2024年02月16日
自転車最初の技術『固定ギア』にハマると、最新技術『電動アシスト』が気になる!
今まで興味のかけらもなかった電動アシスト自転車、通称「Eバイク」が、ここへ来てなんでまた気になり始めたんすか、
自転車の開発史をたどると、固定ギアに始まってフリーギア、変速ときて今じゃEバイク・・・このところ固定ギアの魅力にハマってるけど、そうなると経験していないメカは電動アシストだけなんで、どうも気になってしゃあない、
つまりメカごとに4台の自転車を乗りかえていけば、自転車の開発史をざっくり追体験したことになると、
その他にも数え切れない技術開発はあるけど、時代を塗(ぬ)りかえる画期的な技術といえば、これら4つが頂点に思える、
固定ギア・フリーギア・変速・電動の4点セット・・・これを自転車の種類で言いかえたら1番手がピスト、2番手がシングルスピード、3番手が変速機付き自転車、4番手がEバイク(電動アシスト自転車)・・・番手があとになるほど、より少ないチカラでより遠くより高く移動できるように、
固定ギアのピストバイクは言うならクラッチつなぎっぱなしで自転車と自分が一体化して動くから、短時間でも中身の濃い体験ができるけど、より遠くへ移動するには足を休めても滑走(かっそう)するフリーギアのほうがラクに距離を稼(かせ)げるし、これに変速も加わると登り坂もラクになり、さらに今では電気モーターが人間のチカラを増幅してくれる、
ここ数年シングルスピードやピストに興味がわいて、登れない坂は自転車から降りて歩くことまで楽しむようになりましたが、電動モーターにサポートされながら激坂の展望台まで短時間で安楽に登れたら、これはこれでピストや歩きじゃ得られない貴重な体験ですし、自転車の楽しみ方も今までになく広がりますね、
というわけで、人生初の固定ギアを経験して、ありえへん不便さもひっくるめて魅力が分かってくると、まるで興味の無かったEバイクにもだんだん関心が高まってきて、
で、ここ数日Eバイクについてあれこれ調べていたわけですが、結果どうすか、
ジャパンメイドの信頼性、電動アシスト自転車を最初期から作り続けてきたノウハウの蓄積、豊富な資金力など重ね合わすと、現時点ではヤマハのEバイク『クロスコアRC』一択(いったく)かなあ・・・どうせなら10年は乗り続けたいし、それなら充実のサポート体制も大事になってくるし、
他メーカーの多くはバッテリー容量を減らしたりモーターを小型化したりして、20s以下を目指してますが、
だいたい3年で1割くらいバッテリー充電量が劣化することを思うと、少々重くても容量の大きい充電池のほうが長く安心して使えるし、モーターも重く大型であるほどより静かでパワーも出しやすいし故障もしづらい・・・というわけで、あえて軽量化をあせらず車重20s以上で製品化したヤマハさんの発想を大いに支持したい、
あとEバイクに求める機能としては、
軽快な印象のクロスバイクにも、あえてマウンテンバイクを思わすような太いタイヤとフロントサスペンションを装備させた点も、ヤマハの積み重ねてきた経験がモノを言ってるような、
たしかに、そうとう重い車体がモーターの補助でいつになくスピードを上げて悪路や段差に乗り入れたら、今までにない激しい突き上げが予想されますしね、
あと、Eバイクは簡単に急坂を登れるから、下り坂の場面も多くなって、そうなると油圧ディスクブレーキが楽しいに決まってるし、急坂になるほどドロップハンドルよりもフラットバーハンドルのほうが快適なわけで、
ちなみに、クロスコアRCにはなかなか上等なハンドルグリップが付いてますが、
手の平や手首にかかる衝撃を和らげる幅広のグリップやけど、末端の形状もバーエンドバーとして握れるようさり気なくデザインされてるから、グリップ位置が単調になりがちなフラットバーハンドルの欠点も補(おぎな)っていて、ここまでハンドルグリップにアイデアと経費をかけたEバイクは見たことない、
じゃあもうお買い上げと、
いやいや、4月になれば自転車の祭典『サイクルモード2024』が開かれて、新たなEバイクが登場する可能性もあるから、買うならそのあとやな、
Eバイク業界は充電バッテリーを初めとして日進月歩の開発競争が続いてますし、モーターサイクル(オートバイ)の電動化もこれから本格化しますし、ここしばらくはヤマハさんに強い追い風が吹きそうすね、
ダイハツさんみたく不正が無いことを祈るばかりや、