2024年02月24日
「Eバイクはヤマハ・クロスコアRCで決まりや」と断言したのもつかのま、さらに強力なライバルが・・・
まだ迷ってるんすか、
人生初のEバイクなんで、分からんことが多すぎるんや、
けど、長年の実績があるヤマハさんのEバイクなら、まず問題無いんちゃいます、
いや、まさにそこが問題点で、
と言いますと、
まずはこの動画を観てほしいんやけど、(話題の部分から自動再生されます)
ここは京都でもかなり有名な前輪が浮き上がるくらいの急坂やけど、クロスコアRCに乗った50才のユーチューバーさんは、なんとフロント44t、リアは9速中3速のまま息も切らさんとラクラク登っていて、この安楽さが何とも気がかりで、
つまり、ヤマハさんの電動モーターが強力すぎてサービス過剰になってると、
これはもはや自分の足で登ってるというよりも、お客さんとしてモーターに乗せてもらってる状態、
子供さんやスーパーの買い物を毎日スムーズに運ぶ電動自転車をメインで作り続けてきたヤマハさんのアシスト性能が高すぎて、むしろそこが問題なんすか、
自転車好きからしたら、できる限り自分のチカラでペダルを回し続けたいから、ヤマハさんには悪いけど、激坂のぼりや疲労がたまってヘロヘロな時だけアシストしてくれたらそれでじゅうぶんなわけで、
でも、そういうアシスト量の調整なら手元のスイッチひとつでなんとでも、
確かにそれもそうやな、でもそうなると20sをはるかに超える車重も気になって、こんな重い自転車をアシスト無しで楽しく乗れるのかどうかという大きな疑問も、
ところで、YAMAHAクロスコアRC最大のライバル車が、スペシャライズドさんの 『 Turbo Vado(ターボ ヴァド) SL 』なんですが、このメーカーは実用車メインのヤマハに対して、本格的なスポーツバイクとして電動アシストを考えてますね、
SLがスーパーライト、つまり超軽量を意味するとおり、その圧倒的軽さが最大の魅力で、
クロスコアのLサイズ 23.9sに対して、こちらはわずか16sという、
この重量差から、メーカーのEバイク観もハッキリ分かるな、
電動アシスト寄りか、それとも人力(じんりき)寄りかってことすか、
自分としては、かなりきつい坂がやって来るまでは、むしろアシスト無しで走りたいし、
そうなると、クロスコアRCの重量はいくらなんでも重過ぎて、いつも電動アシストに頼ってしまうと、
Eバイクを実用で使うなら、フルタイム電動アシストの重要性もよう分かるんやけど、自転車愛好家が実用じゃなく趣味としてEバイクに乗ることを思うと、アシスト機能をオフにしたEバイクにも高い走行性能が欲しいわけで、
だとしたら、もう答えは出たようなもんすね、
モーターとバッテリーを思いきり小型・軽量化して、アシスト無しの自転車としても高い完成度を実現したスペシャライズドさんの『TURBO VADO SL』で決まりやな、
ちなみに、標準モデルの4.0と上位モデルの5.0がありますが、
上位モデルはアルミフォークがカーボンフォークに代わり、さらにフォークとハンドルの間には不快な振動を抑えるフューチャーショックも装備されて10万円プラス・・・5万円プラスなら迷わず買いやけど、
ちなみに認定中古車というのもあって、それだとなぜか5.0は10万円も値引きされて4.0とはちょうど5万円の価格差に収まりますね、
認定中古車か、なんかクルマみたいやけど、買い取りシステムもしっかりしてたら、買い換えのときも便利やな、
ところで聞き慣れないフューチャーショックってなんすか、
地獄みたいに過酷な路面状況で戦うロードレース『パリ〜ルーベ』のために自社開発された独自の振動吸収システムで、ざっくり言うたら隠し味的な超小型フロントサスペンションみたいな、
カーボンフォーク自体、軽量かつ振動吸収性も高いから、ふたつ組み合わせたら最強すね、
標準モデルの4.0ならパーツの買い替えもありえるけど、上位モデルの5.0ならこのまま何年でも行けそうやな、
じゃあ認定中古車の『TURBO VADO SL 5.0』Lサイズの入荷待ちということで、
しかし、中古でも30万越えるEバイクってやっぱり高価やなあ・・・ペンタックスさんの光学一眼レフカメラの最上位モデルが値段もこなれて10万円台後半で購入できることを思うとなおさら、
というわけで、また振り出しにもどって迷い始めると、
なんも買わんと、ああでもないこうでもないと迷ってる今が、いちばん幸せなのかも・・・