にして、ようやく石塔寺(イシドウジ)と同じ東近江市へやって参りました、

「進むこと亀のごとしの近江かな」、

b.われわれは現在、雪野山トンネルを抜けて最初の町、中羽田町(ナカハネダチョウ)の地蔵堂の付近におりますが、

a.それでは本日も、やおら始めようか、つぎの写真を見せておくんなせえ、

b.なにか歴史を感じさせる一角ですね、

a.いずれは信長に滅ぼされる佐々木六角氏、その片腕(=頼りになるヤツ)だった後藤氏が住んでいた屋敷跡、

b.城ではないんすか、

a.どうやら城っていうより、もう少しカジュアルな館(ヤカタ)風の建物だったようだな、

b.そういえばすぐ先に、それらしい石積みが草に埋もれています、

「武士(モノノフ)の城あと攻める夏の草」、

a.戦国の世は去ったが、雑草との戦いは永遠に続きそうやな、

b.つぎの一枚は羽田神社、石灯籠が文化財だそうですが、



a.今の今まで知らなんだ、

こちらのサイトに、その石灯籠の大きな写真が何枚も紹介されていて見応えがあります、
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/7460/siga-higasioumi-haneda.htm

b.現在、丘のような布施山(フセヤマ)を右に見ながら東へ進んでいますが、

a.深い竹やぶだなあ、それに見えてるすべてがミドリのグラデーション、


「田も山もグラデーションのミドリなり」、

a.こんなとこに突然、ガマの穂が、久しぶりに見たような気がするなあ、



b.「かまぼこ」の語源なんすね、このガマの穂が、

a.昔のかまぼこは魚のすり身を竹の棒に巻いて焼いたから、形や色がコレとそっくりだったんだなあ、

「ガマの穂のように焼けたるすり身かな」、

b.布施山の写真が続きますが、左端になにか大きな建物が、



a.布引(ヌノビキ)運動公園の体育館みたいだなあ、

b.巨大な体育館ですね、

a.ほかにも、プールや弓道場、芝生のスタジアムなどなど、東近江市を代表する運動公園みたいやな、

b.体育館と山すその間に木立が見えますが、あれも運動公園の一部ですか、

a.あれは布施公園といって、運動公園よりずいぶん手前にある芝生のきれいな市民公園、布施山がちょうど借景(シャッケイ=公園の一部のよう)になってとても眺めが良いんだ、

b.じゃあ公園を右に見ながら、あの体育館めざして近江鉄道の踏切を渡って行きましょう、

a.少し遠回りになるけど、見送り稲荷神社のある池を左に見ながら布引小学校にそって進んでいこう、コレで自然と宮溜(ミヤダマリ)という大きな池に出られるはず、

b.でも変わった名前ですね、宮溜(ミヤダマリ)、



a.名前の由来は知らないけど、滋賀のため池50選のひとつらしい、日本のため池100選には入ってないけど、

b.いろんな100選あるけど、ため池のベスト100まであるのか、

a.7万3000票から選ばれたそうだ、だれが選ぶんやろ、

b.しかし、カッチリと良くまとまった、ステキなため池ですね、どことなくお役所らしい堅苦しさもあるにはあるけど、

a.最近の傾向として、ただ池を作るだけでなく、その池の周囲を歩いたり遊んだりできるように工夫してるらしい、

b.昭和のころにはなかった発想ですね、

a.経済的な豊かさは一段落したけど、ココロは前より豊かになったのかなあ、

b.どうなんだろうなあ・・・

「ため池を公園とする余裕かな」、



より大きな地図で 布施山〜宮溜(みやだまり) を表示


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posted by なおいのおじさん at 12:32| 石塔寺
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