よほど気に入ったのか、真夏に購入して以来、アラヤさんのマディー・フォックス・ダートしか乗ってないような、
あとの二台もたまに乗るんやけど、それらはロードバイク寄りの、細くて高圧のタイヤにフロントサスペンションが付いてないタイプ・・・これまでなんの不足も感じるどころか、乗れば乗るほど愛着が深まったこの2台やけど、アラヤのマディーフォックスに乗ってからは、荒れた路面からの突き上げが、やたらと苦痛に感じ始め・・・それにくわえて、これはいまだに謎やけど、この2台より4キロも重く抵抗の大きいタイヤを履いているマディーフォックスが、時速20q 台の走行なら、あとの2台と同等かそれ以上に、軽快な走りになるという点・・・さらに、フロントサスペンションのおかげで、どこまでも乗り味は柔らかく・・・いざとなったら手元レバーで、瞬時にサスペンションの動きも止められるし、これだけの走行性能で10万円以下というのが信じられんほど、
シマノ製に劣るといわれるテクトロ製の油圧ディスクブレーキも、使ってみれば快適そのものですし、
使うまでは、やたら大げさに思えた油圧ディスクブレーキやけど、じっさい使ってみると、これがビックリ・・・ほぼメンテナンスフリーで安心して使えるし、1年1回ペースで、オイルや部品を交換するだけで、変わらぬ制動力が維持できるようで・・・とにかくリムブレーキに無かった強力で緻密(ちみつ)なブレーキ性能が味わえるんで、なにげないブレーキのたんびに「ああこれええなあ」の連続、
アラヤさんから,マディーフォックス第2世代(Second Generation)として昨年登場したこのマウンテンバイク・・・パッと見、なんの変哲もない低価格帯の街乗りマウンテンバイクですけど、これほど乗り味が優れてると、わざわざバックフォークに記されたこの文言(もんごん)『MF(Muddy Fox)Hardtail Geometric Philosophy』『Direct Drive Hardtail』も、デザイン的な飾りと言うより、1903年から自転車ひと筋でやって来たアラヤ開発陣の自信と誇りの現れとのような気がしますね、
マウンテンバイクが生まれて約半世紀・・・今だに同じブランド名『Muddy Fox』をつらぬき続ける国産メーカーとして、アラヤさんが、自信を持って送り出す、この一見地味なモデル・・・四半世紀前、40才直前の自分が、人生変わるほどの経験をした最初の自転車として、ミヤタのリッジランナーと最後まで争ったアラヤのマディーフォックス・・・あれから四半世紀たってようやく乗ることになったこの街乗りマウンテンバイク、やっぱ、ただもんやないで!
とはいえ、パーツを組み上げる整備士さんの実力しだいで、性能も大きく変わるもの。自転車で日本一周する旅人達の間では名の知れた、こちら長崎県島原市の自転車店で組上げてもらったことで、マディーフォックスの実力もさらに引き出されているような・・・西日本なら送料無料の太っ腹で、通販時のやり取りでも、今だかつてないほど、親切ていねいに対応してくださいました。ありがとうございます。
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