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2024年05月20日

乗れば乗るほど日本の街乗りは26インチフレーム(前編)


29インチ欲しい病はその後どうすか、

まだ微熱が続いてるけど、シングル化した(変速取りはずした)26インチを再び変速付きにもどしたばかりで、あらためて変速有る無しに関係無く26インチフレームの快適さを実感してる最中で、

見た目からしても、いかつい29インチよりこじんまりとつつましく日本的な感じがしますね、

広大な原野が広がる北海道の田舎だったら29インチもピッタリはまりそうやけど、日本のこまやかな風土が作り上げた緻密(ちみつ)な集落や街路を快適に走るには26インチがええな、

27.5インチでも少しデカいと、

やっぱり26インチがしっくり来るなあ、実家の安心感というか、乗り慣れてるせいもあるのか、

最近、20インチなんかの小径車(しょうけいしゃ)になぞらえて26インチを中径車(ちゅうけいしゃ)とか呼んでますけど、

MTBだと27.5インチや29インチのフレームが主流になって、そうなると26インチをずいぶん小さく感じるのも事実で、

29インチだとオラオラ(威圧感)が過ぎますか、

この春購入したEバイク『MIYATA RIDGE-RUNNER i 6180』は27.5インチフレームにセミファットタイヤを履いてるんで実質上29インチの走行感覚が味わえるけど、大げさに言えば『進撃の巨人』というか、電動アシストの強力な低速トルクも加わってまるで軍用車両というか、

すごいオラオラ感すね、

ハンドル幅といい車高といいフレームといい、タイヤ幅といい、すべてが巨人の国というか、

オラオラの国、アメリカでこそピッタリ似合うフレームサイズであると、

そこでいちばん伸び伸びできるのが29インチちゃうか・・・日本の国土や風土だと持て余すやろ、

日本人はとかく海外のモノに弱いから、自分から合わせに行ってそれなりに消化してしまう柔軟性がありますけど、

YouTubeの紹介動画は現在売られてるMTBのレビューばっかりになるんで、29インチについてもさまざまなレビューをきめ細かく拝見できて、それゆえ自分も購入したくなってるけど、今でも26インチMTBフレーム国内最強説は変わらんわけで、

しかし、そもそも26インチMTBじたい、オラオラの国アメリカ発では、

それもそうやなあ、しかし、この文化をきっかけにシマノが世界的企業に登りつめていったのも事実で、

そういえば、本場アメリカでは26インチフレームは最初から小さ過ぎて最初から29インチで始めたかったとか聞いたことがありますね、

マウンテンバイクきっかけで、アメリカの自転車メーカーも世界的企業に発展するけど、それまで自転車の本場といえば、小柄な人も多いイタリアとかヨーロッパが主流やもんな、

ところで、ブレーキレバーに変速機能も加えたデュアルコントロールレバーをやめて、あえて古風な単体のブレーキレバーとWレバー変速に変えてしまった理由って何すか、

ブレーキレーバーもシフトレバーも単体のほうが造形的にも無理がなくて美しいし、操作感もカチッとするから、それなら少しくらい不便でもこっちがええなあと、

Wレバーは3速のフロント側をメインで使ってるのは何でなんすか、

そりゃ簡単な話で、いちいちハンドルから手を放して変速するなら、できるだけ変速回数を減らしたくなるのが人情で、そうなると小刻みなリア8速よりザックリ大きく変速してくれるフロント3速のほうがええわけで、

無段階レバーを使ってるからなおさら小刻み変速はやりたくないと、

それもある、なんならフロント2速を試そうかと思うくらいで、

じゃあリアの変速はどんな時つかうんすか、

激坂でギア比を目一杯軽くしたいときとか、変速幅を高速寄り低速寄りに微調整する時とか、

じゃあただの3段変速よりもはるかに高級な3段変速という、

これに慣れると変速作業も激減してホンマ心静かに走れるわけで、それまでデュアルコントロールレバーが便利なあまり変速カチャカチャやり過ぎてた自分に気づかされたり、

ちなみに、なんでシングルスピードをまた変速ありにもどしたんすか、

シングルスピードにすると、無理な坂は歩くほか無いんで、結果サイクリング中に歩く機会が増えてきて、結果サイクリングに歩く場面を加える楽しさに目覚めて、だったら変速有りにしても歩きたいとき歩けばええわけで・・・ちなみにそういう降りて歩くシーンでも26インチは取り回しがとてもラクなんで人車(じんしゃ)一体で歩いてる感が強くとても快適、

あと固定ギアの独特な世界を体験したことも原因では、

たしかにフリーギアのばあいは変速有りでも経験できるけど、固定ギアは変速をはずさないと体験不可能で、しかもペダルで加減速可能な独自の世界なんで、だったらフリーギアのほうは変速有り自転車のなかで味わえば済むことかと、

26インチで幅1.75インチのスリックタイヤについては、

1.5インチ幅でも悪くないけど、1.75インチになると軽い走りはそのままにエアクッションがよりハッキリ体感できるんで、

スリックタイヤなんでタイヤノイズもまったくしないと、

じっさいこれでもグラベル(フラットな砂利道)程度ならぜんぜん平気なわけで、

完全なシティタイヤですよね、パナレーサーの耐久性重視でけっこう重い・・・現在は廃盤モデルみたいですけど、

あと26インチは車高が低くなるし、ドロップハンドルでさらに姿勢を低くできるんで、MTBフレームの自転車では向かい風にもっとも強いという地味な魅力も、

たしかに29インチでさらにフラットハンドルだと向かい風モロ浴び放題で車体も重いしけっこうキツいすね、

なわけで、向かい風には強いし車重も自然と軽量化できるし、取り回しのすぐれた車体も何かとラクで、

クロモリフレームとクロモリフォークで重めのホイールとタイヤ、それに3×8の変速が付いて、替えのチューブやポンプやらそれら収納するバッグ類を加えても13.5sですか、

この動画によるとブリーザーの29インチクロモリMTB『サンダー』が車体重量だけで15.8s・・・チューブレス化してちょっと軽くしても付属品をあれこれ加えたら軽く16s台なわけで、これで強い向かい風の中を走るとなると・・・

いちばん欲しい29インチMTBやけど、強靭なクロモリフレームなんでこの重さか・・・動画みたいな広大なトレールにとても映(は)えるけど・・・話題の部分から再生されます。


やはり6台目として29インチMTBを買う必要は無いと、

現時点の5台だけでも充分すぎるくらいやし、

チューブレス体験もしなくて良いと、

オフロードを本格的にやるなら必要かもしれんけど、街乗りくらいならチューブ式のほうが意外なトラブルも無いしあつかいにもメチャ慣れてるし、

じゃあ最後に所有する5台をまとめておくと、5台中3台が変速有り、残り2台はシングルスピードにカスタムした27.5インチのMTBと固定ギアのピスト、

変速は内2台が3×8のWレバー、残り1台がリアのみのディオーレ10段変速、

フレームサイズでいうと、700cと27.5インチが2台ずつ、残り1台が26インチ、

29インチMTBは買わないとして小径車はどうすか、

今のところ興味は無いからこれでじゅうぶん、

じゃあ今ある5台をその日の気分で乗り分けると、

やっぱり自転車は走らせてなんぼやし、

昨年夏、サイクリーでわずか1万円で新品購入した謎の1990年代26インチクロモリMTBフレーム・・・購入後くわしく調べた結果、あの名車アラヤ・マディフォックスの可能性が!
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