熱心に、なに読んでるんすか?
母かたのオジサンが、激戦地のガダルカナル島から、なんで無事帰ってこられたんか、ちょっと気になって、
オジサンは陸軍だったんすか、
ふつうの歩兵部隊やのうて、野砲とか野戦砲とかいう移動式の大砲を運びながら、そのつど立ち止まって体制を整え砲撃を加える部隊ので、隊長で、そこらへんにも、生還の理由があるようで、
どういうことすか、
ガダルカナルは四国の三分の一くらいの島やけど、内陸部はほとんどジャングル地帯で、道があったとしても、人がやっと通れるくらいの幅しかなく、海岸線は海岸線で、砂浜に車輪が埋まって、思うように進めへんし、けっきょく身軽な歩兵部隊ばかりが、どんどん敵陣へ接近して、死の危険性も増えるわけで、それにくらべると、歩兵よりも遠くから砲弾を撃ち込む部隊のほうが、より安全だったんやないかと、
ちなみに、食料・燃料・弾薬などの補給はどうだったんすか、
戦いが始まってすぐ、日本軍が作った飛行場を奪われたんで、制空権をうばわれ絶望的状況・・・最後には潜水艦(特殊潜航艇)でチビチビ運んだり・・・しかも、クルマが通れるちゃんとした補給路もないんで、島に陸揚げされても、その場にたまったまま、前線にはほとんど届かへん状態、
それで、餓死者が続出し、ガダルカナル島の略「ガ島」が「餓島」とも書かれるようになったと、
食事中の場合、ここでストップしてほしいけど、米が豊富にある後方基地にあっても、基地全体が集団赤痢にかかっていて、そんな兵士たちが握るおむすびを、餓死寸前でもどってきた兵士が夢中で食らうわけで、まさに地獄絵図、
じゃあ、まともに戦うというよりも、飢餓に加えて、下痢・マラリア・脚気(かっけ)などの病気で死んでく兵士のほうがはるかに多かったと、
ウィキペディアによると、上陸した日本兵36,200人中、死者19,200人とあり、そのうち戦闘による死者は8,500人・・・兵士の多くは、戦う以前に、飢餓と病(やまい)でふらふらしながら、昼なお暗いジャングルの中をさまよいながら死んでくという、
その点、オジサンが指揮されてた砲兵部隊は、大砲がメインなんで、兵士もそこを中心に良くまとまってたと、
たしかに、大砲のおかげで、兵士の役割分担もハッキリして、集団がバラバラになる可能性も低かったはずや、
それに、重量物を運ぶ関係上、食料・医薬品などの補給物資も、自分たちで多めに運ぶことくらいは無理なくできたんでは、
ジャングルの中は、クルマも入れないんで、大砲や機関銃は分解して、人力で運んだそうやけど、食料の方はどうしてたんか・・・とにかく、そんな状況やし、砲弾の補給はまず絶望的、
オジサンには失礼かもしれませんが、もしかしたら、前線で大砲を打つはるか手前で、食料不足や病気と戦ってたというケースもありえるのでは、
たしかに、この動画にもあるとおり、攻撃の主力は、時代錯誤な歩兵による夜間の銃剣突撃で、大砲などの重火器類は、あくまで補助的存在やし、
アメリカ軍との激戦というには、あまりに一方的過ぎて、むしろ無責任極まる日本軍司令部が自軍を見殺し続けた戦争犯罪にも等(ひと)しい「大量死」と呼ぶべきでは・・・もっとも、日本家屋がより良く焼けるよう特製焼夷弾まで開発して、日本の主要都市すべてにおいて無差別爆撃を行なったアメリカ軍の人類史レベルの犯罪の比では無いけれど・・・そのからみで言えば、いい人「所ジョージ」が、もっとも悲惨な空襲に遭った東京のど真ん中で、US AIR FORCE(アメリカ空軍)をかっこいいと感じる感性も上級国民レベルというか、サイコパスというか…(埋め込み動画では再生できないのでYouTubeチャンネルで16分からご覧ください)。 VIDEO 【李家(りいけ)の明石家さんま】 アイドル「嵐」の生贄(いけにえ)として殺された上島竜兵を偲(しの)ぶ 「好きな男が一番嫌いな死に方をした」 さんまの弟も過去に焼身自殺http://rapt-plusalpha.com/43138/ PENTAX K-5 II s + HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR(jpeg.撮って出し)