ブログの制約があるので、昨日分と合わせて、大きな写真8枚分、コチラからご覧ください。iPadのiPhotoをつかってiCloudから公開しています。
https://www.icloud.com/journal/ja-jp/#1;CAEQARoQZERUuABtLukjz2Qbnzsg-w;C9AF4D02-79DE-4D23-BDAE-E7785100B88C
b.京都から滋賀県のJR野洲駅まで輪行した我々は、現在、平清盛(タイラノキヨモリ)に愛された美女、妓王(ギオウ)の出身地を東北に進んでおりますが、
a.このあたり、歴史を感じる良い細道が続いてるなあ、
b.戦後の新しい住宅街もかなり広いスペースを占めていますが、
a.土地が広いせいか、昔の風情がそのまま残され、そこに戦後の活気が良い感じで上乗せ(うわのせ)されてる、
b.小学校まで祇王(ギオウ)って言うのか、でも字が違いますね、
a.白拍子(シラビョウシ)っていう、美人ダンサーだったころは「妓王」、平清盛の愛が遠のき、嵯峨嵐山で尼僧(ニソウ)になってからは「祇王」ってことらしい、詳しくはこちらをのぞいて見てくんしゃい、
「祇王井川」についてよくまとめられた風土記になっていて、
写真も多く文章もわかりやすく、とても楽しいっす。
http://www.biwa.ne.jp/~tam/sansaku/report/02%20gioh/gioh.html
b.さて、そんな祇王ゆかりの集落の中でしょうか、立派な鐘突き堂(カネツキドウ)が見えてますが、
a.2年前のことで、どこかさっぱり思い出せん、右手の屋根に見える大きな拡声器がヒントになりそうやけど、
b.やれやれ、もうろくジジイが相手やと苦労するわ、ほんまに、
a.だれがジジイやねん、「おじいさん」って呼びなさい、
b.たぶんこれは公民館やと思うし、そのとなりのお寺ということなら、たぶんここじゃないすか、「北」自治会館となりの西遊寺、
a.じゃあ、まあそういうことにしとこうか、
b.この神社も見事ですねえ、本殿というより、コレを取り巻く樹木が力強い、
a.これも、ハッキリしないんだが、おそらく北地区を抜けた、つぎの小南にある国主大明神社じゃないかと、いや、それかJRびわ湖線のすぐ横にある長嶋神社か、
b.コレ、「くにぬしだいみょう神社」って読むんすか、
a.ウェブ調べじゃ分からんから、しかたない、実際に現地へ飛んで聞いて回るか、
b.そんな予算はありませぬ、
a.じゃあしょうがないな、つぎ行ってみよう、
b.長嶋神社からJRびわ湖線を右にみながら、青々とさわやかな田園を進むと、前方に急な坂道が、
a.日野川の支流にあたる名も無き小川、その川堤(カワヅツミ)なりよ、
b.小川とは言っても、ずいぶん高い堤防ですね、
a.長い年月をかけて少しずつ上流の土砂が川底を持ち上げ、今じゃこんな高い位置を流れてるんやなあ、「わずかでも、いつしか高い川堤(かわづつみ)」、
b.ところで、ここから目的地の石塔寺(イシドウジ)って、行き方分かるんすか、
a.失礼な、だいたい分かるわ、でも川ぞい琵琶湖ぞいって事やないんで、自分でもルートがイメージしずらいんや、
b.大まかで良いんすけど、
a.そうだなあ、しばらく進むと、雪野山が右手に見えてくるから、まずは、その真ん中をつらぬくトンネルを抜ける、
b.トンネルを抜ける、そして、
a.つぎに布施山(ふせやま)が前方に見えるから、コレを右に見ながら山ぞいを進み、道なりに近江鉄道の踏切をわたる、
b.踏切を渡る、そして、
a.丘を右手に進んでくと宮溜(ミヤダマリ)という大きな池がある、
b.池がある、そして、
a.池から名神高速をくぐり、丘にそって細道を進み、じきに交差する県道46号線に合流して、その丘を越えたら、そこが石塔寺(イシドウジ)や、分かったか、
b.ぜんぜん分りましぇ〜ん、
a.ああ、言うて損した、100円返せ、
b.じゃあ、どうです、撮った写真を見ながら点々と、線じゃなく点で旅するっていうのは、
a.それを早く言わんか、
b.じゃあとりあえず、つぎの写真の説明をお願いします、
a.これは雪野山のトンネル手前にある、「林」という静かな集落にある手作り風な公園、小さくて地味やけど、とても良いんだ、全体の雰囲気が、
b.すぐ後ろは日野川が流れてるんすか、
a.日野川が公園のすぐ後ろを流れてて、その森のような川堤(カワヅツミ)が公園をさらに良くしてる、「日野川の堤(ツツミ)の森に静か村」、
b.じゃあ、つぎの一枚、
a.夏は涼しくてずっと居たくなる雪野山トンネルを抜けて、最初に出会う中羽田町のとあるお地蔵さま、
b.新築のお堂が良いですね、きっと大事にされてるんだなあ、
a.「あたらしく白木白壁(シラキシラカベ)、地蔵堂」、
b.じゃあまあ、こんな感じでのんびりと石塔寺(いしどうじ)を目指しましょうか、
a.双子葉(そうしよう)、
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