自転車乗りにもかかわらず、そのスピード・価格・デザイン・メカメカしさなど、なにかと見せ場に事欠かないモトブログを、YouTubeで見始めてもう5年くらいになりますけど、
ちょっと前まで、本気でバイクの免許が欲しかったし、ここ数年でバイクにメチャくわしくなったなあ、
必要にせまられて乗る自動車にたいして、バイクはより趣味性の高い乗り物と言われますけど、
じっさい車道を走るんはほとんどがクルマばかりで、たまに見かけるバイクも、郵便配達のカブを中心とした、低排気量の実用車ばかり・・・国民の多くは働くことに精一杯で、趣味や遊びの世界が、どれほど肩身のせまい存在であるか、よう分かるような、
そんなバイクを趣味とする人々が、YouTube上で数々のチャンネルを展開していますが、早くも自分の中では伝説化しつつある、『キクメン氏、情熱のおもむくまま、新車バイクを 次から次へ取っかえ引っかえ乗り継ぎ、あっちゅうまに貯金使い果たしドキュメント』はじつに衝撃的でした、
そんなキクメン氏も、今はすっかり落ち着いて、早期円満退社後は、都心のすみかを引きはらい、バイクがのびのび走れる群馬県の地方都市へと移住、
その一方で、情熱時代のキクメン氏を思わすような爆買いを始めてしまった、けっこう年配の新人モトブロガーさんもいたりして、
乗り換え用にこつこつ蓄(たくわ)えたクルマ貯金ほか、必要経費の一切合切(いっさいがっさい)を、すべて三台目の高級バイクへとそそぎこみ、オマケに納車当日は、持病のぎっくり腰が悪化し、コルセット着用での初乗りという、なんとも情熱的で心ゆさぶられる動画というか・・・やはりバイクって、こうなんちゅうか、『趣味の王道』って言うか、生活上のあれこれをすべて吹き飛ばすような魔力を秘めてるんやなあと、あらためて思い知らされたりして、
エンジンまわりの音や振動や排熱、カラダを持ってかれるような加速感や生命の危険をともなうようなスリル感がそうさせるんでしょうか・・・・ちなみに数年前、おこがましくも我々が勝手にモトブログ大賞とした、豊山(ゆたかやま)さんのチャンネルは、現在どんな感じですか、
安定の豊山氏というか、ひとつのスタイルを貫きながら、次から次へとレンタルバイクを乗り継いで、もう何台目になるんやろ・・・視聴するわれわれ以上に、豊山氏自身がこのモトブログきっかけで、今までの人生ではあり得なかったほどバイクへの知見をより高めより深めることができたんちゃうかなあ・・・今どきは、こういうバイクとの付き合い方もありなんちゃうかなあ、
少額とはいえ、YouTubeからの収益も、つぎのバイクレンタル代につながりますしね、
長く乗ることで分かることも多いと思うけど、丸1日でハッキリ分かることも、きっと多いはずやし、
そうなってくると、こちらのオイチャンも、日本3周の途中に、激安1時間レンタルサービスを使って、恐ろしい数のバイクをレビューしておられますね、
これもこれで、お茶漬けみたいな気楽さがあって、おもろいなあ、
ちなみに、自分ではバイク乗りませんの、
そうやなあ、エグい事故動画もたくさん見てきてるし、その多くはみずからの危険予知トレーニングで回避できるとはいえ、予想を上回る危険運転をしてくるドライバーも後を絶たないわけで、そうなると、還暦過ぎて、車道デビューする気にはとても・・・プラス、ずっと足が固定されて動かせないのが、自転車乗りには拷問のようにつらい、
ところで、バイクに乗るかどうかで、いつもふと思い出すのは、小学生のころよく遊んだルイちゃんすね、
小学生の彼には不思議な決めポーズがあって、「ルイ死(ち)んだ!」って言いながら、地面に仰向けに倒れて死んだフリをするんやけど、そんな彼が高校生になって初めて乗ったバイクが事故を起こして、そのままあの世へ行ってるわけで、
あと、自転車ですら、時に速すぎると感じることも、
時速30qを過ぎてくると、「あっ、ええ景色やなあ」と感じても、わざわざ停車してカメラを構えるのがおっくうになってきて、けっきょく、誰が撮(と)っても同じような写真が増えてきて、
そういえば四半世紀前に、ワンセットで始まった趣味でした、カメラと自転車は、
もっと言うと、自転車からもきちんと降りて、フットワークをちゃん活かして、ようやくそれなりの写真が撮れるというか、
そうなると、自転車にカメラに、プラス、フライトシミュレーターなんかで高性能のパソコンも、となるわけで、我々の趣味の世界にバイクが入ってくる余地は、まず無さそうすね、
なわけで、時速40q以上は他の皆さんにお願いするとして、自分は時速20q台の低速走行で、できるだけクルマの騒音から遠ざかった静かな道で、季節の音や景色を楽しみながら、カメラ片手に走ったり停まったりをくり返したい、
どうしても遠方へという事なら、輪行という素晴らしい手段もありますしね、