さいきんは国内でも、アメリカでやられているブラックフライデーセールが、
アマゾンでも、今やってるなあ、聞いた話やけど、アメリカでは11月の感謝祭が、クリスマス以上に華やかな行事なんで、それに合わせたセールみたいや、
ちょっとのぞいてみましたが、カメラ史に残るであろう光学一眼レフの名作、PENTAX K-3V(ペンタックス・ケイスリー・マークスリー)が、2万円弱のクーポン券を使うと20万円を下回る価格で、売り出されてますよ、
あかんで、買わへんで、
64ギガのSDカードも付いてるし、セール中につき 4千円分のポイントも、
いろいろ教えてくれてありがたいけど、とりあえず来年の今ごろまでは節約生活することに決めたんや、床下のシロアリ対策もそろそろせなあかんし、ネット通販は金銭感覚がマヒして買い過ぎるから特に危ないんや、
とくに、カメラやレンズの世界は、写りがそれほど変わらなくても、べらぼうに高価だったりしますし、
そんなわけで、物価高騰(こうとう)の今こそ、これら清貧(せいひん)プラスチックマウントレンズの価値をあらためて見直すべきかと・・・カメラに初めて触れたころの初々(ういうい)しい気持ちがよみがえる安価で軽量な実力派入門レンズ! 事実、高価なレンズに囲まれた今も、この2本はいつまでもレギュラー入りしてます。
35o標準レンズには、より高級なマクロ機能もついたリミテッドレンズもありますけど、この小型軽量なレンズを付けて出かける時は、初心に帰るといいますか、
同じ画角やけど、それぞれに魅力があって、やはり価格だけで割りきれないのがカメラの世界やな、
カメラやレンズは、ヒトの魂(たましい)を宿(やど)すような性質がありますしね、
魂(たましい)には値段の付けようもないし、そんな魂が棲(す)みつくレンズやカメラなら、価格は有っても無いようなもんで、そこが何気に恐ろしい沼の部分だったりして、
しかし近年では、20万円を安いと感じるほど、カメラが高価になってますね・・・ふだん使いはスマホに陣地を奪われたせいか、庶民の金銭感覚からどんどんかけ離れていくような、
数年前、ソニーさんから100万円越えのデジタルミラーレスカメラが売り出されたもんな、
しかも恐ろしいのは、カメラ愛好家はその価格にも何となく慣れてしまって、今年88万円のカメラが登場するとなんか「安いっ!」って感じてしまいますし、
レンズ無しのカメラボディ本体価格が、ホンダ・クロスカブ2台分を上回ってるのに何か安いと感じてしまうこの金銭感覚・・・そろそろこの異様さに気づかなアカンで、
たとえば、PENTAXのデジタル光学一眼レフカメラでも、1600万画素で妥協(だきょう=ガマン)するなら、中古のフラッグシップモデル K-5 がレンズ込みでも5万以下で購入できますし、
フラッグシップ(野球でいう4番打者)なんで、入門機よりも作りはじつにしっかりしていて耐久性もケタ違い、所有する喜びも感じられるし・・・っていま PENTAXの中級機 KP といっしょにオイラが使(つ)こてるカメラの話やん、
ちなみに1600万画素とは言っても、そのままのサイズで映し出すには、通常の24インチモニターではあまりにせま過ぎますし、
なもんでカメラ本体より、まずは大きなパソコンモニターを買った方がはるかに楽しめるし、ずいぶん安上がりやし・・・なんなら34インチとか中古液晶テレビをモニター代わりに使えば信じられないほど激安で購入できるし、
写真の向きに合わせて、タテ長写真用とヨコ長写真用の2台そろえても、5万もあればじゅうぶんですし、
横置きモニターやと、タテ長写真が悲しいほど小さくなるんで、タテ長写真専用モニターがあるだけで写真が劇的に楽しくなるもんな、
プロカメラマンの人たちが仕事で使うなら、画素数は大きいほど正義で、そこから欲しい細部だけを切り出したりプリントしたり編集のしがいもありますけど、
パソコン画面上で楽しむていどなら、正直1600万画素でもじゅうぶん過ぎるんや、
しかし、K-3V(ケイスリー・マークスリー)の売りといえば、なによりも光学ファインダーの素晴らしさなわけで、これを使えば撮影もより楽しく快適になるのでは、
そこや、むしろ問題は、
と言いますと、
1回でもその画期的に広く明るいファインダーをのぞいたら最後、今まで世に出た中古 APSーCカメラじゃとても満足できなくなるわけで、
結果、高価な K-3V(ケイスリー・マークスリー)以外の選択肢が消えてしまうと、
そうなると、これと同じような広いファインダーのフルサイズ機に手を伸ばすのは時間の問題、
おなじ K-3Vでも、ブラックかシルバーで悩みますし、さらに10万出せば漆黒(しっこく)のモノクロ専用機もあって、こちらも気になりますし、
フルサイズ機を購入したら、今度はとうぜんフルサイズ対応レンズも、あれこれ買いそろえたくなって、出費は10万20万と加速するわけで、
カメラ沼・レンズ沼という、カネが底をつくまでいつまでも買い続けてしまうという、楽しいのか苦しいのか、よく分からない生き地獄のような世界が、
とうぜん他社製のカメラやレンズも気になるのが人情やし、
いちばんお求めやすいPENTAXだけで気持ちが収まるはずも無く、
たとえペンタックスの枠内(わくない)で収めようとしても、リコーペンタックスという社名が示すとおり、リコーの名機、GRシリーズがチラチラと視界を横切るわけで、
GRシリーズも、28oと40oの2台をそろえたら、あっという間に30万ちかい出費になりますし、そう考えると、たしかに恐ろしい沼ですね、
なもんで、とりあえずPENTAXの光学一眼レフも、APSーC用カメラボディ2台と、ほぼすべての焦点距離のレンズがそろったこの時点で、物欲のサイドブレーキをしっかりかけとかんと、心は千々(ちぢ=バラバラ)に乱れ、物欲のおもむくまま際限(さいげん)なく買い続けることになるわけで、
洗濯機も冷蔵庫も瞬間湯沸かし器も家の屋根も床下も、いずれはそうとうな出費が予想されますし、そんなことを思うと、これ以上散財してる場合じゃないすね、
というわけで、ブラックフライデーとか煽(あお)られてるけど、ここで一度リセットして、ネット通販でのぼせ上がった頭を冷やし、このさき丸一年は、おカネを使わないという事がしたいんや・・・変な日本語やけど、
しかし、クソとかバカとか汚い言葉を使ったらあきませんけど、節約生活を始めてひときわもったいないと感じる、犯罪的にクソバカ高いNHKの受信料、どうにかならんもんすか、
このさい大いに八つ当たりさせてもらうけど、あつかましくも『国営』を名乗る大ドロボー放送局・・・巻き上げた受信料、はよ国民に返さんかい!
チャンネル見ても観なくてもカネ払わせる輩(やから)みたいなNHKにあきれて一句、
『見なくても 高額せびる 反社(はんしゃ)かな』