きのうのやりとりで、アルミフレームの経年劣化が原因で自損事故を起こす危険性がきわめて高いことがわかり、四半世紀乗り続けた愛車に、もう乗らないときっぱり決めたんはええけど、そのあとペットロスの自転車版というか、その自転車と付き合ってきたココロの部分だけ、ぽっかり穴が開いたみたいで、どうにもやりきれん、
ただ3台の内の1台が乗れなくなったという、のんきな話やないと、
自転車の楽しさ奥深さを教えてくれた最初の自転車、しかも前世紀の終わりから、ずっと欠かさず乗リ続けて来たマウンテンバイクなもんで、
まあ何事にも出会いと別れがあるもんですし、なにより、事故を起こす前に、きわめて危険なフレームであることが分かっただけでも良しとしなければ、
アタマじゃわかっとるんやけど、気持ちの整理がまだちゃんとできてないというか、
ちなみに、衝動買いはあきませんよ、そんなことで解決する問題でもないし、
わかっとる・・・じっさい、さっきまで、ていどの良い中古フレームを探し出して、パーツをそのまま全部付け替えて、乗り続けようとしたけど、さすがに四半世紀もむかしのフレームなんで、それもかなわず、
とくにマウンテンバイクは、進化のスピードが速くて、ブレーキはほぼ完全にディスク化してますし、フロントフォークも、ほぼすべてがサスペンションになってますし、タイヤの径(けい)も、ひと回り大きくなってますし、
というわけで、3台持ちから2台持ちになったわけやけど、振り返ってみると、1台だけでは、いざトラブルがあったとき、代わりの自転車がなくて不安やし、3台やと多すぎて面倒見切れへんし、けっきょく2台持ちの時が、いちばんええ感じでいられるような、
ちなみに、現在の2台というと、
ともにクロモリスチールのホリゾンタルフレームで、700×25cのピスト(シングルスピード)と、700×28cで3×9速(のちのちは耐久性・経済性のより高い3×8速に変更予定)のシクロクロスをクラシックなダブルレバーの変速にして、フロントバッグを付けた、軽快な晴天日帰りモデル、
けっきょく、キャラの似かよった2台を、極めてシンプルなスタイルと、日常使いのスタイルで乗り分けて、マウンテンバイクの要素は、まったく入って来ないと、
田舎を走るとすぐわかるけど、都会よりも圧倒的に交通量の少ない、非常になめらかな舗装路が、けっこうな山奥まで続いてたりするわけで、結果、悪路に強いマウンテンバイクの必要性は薄れてきて、
じゃあ、マウンテンバイクと別れる、ちょうどいいタイミングだったんかも知れませんね、
高温多湿な日本の風土を考えると、山中の細道は、草刈りなどしっかり整備されないと成立しにくいし、そうなると、当然マウンテンバイクよりも歩きの人々が優先されるし、景色の良い山道は、歩きの人とかぶって気を使うし、逆に人の歩かへん細い山道は、雑草とクモの巣だらけで楽しめんし・・・そんなら、いっそ自転車はふもとに置いて、カメラ片手にゆっくり歩くほうが、ええんちゃうかと、
ちなみに、京都在住のころにあれだけのめり込んだ自転車輪行もすっかり影をひそめていますが、
京都という個性的な大都会に住んでると、その対比で近隣の田舎もより魅力的に見えてくるんやけど、最初から田舎に住んでると、どこをどう走っても、同しような田舎がどこまでも続くわけで、もちろんその田園風景は、どこも素晴らしいけど、大都会に住んでるときほど、輪行して得られるモノも少ないわけで、
じゃあ、輪行用の折りたたみ自転車とか、購入する気持ちはまったく無いと、
田舎住まいの自分なんかよりも、大都会に住んでる人たちのほうが、輪行の楽しさは劇的に大きくなるわけで・・・たとえば、休日のJRは、新快速は別としても、各駅停車なら、京都駅からはがら空き状態やし、ほんの数駅、輪行するだけで、回り舞台のように風景は一変して、びわ湖周辺の広々した空間を楽しめるわけで・・・と正論をつらつら述べてきたけど、なんかちゃうなあ、
どうしたんすか、急に、
やっぱり自分は、マウンテンバイクが好きやし、なめらかなアスファルトの上でも、マウンテンバイクに乗っていたいんや、
たしかに、細いタイヤでは味わえない独特の乗り味があることは分かりますけど・・・ちなみに、もしこの時点で買うとしたら、何かあるんすか、
自分でしっかりメンテすることを必要最低条件として、輪行しなくなったことを思うと、ディスクブレーキは、やはり王道の油圧式がええし・・・フロントサスペンション付きなら、ロック機能が付いていて欲しいし、町や村の細い道をすれ違うことを思うと、海外メーカーによくある700o前後もある広すぎるハンドルバーはやめときたいし、変速は耐久性と経済性と走破性にすぐれたフロント3速リア8速がええし、さらに、個人的な話やけど、1996年当時、最初のマウンテンバイク選びで、ミヤタのリッジランナーと最後まで争ったマウンテンバイクでもあるし、けっきょくこのモデルが、最有力候補かと、
今もなお同じブランド名を貫きながら、正統派のマウンテンバイクを、信じられないほど手ごろな価格帯で出し続けるアラヤさん!
【メーカー純正品】【正規代理店品】ARAYA(アラヤ) マウンテンバイク マディフォックス・ダート MFD マットサテン 【2020年モデル】【完全組立済自転車】 価格:80,300円 |
PENTAX K-5 II s × Tamron SP AF 90mm F2.8 (JPEG撮って出し)