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2022年02月04日

物欲をしずめようと無料購入した PENTAX 交換レンズカタログ・・・そこには、あらたな発見が…

猫 パソコンやスマホがメディアの主流になって、どんどん肩身がせまくなってる紙媒体(かみばいたい)やけど、上質な紙と印刷で仕上げられた、PENTAX交換レンズカタログのこの質感、たまらんなあ・・・この指の感触といい、

猟犬 わずか36ページですけど、なんぼ見ても飽きませんし、見るたびに、なにがしかの発見もあって、やはり、上質の印刷物はええもんすね、

猫 たとえば、23〜24ページに、交換レンズ一覧表があるんやけど、全21本の最大撮影倍率がひと目でわかるという、

猟犬 センサーと同じサイズを写しこめるのが、等倍(とうばい 、1対1)のマクロレンズですが・・・このときの最大撮影倍率を1として、

猫 マクロレンズ以外の最大撮影倍率をずらっとながめていて、アレってほど意外やったんが、もっとも倍率の高いレンズが、なんと、いちばんモノが小さく写るはずのフィッシュアイズーム・・・どういうこっちゃ、

筆者自身、フィルムカメラ時代、このレンズのためにペンタックスユーザーになろうかと真剣に悩んだほど、独創的かつ魅力的なズームレンズ・・・所有する広角レンズも 35o判換算で24.5o止まりやし、魚眼レンズ経験も無いし、つぎ買うなら、やっぱりこれやなあ…コーティングもさらに良うなってるし、

[3年保険付]ペンタックス HD PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED フィッシュアイズーム 最大180度画角ズーム魚眼レンズ[02P05Nov16]

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ダイアンさんのラジオネタや無いけど、
『こわい、開発秘話なんか読んだら、ぜったい欲しなるやん、あぶないっ!』
『フィッシュアイズームレンズの起源』
https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/lens/technology/hd_coating/Feature02/


猟犬 ちなみに、このフィッシュアイズーム・・・マクロレンズ以外では、ダントツの最大撮影倍率、なんと 0.39・・・ふつう広角になればなるほどモノは小さく写ってしまうのに、これってスゴないすか、

猫 でもって、フィッシュアイ・ズームの次に大きく写せるレンズやけど、こちらもギョッとするほど意外な・・・最初に買ったエントリーモデル K-50 にキットレンズで付いてきた 、こちら smc PENTAX-DA 18-55mmF3.5-5.6AL WR、最大撮影倍率が なんと 0.34

ペンタックス PENTAX カメラレンズ smc PENTAX-DA 18-55mmF3.5-5.6AL WR APS-C用 [ペンタックスK /ズームレンズ][DA18553.55.6ALWR]

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猫 フィッシュアイズームには無い防滴(ぼうてき)仕様なんで、雨の日も平気で持ち出せますね、

猟犬 金欠(きんけつ)気味な一般ユーザーもしっかりサポートする、RICHO・PENTAXさんのあたたかい心意気が伝わってくるような・・・うう、

猟犬 なんで、泣いてるんすか、

猫 このレンズ、安っぽい外観がイヤで、補欠入りさせたばかりなんで・・・見た目で判断して、まともに使ってやらんと、ホンマ悪かったのう、さっそく今日からレギュラー入りや、

猟犬 ところで、フィッシュアイズームと似たような製品に、こちらがあるんですけど、超広角になると、1oちがうだけで、こんなに画角が変わるんすね、

猫 いつかは、自分へのご褒美(ほうび)として新品で手にしたい、あこがれのスターレンズか・・・フィッシュアイズームが10oスタートにたいして、スターレンズのほうは11oスタート・・・パッと見、同じような超広角に思えるけど、カタログを見てびっくり、10oのほうは画角180度にたいして、11oはわずか104度、

HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW
https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/star_lens/special/sp_da11-18/


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猟犬 フィッシュアイズームの高級版かと思ってましたが、まったくの別モンすね、

猫 対角線画角180度の魚眼レンズを基本に、超広角、広角へとダイナミックにズームするフィッシュアイズームに対して、よく使う広角レンズを基本に、高画質に妥協すること無くじわじわと超広角へ攻めていくスターレンズ・・・正反対の物作りやな、

猟犬 ちなみに、広角側も1oちがいですけど、フィッシュアイズームの17oが画角100度なのにたいして、スターレンズのほうは、18oで、このときの画角76度という、こちらも大幅な開きがあって、

猫 ってことは、つまり、スターレンズのズーム域でいちばん超広角にあたる104度より少しせまい100度からスタートして、一気に180度までズームするのがフィッシュアイズームってことか、

猟犬 ちなみに、最近ズームレンズの広角側としておなじみになってきた、35o判換算の24oの対角線画角は84度、いっぽう、RICHO GR でおなじみ、35o判換算 28oの対角線画角は75度・・・ほんでもって、もっかい(もう1回)おさらいしますと、フィッシュアイズームの対角線画角が 180〜100度、スターレンズ超広角ズームほうが、104〜76度になります、

猫 高画質最優先という重い使命を背負うスターレンズとしては、ふだんよく使う広角の世界から、わずか28度だけ超広角へズームするんで精一杯ってことか

猟犬 それぞれにまったく性格の異なる超広角ズームレンズですけど、買うとしたらどっちにしますの?

猫 あこがれのスターレンズやけど、いまだ魚眼レンズ未経験の自分としては、やはり、フィッシュアイズームかなあ・・・最大撮影倍率わずか0.1倍のスターレンズに対して、0.39倍という驚きのマクロレンズ的性格も魅力的やし、ズーム幅もメチャ広いし、半分以下の価格で購入できるし、

猟犬 しかし、物欲しずめるとか言いながら、けっきょく逆効果になってません、

猫 しかし、こういう光学製品って、人類の英知の結晶みたいなもんやし、もともとレンズは魂のもんで、魂には値(ね)が付かんわけで・・・

猟犬 ああ、また始まった、


音楽ビデオとしても鉄道シミュレータービデオとしても、高い完成度を誇る名作・・・4曲のつながりもよく、短時間で良い旅をしたような気分にひたれます! ちなみに、11分34秒あたりに「レンズ沼」を文字った駅名があるのもおもしろい…


タグ:pentax
posted by なおいのおじさん at 09:20| カメラ
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