アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2017年10月21日

色々画策した小沢一郎氏が無所属で出馬した目論見とは?

週刊ポスト  より

色々画策した小沢一郎氏が無所属で出馬した目論見とは?

「自民党を倒すためなら共産党とも組む」 と公言して過去2回、 野党連合で 自民党から政権を奪った 小沢一郎・自由党代表は この政党政治の劣化をどう見ているのか。  小池百合子・東京都知事と 前原誠司氏が 合流の協議をしていた時、 小沢氏は共産党の志位和夫氏と 希望の党を含めた 野党協力について 協議したという情報もある。 しかし、小池氏は排除の論理を取り、 共産党は希望の候補に 刺客を送って小沢氏の 野党連合“オリーブの木”構想は 失敗に終わった。 小沢氏の知恵袋といわれる 平野貞夫・元民主党参院議員が語る。 「小沢一郎はこの間、 民進党が野党をまとめて 政権交代するための活動をしてきた。 しかし、民進党は分裂してしまった。 小沢は 『前原の力量ではまとめきれず、 民進党の分裂で 野党共闘ができずに困った』 と言っていました。 今後については読めないが、 小沢自身が無所属で出馬したのは、 この先、 選挙後に どこから相談を受けても フリーな立場で動けるように、 という思いからではないか」 “政界の寝業師”亀井静香氏も 「各政党とも 理念も論理も 倫理もかなぐり捨てた 口先だけの公約を並べている」 と匙をなげ、 自民党政権を 2度下野に追い及んだ 小沢氏も展望が描けないほど、 この国の政党政治は壊れてしまったのだ。
別にそれほど この国の政党政治が 壊れているとは 思わないが、 小沢氏が それだけ 自民党に勝つことが 各党の 政策理念を無視したために起こる 様々な混乱よりも 価値があると思う根拠が知りたい。 そこに感じるのは 単なる権力欲という言葉で 表されていることではすまない 何かもっと 尋常ならざるものを感じる。 欲という言葉で済むなら まだポジティブだが 強迫に近いもの つまり 権力コンプレックスとか 自民党コンプレックスとか そういうネガティブなものに 近いような気もする。 二度自民党から政権を 奪い取ることに成功した、 と言えば 成功の話だが 二度混乱が起きて 短命に終わったと言えば 失敗の話だ。 それでも さらに ここまで来て まだ 野合を画策する神経は 理解できない。 そうさせるものが 何なのか 知りたい。 野合に対する批判はさておいて 知りたい。 また 野合ではなく しっかりと機能する 二大政党制を 本気で作ろうと思ったことは ないのだろうか。
posted by sachi at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

田原総一朗  なぜ、日本に本当の「保守政党」はないのか?

  BLOGOS   より

なぜ、日本に本当の「保守政党」はないのか?

田原総一朗

衆議院選挙が公示された。 今回、 各党の公約を読んでいて改めて感じることは、 日本には保守政党がない、 ということだ。 アメリカでは、 共和党と民主党がある。 イギリスは保守党と労働党だ。 いずれも 「保守」と「リベラル」の 二大政党が闘っている。 「保守」は、自由経済だ。 だから社会保障は最小限、 つまり小さな政府だ。 対する「リベラル」は、 社会保障を厚くする、 大きな政府だ。 保守政党の政権が続くと、 少数の勝者に比べて 生活が苦しい人びとが増え、 格差が広がる。 この状況で選挙を行うと、 リベラルが勝つことになる。 こうして政権交代が実現する。 新たに生まれたリベラル政権は、 敗者を救うため、 社会保障や福祉にどんどん税金を投入する。 すると財政が悪化し、 次の選挙では保守が勝つ。 アメリカやイギリスといった 2大政党制の国では、 保守とリベラルが交互に政権につくことで、 国家としてのバランスを保っているわけだ。 日本で民主党が誕生したときは、 日本も「2大政党制」になると期待された。 実際に、民主党が政権をとると、 健全な民主主義が 確立すると盛り上がったのだ。 だが、すでにその民主党自体が、 なくなってしまった。 いったいなぜか。 日本では、 自民党が 保守とリベラルの両面を併せ持っていることが その理由だ、 と僕は考えている。 自民党は基本的には保守政党だ。 ところが、 経済政策ではリベラル路線なのだ。 だから、 自民党に対抗しようとする民主党は、 政党色を打ち出すのがむずかしい。 これが、 民主党が混迷を経て、 民進党へ変わり、 そして現在、 実質的な解党に至った要因なのだ。 戦後、 自民党は社会保障を厚くした。 そして高度成長期が終わり、 日本経済が悪化しても、 その政策を続けた。 思い切った政策転換ができなかったのだ。 そのツケがいま、 回ってきている。 現在、 「日本の借金」は1000兆円を超えている。 自民党は、 予定通り 2019年に 消費税を2%上げると表明した。 いままで先送りを繰り返してきたが、 ついに消費税率が10%になる。 ヨーロッパなど先進諸国のほとんどは、 消費税率は20%以上だ。 高齢化社会への備えと 財政再建を考えたら、 消費税10%は、 やむ得ない決断だと思う。 ところが、 この消費税値上げには、 全野党が反対している。 立憲民主党や 共産党は当然だろうが、 「寛容な改革保守政党」 を謳(うた)う、 小池百合子さんの 「希望の党」ももちろん反対している。 どの政党も 財政再建を真剣に考えず、 口当たりのいいことしか語らないのだ。 こんな国は、ほかにはない。 日本には本当の「保守政党」がないのだ。
選挙が近くなって 熱の入った面白い記事がないかと 楽しみにしていたが 言い訳・人格攻撃の類の 政治そのものの具体性には 乏しいものが多かった。 批判が それほど 強い説得力を持つものではないことは 様々な調査結果を少し丁寧に 見れば明らかなのに 選挙間際になっても 政権への批判や 自分たちへの批判に対する言い訳 により力を注ぐ左派。 自説に自信がなくて 不安な時は 言い訳に向かうのは 大人も子供も同じ。 人間、不安な時には クリエイティブな話はしない。 それだけならまだいいが 相手の心情への配慮も できないものだ。 失言の前科のある政治家の皆様には ご注意いただきたい。 また、 この時期に クリエイティブな ヴィジョンを 語れない候補者は 実は政治には 不向きだと思う。 そういうことを 考えながら いろいろな記事を 眺めると やはり 自民党は うまい。 良し悪しの問題ではなく うまい。 そして リベラル・左派は これも良し悪しの問題ではなく 要領が悪い。 散々熱弁をふるっても 目的と手段の区別がついていないため 手段の実現を訴えるが 目的には触れもしない。 そこで感じさせる 残尿感のようなものが 政治への関心を空虚なものにする。 キリスト教の話に登場する悪魔は 何も悪事を企んでるわけではなくて 人間の悪事を 神に告発する役割を持つ 真面目な存在だ。 昔はそんなに真面目なのに どうして悪魔なのか よくわからなかったが 今はわかるような気がする。 残尿感だ。 そんな 半分アホなことを 考えながら 読んでいたが その中で 田原さんの記事は ある種の緊張と 安堵感を同時に与えてくれた。 田原さんの憂慮は 各党党首の弁よりも 妙な(というほどの) 説得力がある。 やはりここで 物事の 原点だったり 本来の姿を 捉え直すような意味での リセットは 大切だ。 むしろ 今 必要だ。 それが 逆説的に 聞こえれば聞こえるほど 近視眼的な状態に あるということだ。 上の話は 夏にラジオで 宮崎哲弥さんとの対談の形で 語られていたものと 内容はほぼ同じだが 大切な話だ。 日本の政治を語る上では 二大政党制の 良し悪しに関して語られることは あまり多くはなかったが 民主主義が より正常に 機能して行くためには 多くの人が考えている以上に 大切なことだ。
posted by sachi at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2017年10月19日

橋下徹 “選挙でチョロネズミを駆除せよ” 前原氏批判は筋違い。

PRESIDENT Online より

橋下徹“選挙でチョロネズミを駆除せよ” 前原氏批判は筋違い。

前原氏批判は筋違い。勝つ可能性に賭けるのはリーダーとしての役割だ

希望の党を立ち上げた 小池百合子代表や 前原誠司民進党代表の行動の凄さは、 僕も二大政党制に向けて 実際に色々やったから分かるんだ。 ところが口だけ連中は そんな苦労を知らないから 文句ばかり言う。 前原さんは、 民進党解党に反対の 元民進党議員や候補予定者、 それに未だ民進党に所属したままの 地方議員や党員には 相当恨まれることになっただろう。 特に希望の党に入ろうとしたけど 拒まれた元民進党議員は 烈火のごとく怒っている。 笑っちゃうのが、 当初希望の党に入ろうとしていた 辻元清美さんや 阿部知子さん。 自分たちも 希望の党に行けると思っていたのか、 「考え方が全く違う小池さんと 一緒にやっていけるのか?」 という質問には 「小池さんとはやっていける、合いそうだ」 なんて趣旨の答えをしていた。 ところが希望の党への入党が 拒絶されたとたん 「小池さんは独裁者だ!  私は信念を曲げることはできない!」 だって。 民進党の仲間に どれだけ恨まれようとも、 怒られようとも、 あの民進党のまま選挙に突入したら 民進党の敗北は 明らかだったんだから、 何らかの手を打たざるを得ない。 そして絶対に勝てることが 保証された勝負なんて 世の中には存在しない。 勝ち負けが分からないから勝負なんで、 ある種の博打である。 前原さんの行動が 最終的に勝ちにつながるのかどうかは 分からない。 しかしあの決断当時は勝つ 「可能性」があった。 そして何もしなければ ジリ貧であったことは確かだ。 このようなときに勝つ「可能性」 に賭けることこそがリーダーの役割だ。 (略)

ポンコツガラクタ議員を 織田信長ばりに 切り捨てることも必要だった

そして何と言っても メンバーだ。 政権交代を目指してしまえば、 過半数を獲得できるように 候補者数を集めなければならない。 ここが一番問題だ。 数が目標になり、 そうなると ポンコツガラクタメンバーが 大量に集まってしまう。 二大政党制への第一歩が 目標であれば、 過半数の候補者数にこだわる必要はない。 当選のためだけに 希望の党の看板を利用しようとする者は 全て排除できる。 小池さんは 織田信長になるべきだった。 これまで野党が弱かったのは メンバーがよくなかったから。 イデオロギーに 囚われ過ぎて 現実的な判断ができない 議員は困りものだが、 それでも政党内に考え方の幅が ある程度存在するのは当然だ。 ゆえにメンバー間の考えに 多少のずれがあっても問題ない。 むしろ厳格に一致を求めると 野党の膨らみや 柔軟性に欠けることになることは 前号で述べた。 自民党なんて メンバー間の考え方に かなり幅がある集団だよ。 一番やっかいなのは、 当選するためだけにウロチョロする、 チョロネズミ連中だ。 政治家が大きな仕事をするためには、 自分の議員の身分と 引き換えにしなければならない 状況も出てくる。 自分の身分を捨ててでも 最後まで仕事をやり切る、 という覚悟のある者でないと、 政治なんてできない。 もちろん 自民党や公明党のメンバーだって、 当選を目標としている。 有権者から批判を受けるようなことは 避けることだって多い。 それでも、 当選のためだけに 政党をコロコロ変えるチョロネズミは 圧倒的に少ない。 チョロネズミ連中よりも、 一つの政党の中で 落選後に再び当選してくる政治家の方が まだ信用ができる。 考え方がどうしても合わなくなったから、 その政党から離れるとか、 政党自体が 分党するというのならまだ理解できる。 でも当選しそうな政党が 「できそうだから」 「できたから」 そちらに移るというのは、 ほんと信用できない。 今回の 民進党から希望の党へ移籍した者の多くは、 明らかに後者だろう。 小選挙区で当選してきたメンバーや、 負けたとしても あとほんの少しで 当選できたメンバーを除いて、 民進党から希望の党への移籍は 一切拒否すべきだった。 その小池さんの 織田信長ばりのバッサリ斬りの方が、 有権者に支持されたのではないかと思う。 そうなると 希望の党の 候補者数は それほど多くの数に ならなかったかもしれないが、 二大政党制の第一歩として考えれば、 それで十分だった。 そして 民進党から希望の党に合流できなかった者、 民進党の責任者として あえて合流しなかった者は 無所属候補として選挙戦を戦い、 見事勝ち上がってきたメンバーが、 さらに希望の党に合流する。 小池さんの看板だけで当選した、 根っからの新人議員だけでは 強い野党にはならない。 民進党の責任者として 一定の責任を 取らなければならない立場でありながらも、 無所属候補として 自力で勝ち上がってきたメンバーの力が、 強い野党には必要である。 この2つのメンバーが合わさって、 初めて強い野党になり得る。 当選するためだけに希望の党に来た チョロネズミが、 小選挙区では 落選しながら 比例復活したらややこしい。 こういう連中は 自分に実力がないにもかかわらず、 議員バッジを付けたとたん、 偉そうないっぱしのことをほざく。 おそらくこういう連中が 党の結束を乱し、 希望の党の勢いが弱いと見れば、 まずは小池さんの看板のすげ替え、 代表の交代を目論む。 それでもダメなら、 どこの党にいるのが 一番当選しやすいかを考えて、 党の移籍を目論む。 比例復活議員は 簡単に移籍はできないので、 残存民進党参議院議員や 立憲民主党と合わさる新党結成を考えるのか。 ここまで来たらもう茶番だけど、 これがチョロネズミ議員の実態で、 こういう連中が 野党にいる限り 強い野党は誕生しない。 こういう連中を小池さんにはズバッと斬って欲しかった。 (略)

安倍政権与党の実績評価のためには「前回の」公約を吟味すべき!

(略) 今回の一回の選挙で 強い野党などできるわけがない。 自民党に対抗できる 強い野党を作るには 10年スパンで考えなければならない。 そのような意味で、 今回は二大政党制に向けて 強い野党を誕生させるために、 野党を整理する選挙だ。 これからの強い野党は、 「希望・維新」の枠組みか、 「共産・立憲民主」の枠組みか。 どちらの方が野党としてよりましか、 の選択だ。 このときに 公約の詳細比較をやっても仕方がない。 野党なんて、 そもそも公約を実現できる立場にない。 実現できない公約を詳細に検証しても 意味がない。 政党の大括りの色、政党の政治の方向性を掴めればそれで十分だ。 この点、 政権与党の今回の公約を検証することは、 後に公約をきちんと実行したかどうかの 検証に役立つから必要だと、 付け焼刃の知識をもって語る者がいる。 しかし、 こういう連中は PDCA (PLAN→DO→CHECK→ACTION) サイクルというものを分かっていない。 実行力の検証は 次の選挙における検証だ。 つまり今回の公約は、 次回の選挙において 「どれだけ実行されたか」 を検証することになる。 今回の選挙において 政権与党の 公約の実行力を検証するためには、 「前回の」 選挙において出された公約が 検証の対象であり、 今回の公約は 検証する対象ではない。 これがPDCAサイクルとういもの。 前回のPLAN(公約)を 今回CHECK(検証)する。 今回のPLAN(公約)は 次回の選挙でCHECK(検証)する。 この理屈分かります? まずは 安倍政権の これまでの実績評価をしっかり行う。 そのためには 今回の公約ではなく、 「前回の」選挙で打ち出した公約を どれだけ実行したかを しっかりと検証する。 そのことによって 政権与党の実行力を 測ることができる。 このような理屈を 理解していないから、 メディアや自称インテリは、 自民党が 「今回」打ち出した公約を 吟味しちゃうんだよね。 安倍政権与党が 前回の選挙で 打ち出した公約を覚えています?  忘れちゃってるでしょ?  だからこそメディアは政権与党の 「前回の」公約を しっかりと報じるべきなんだ。 そんなメディアは皆無。 メディアや自称インテリは 口を開けば、 政党間の「今回の」公約の比較、 検証しか言わないからね。 もうこんな バカげた意味のない政策議論は 止めなきゃいけない。 まずは政権与党の実績評価。 そのために 前回の公約がどれだけ実行されたか きちんと評価する。 その上で野党は どちらの枠組みでいくべきか。 その際も 野党の公約比較というよりも、 政党の色、 政治の方向性、 端的に言えば政権与党との違いの 「程度」で判断せざるを得ない。 安倍政権与党と 「違う」野党(希望・維新)か、 「全然」違う野党(共産・立憲民主)か。 この判断で十分だ。 その野党の整理の際に、 自民党・公明党の ポンコツガラクタ議員も ふるい落とされることを期待する。 (ここまで約3400字、 メルマガ本文は約1万4800字です)
希望の党は はじめから 質より量みたいな考え方で 進むのだったら 小沢さんが 中心にいたのかもしれない。 二大政党になりうる しっかりとした 形にするには 今の形は 間違った方向へ進んでるとは思わない。 世の中は 「排除」 という言葉に過剰に反応している。 「管理」 と訳せばよい。 小池さんを 独裁者とか 言う人もいるが 排除も不透明も含め 全て必要な管理だ。 そういう 必要な管理をしなかったから 民進党は分解した。 自民党が支持を落とすと さらに支持を落とすいう 笑いの対象になってしまった。 多額の政党助成金を受ける公の政党が 陥ってはいけない状態になってしまった ということに対する 本気の反省は 旧民進党の誰にもまだ見られない。 蓮舫さんには あったかもしれないが。 民進党出身者には 約束を守らない人がいるようだが 橋下徹は もっと大胆に切り捨てて 質を保てという。 確かに難しいところだが そういう ガバナンスの 厳しさと 品質保証を 前面に出すのも良い。 極端な言い方をするが 民進党出身者は 今まで 党が栄えて成熟することより 党の中で自分が(または自分達が) どれだけ存在を示せるかを 考えてきた人たちだ。 ガバナンスは厳しくなりざるを得ない。 しかし 小池さんがうまくそれをやれば そのまま 党としての品質保証になる。 今までの 自民党になかった考え方だ。 希望の党に入れなかった人たちも含め いろいろいう人は いると思うが 強いリーダーシップで 進んでほしい。 それが自民党にとっても 社会全体にとっても プラスだ。 自民党にしても 現実的なものの考え方ができない集団に 選挙で勝っても 本当の意味での 政権の正当性が 得られているわけではない。 政権不支持が 支持を上回っても 安定多数ということは 現在の仕組みではやむを得ないが、 本来よいことではない。 様々な実害も生まれる。 それは 二大政党制が必要な 理由の一つでもある。
posted by sachi at 07:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2017年10月18日

若者はなぜ自民党を支持するのか? 「ネットで野党批判のまとめ記事を読んでいるから」という説

キャリコネニュース より

若者はなぜ自民党を支持するのか? 「ネットで野党批判のまとめ記事を読んでいるから」という説

混迷を極めている今回の衆院選だが、 それでも自民党は安定多数の 244議席を上回る見込みだという。 10月12日、日本経済新聞が報じた。 朝日新聞が10月10〜11日に行った調査でも、 無党派層のうちの32%が 同党に投票すると回答している。 森友学園や加計学園問題で揺れ、 一時は内閣支持率が 「危険水域」 と言われる3割を下回っていたものの、 大幅な議席減とはならないようだ。 とりわけ、若者の間では、 自民党の支持率が高いという。

20代女性「森友・加計問題は、メディアがはやし立てすぎているだけ」

なぜ若者は 自民党を支持しているのでしょうか。 毎日新聞の調査によると、 同党の支持率は30〜60代では 2割台に留まっているが、 20代以下では4割弱にも上る。 内閣支持率も、 70歳以上や40代では4割台、 他の世代では3割台だが、 20代以下では5割弱に上る。 なぜ自民党を支持するのか。 今回、 自民党に投票するという 都内人材会社に勤務する女性(26歳)は、 「他に選択肢がない」と語る。 「いつも自民党に 投票しているわけではありませんが、 今回は消去法で 自民党に投票すると思います。 安倍政権が 『働き方』改革を進めて、 生産性を向上させてくれることに 期待しているからです。 改憲にも賛成です」 他の政党について聞くと、 「希望の党は 政策が不透明で投票できません。 原発ゼロを打ち出しましたが、 原発がそこまで重要な問題だとは 思っていないんです。 立憲民主党は、 民進党時代から 政権の批判ばかりで 肝心の政策の中身が見えてきません」 と批判的だ。 一時、 加計学園や森友学園の問題で 安倍政権が 批判にさらされたこともあったが、 「森友・加計は、 それほど重要な問題でもないのに、 メディアがはやし立て すぎだと思うんです。 それよりも やはり政策の中身を見るべきです」 と擁護した。 その一方で、 自民党に反対する若者ももちろんいる。 都内で ユニオンの活動に携わる男性(28歳)は、 「立憲民主党か 共産党の野党共闘の候補に投票するつもり」 だという。 男性自身は「自民党はダメ」と考えており、 同世代も 「積極的に支持していると いうわけではないのでは」 と語る。 「20〜30代は、 バブルも経験していないし、 物心ついてからずっと 不景気だったという人が多い。 好景気や労働条件が 良かったことがないから、 社会をより良く変えていける というリアリティが ないのかもしれません。 支持しているというよりも、 長く政権にいるため、 なんとなく投票する人もいるのでは ないでしょうか」

「民主党のブーメランまとめ」 といったネット記事で自民支持に?

若者の自民党支持の背景には、 経済的な要因だけではなく、 「ネットで野党やリベラルを 批判するような まとめ記事を読んでいる」 ということもあるかもしれない。 ITジャーナリストの 井上トシユキさんは、 次のように指摘した。 「以前、学生と話した時、 『民主党はブーメランがひどい』 と話していました。 つまり民主党は 自民党を批判しておきがら、 それと同じようなことを 自分たちでもやっているというのです。 ネット上にある、 ”民主党のブーメランまとめ” といった記事が 情報源になっているのではないでしょうか」 ネットでは、 例えば、 自民党議員が年金を納めていなかったことを 批判した民主党議員が、 同じように年金を納めていなかったことなどが 「ブーメラン」 と呼ばれている。 新聞や雑誌、 テレビではほとんど見かけない類の批判だが、 ネットではこうしたまとめ記事が 散見される。 野党を批判し、 安倍政権を礼賛する 保守系ブログも多い。 「北朝鮮問題についても、 2003年に朝日新聞が 『ミサイルは一発だけなら誤射』 という趣旨の記述をしたことが ネットでは語り継がれています。 いずれにせよ、 情報源はネットです。 若い人は新聞を読まなくなった とよく言われますが、 ヤフーニュースなど ネットでニュースを読んでいます。 そのまま関連記事を辿ったり、 検索したりしているうちに ネット上の野党やリベラルを 揶揄した情報に出会う。 それで自民党を 支持するのではないでしょうか」
いつものご飯を食べようとしていたところに 「そのご飯は良くないから食べるな」 と言われたとする。 そして 「こっちの方がきっと美味しいから食べてごらん」 と言われて 食べて見た。 そしたら 今までのご飯より美味しかった。 今までのご飯はやめて これからこっちのご飯を食べよう。 という話ならわかる。 ところが 「そのご飯は良くないから食べるな」 とは言われた けど その代わりはなかったら どうだろう。 今の野党はそういう状態であるということ。 批判はするが 政策がないか 貧弱で どうすればいいか ということがない。 政策とそのための方法論がないから 一生懸命批判することが むしろ 大きなリスクになっている。 批判より先に 「それよりこっちの方がいいんじゃない?」 「だってこうすればこうなるでしょ」 って言われて なるほどって思えば いくらでも支持者は増える。 「それを食べるな」 「でも、代わりはない」 で従う人がいるわけないことに 気づかないほど 自分たちがやっていることが 客観的に見えていない ということが問題だ。
「20〜30代は、 バブルも経験していないし、 物心ついてからずっと 不景気だったという人が多い。 好景気や労働条件が 良かったことがないから、 社会をより良く変えていける というリアリティが ないのかもしれません。 支持しているというよりも、 長く政権にいるため、 なんとなく投票する人もいるのでは ないでしょうか」
リベラル系の人が 同じようなことをよく言う。 自分達に問題があるとは 思っていない。 安倍政権を支持する人より 安倍政権を支持しない人が多いのに 安定多数になるのはおかしい 小選挙区制度が悪いとか 言う。 それもそもそもの パラダイムが 間違っている。 特定の政党を 強く支持している人など そもそも それほど多いわけがない。 良いと思うところか 消去法で残ったところに その都度投票する人がほとんどだ。 だから もっといい政策を 掲げるところがあれば すぐにそっちへ行く。 それが大勢だ。 そのくらい支持とか 不支持には流動性がある。 毎回の世論調査を見てもよくわかることだ。 なのに支持されないのだから それには 支持されない 明確な理由があるのは 当たり前だ。 なのに なんとなく投票する人たちが多いから 自民党に票が流れると 本気で思っている。
ネットではこうしたまとめ記事が 散見される。 野党を批判し、 安倍政権を礼賛する 保守系ブログも多い。
情報源はネットです。 若い人は新聞を読まなくなった とよく言われますが、 ヤフーニュースなど ネットでニュースを読んでいます。 そのまま関連記事を辿ったり、 検索したりしているうちに ネット上の野党やリベラルを 揶揄した情報に出会う。 それで自民党を 支持するのではないでしょうか」
これもリベラルの人たちが よく言う。 こういう論法で言うのだが これ 原因と結果がおかしくないか。 野党を批判した情報が多いから 自民党を支持するって 当然、全ての情報が正しいとは思わないが 野党に問題がなかったら 野党を批判した情報が 多いわけがないし それを読んだ人が それを 鵜呑みにするわけでもない。 説得力のあるものにしか 共感しない。 自民党や政権に 問題があると思う人は 説得力のある そういう情報を もっと発信すればいい。 ネットでは いくらでも可能だ。 説得力があれば 支持者は増える。 当たり前だ。 若者に限らず 既成のメディアが 偏ってると感じる人は 積極的に ネットに向かう。 ネットは同じテーマでの 解釈の比較もできる。 ブログの多くは 個人が思ったことを 自分の言葉で率直に書いている。 意見が違っても 気持ちはわかるものは多い。 嘘を書いてればすぐわかる。 そういうネットがあるのに 月数千円を払って 偏った情報を買うことが ナンセンスだと思うのが 当たり前ではないか。 モリカケは その後の動きを見れば 安倍首相の 印象操作のために 周到に計画されたことではないか と思っている。 また、 あの偏向報道のひどさは 長い歴史の中で見れば 結果的に 既成メディアが衰退する 分水嶺になるのではないかと思う。 共産主義にしても社会主義・リベラル にしても そもそも 哲学から生まれた思想だ。 その 西洋哲学の原点は 「よりよく生きること」 だったり 「正しいことを見極めること」 だったりする。 哲学とか思想の大きな地図の中で 今自分達がどのような場所にいるのか リベラル・左派の方々は 考えて見てほしい。
posted by sachi at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2017年10月16日

「450年先」を見据える英国ロイヤル・オペラの長期戦略

Forbes より

「450年先」を見据える英国ロイヤル・オペラの長期戦略

「オペラは金持ちの道楽」 と敬遠する人が多いのは、 日本だけでなく欧州も同じ。 では、ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスの客席が、 毎晩賑わうのはなぜか。 その背景には、世界を見据えた長期目線の戦略があった。 午前10時半。 ロイヤル・オペラ・ハウス(ROH)の舞台上では、 黒ずくめのスタッフがせわしなく行き交い、 着々と作業を進めている。 舞台に組まれているのは、 円形劇場を思わせる3階建てのセットだ。 客席では、 あちこちに据えられた8台のテレビカメラが 出番を待っている。 人気絶頂のテノール歌手、 ヨナス・カウフマンがここで ヴェルディ作曲『オテロ』のタイトルロールに 初めて挑戦する。 本人が「エベレストを登るよう」 と表現する究極の難役だ。 今夜、 その瞬間を 世界がリアルタイムで見届けることになる。 ただ、 舞台上に組まれたセットは、 初日を1週間後に控えた 『トゥーランドット』のもの。 皇帝を乗せる宙吊りの玉座が、 頭上からゆっくり降りてくる。 リハーサルを終えたらすべて解体し、 『オテロ』のセットを組み、 夜7時半の公演を迎えるという。 これに加え、 ヴェルディの 『椿姫』と モーツァルトの 『ポントの王ミトリダーテ』も公演中だ。 ROHのアレックス・ビアードCEO(54)に言わせれば、 「まるでエクストリームスポーツ」 のように劇場内はめまぐるしい。

変化を象徴する存在

ROHが拠点を構える 英国ロンドンのコベント・ガーデンで、 初めてオペラが上演されたのは1732年のこと。 1892年に 「ロイヤル・オペラ・ハウス」と名づけられ、 いまや世界有数の歌劇場として知られるようになった。 オペラとバレエの公演数は 年間約320回にのぼり、 入場者数は70万人を超える。 ロンドンのコンサートホールでは、 空席が目立つクラシック音楽の演奏会も少なくないが、 ROHは96%という入場率を誇る。 ちなみに、テムズ川の反対側にある演劇の殿堂、 ナショナル・シアターの入場率は88%だ。 非営利法人によって運営されているROHの収入は、 年間1億3110万ポンド(約192億円)。 米メトロポリタン・オペラの 3億1075万ドル(約344億円)にはかなわないが、 ウィーン国立歌劇場の 1億1771万ユーロ(約154億円)を上回る。 収入は右肩上がりで、17年連続で黒字を達成している。 ROHの収入の約2割は、 アーツ・カウンシル・イングランド(ACE) からの助成が占める。 ACEは文化・メディア・スポーツ省所管の外郭団体で、 芸術文化の振興を目的とする。 ROHはどの組織よりも多くの資金を ACEから受け取っている。 その理由は、 オペラやバレエが 群を抜いてコストのかかる芸術だからでもあるが、 ROHがロンドンだけでなく全国で、 ひいては全世界で文化的に重要な役割を果たし、 次世代の育成にも熱心に取り組んでいるからだという。 「ROHは、 常に時代の先を見据えていて、 変化を象徴する存在です」 とACEの広報担当者は話す。

450年の歴史、450年の未来

ROHは、 年間12作品を 40カ国以上の 約1500カ所におよぶ映画館へ ライブ中継している。 国内だけで430カ所を超え、 英国のどこにいても50km圏内に ROHの舞台をリアルタイムで観られる場所があるという。 カウフマン主演の 『オテロ』は、 今年の目玉だ (日本では生中継ではなく、 9月8日より全国で順次公開予定)。 メトロポリタン・オペラをはじめとした 一部の歌劇場のほか、 演劇のナショナル・シアターなども ライブ中継を行っており、 映画館で舞台を楽しむという行為は ますます定着しつつある。 それは、 テレビ放映やDVDで鑑賞するのと 同じ体験ではない。 BBCでプロデューサーとして長年活躍し、 現在ROHで映像関連の責任者を務める ピーター・ジョーンズはこう話す。 「舞台鑑賞は、 本質的には共同体活動。 世界中で同じ瞬間を共有しているという感覚は格別です」 さらに、 年に3回は国内15カ所で 無料の野外パブリックビューイングを行う。 同時に、YouTubeでライブ配信する場合もある。 となると、まさに世界の津々浦々で、 当代きっての歌手やダンサーが 大舞台に臨むその瞬間を目撃できるというわけだ。 最も大規模な パブリックビューイングの会場が、 ロンドンの観光名所トラファルガー広場だ。 巨大なスクリーンを前に、 開演の数時間前から上映を心待ちにする人々の ピクニックが始まる。 オペラハウスの客席は 白人が大半を占めるが、 広場に集まった観客は、 人種の多様なロンドンそのもの。 劇場では見かけることのない ベビーカーの子供もいる。 初めてオペラの野外上映に来た マーリーン・サントゥス(28)は、 「たまたまネットでオペラの動画を見たら、 歌がキャッチーで 衣裳がきれいだったから来てみようかと思って」 と話す。 「オペラは金持ちが観るもの」 と思っていたが、 印象が変わったという。 友人を誘って来たエライザ・プリティマン(24)は、 「急な残業もあるし、 前もって高いチケットを買わなくても、 ふらっと来られるのがいい」と語る。 観る方にとっては気軽かもしれないが、 桁違いの数の観客を前にする 歌手やダンサーにのしかかるプレッシャーは 尋常ではない。 「彼らは失敗を恐れて 安全運転するかと思いきや、 意外とそうでもない」 とジョーンズは話す。 「なぜかダンサーはいつもより 高くジャンプするし、 歌手は普段以上に歌にエネルギーをこめるんです」 プレッシャーがかかるのは、 ジョーンズをはじめとする 裏方スタッフも同じだ。 何しろ生中継なので、 失敗は許されない。 バレエなら、 リフトされたダンサーのつま先が 画面から切れないように、 身長や脚の長さから見当をつけておく。 モーツァルトの喜劇オペラなら、 笑いを誘う歌手とリアクションをする 歌手の両方の表情をとらえて 初めて笑いが成立するので、 カメラの切り替えを綿密に計算する。 これだけ大がかりで 莫大な費用のかかるものを 野外上映やYouTubeで 惜しげもなく無料公開するのはなぜか。 ビアードCEOはこう話す。 「劇場の座席数は限られています。 オペラには450年の歴史があり、 この先450年も続くはず。 だとすれば、 新たな観客を惹きつけて オペラハウスとの長期的な関係を持ってもらうことは 非常に重要です」 ROHは特に、 映画市場が急成長中の中国に注目している。 昨年、中国での映画館上映は 3作品にとどまったが、 今年は6作品に拡大する。 直接劇場に来る人を増やすことだけが 観客を増やす手段ではない。 劇場外でそれに近い体験ができるとなれば、 地球全体が客席になるわけだ。

他業界の顧客戦略をウォッチ

一方で、 劇場に足を運ぶ人の多様化も目標の一つだ。 そのために重要なのが、 価格設定だという。 ROHのチケットは、 44%が50ポンド以下、 35%が40ポンド以下、 29%が30ポンド以下で販売されている。 これなら ロンドンのウェストエンドで ミュージカルを観るよりよっぽど安い。 たとえば、 カウフマン主演の『オテロ』は、 最も高いチケットが 270ポンドだったが、 一方で15ポンドの席も用意されていた。 また、普段ROHには来ない層を呼び込むため、 最高ランクの席を 50ポンドに設定したバレエ公演もある。 各公演のチケット価格をどう設定するかは、 顧客データによって決めているという。 アンケートも集めているが、 それよりも重要なのは購入履歴だ。 ROHは日本のコンサートホールのように チケット販売を部分的に 外部へ委託したりしないので、 すべてのチケットが ROHのボックスオフィスを通して購入される。 そのため、 観客一人ひとりについて、 来場の頻度や好みの演目など、 詳細まで把握できる。 どういった演目のどの席に需要があるかに注目すれば、 価格設定の精度が高められるわけだ。 また、 劇場に足を運びやすくする という意味で大きいのが eチケット制度である。 ROHでは、 もちろん紙での発券も可能だが、 携帯端末で eチケットを提示するだけで入場できる。 英国の文化施設で これに踏み切ったのは ROHが初めてだったという。 eチケット制度がなかったり、 あっても 印刷してくる必要があったりする施設も多いが、 これは必然的な施策だったと ビアードCEOは話す。 「たとえば、 航空会社はずいぶん前から eチケット制度を導入しています。 私たちはより 良い顧客体験を提供したいだけ。 ほかの業界がどうやって 顧客を取り込んでいるか、 常にウォッチしています」 700万回再生されたオペラ曲 いまや ROHの来場者は48%が ロンドン外の居住者であり、 マーケティングツールとして 有効なのはやはりソーシャルメディアだ。 担当者のメル・スペンサーによると、 ツイッターやフェイスブックなどを通じて、 週に100万人以上が ROHのオンラインコンテンツを目にしている。 コンテンツを作る際に注意するのは、 「オペラやバレエについて 相手に知識があることを前提にしないこと、 “上から目線”にならないこと」 だと同氏は言う。 また、 ツイッターでは、 公演ごとにハッシュタグを作って 投稿を呼びかけている。 たとえば、『オテロ』なら #ROHOtelloとつけて 感想を投稿してもらう。 もちろん、 好意的なコメントばかりではない。 「否定的な投稿を阻止することはできない。 思い入れがあるからこそ 意見をシェアしたいわけで、 それはすばらしいことです」 とビアードCEOは語る。 最も成功しているのが YouTubeチャンネルで、 登録者数は26万人を超え、 5万人弱にとどまる メトロポリタン・オペラを含め、 他の歌劇場に圧倒的な差をつけている。 たとえば、 『カルメン』の有名な曲「ハバネラ」の動画は、 700万回近く再生されている。 また、人気の歌手やダンサー、 指揮者などが登場する 「インサイト」と呼ばれるトークイベントや バレエの公開リハーサルは、 1時間半近くの内容が 丸ごとアップロードされていて、 見ごたえ十分だ。 また、 ロンドン外の潜在顧客と同様に重視しているのが、 若い世代である。 現在、 「ROHステューデント」 として1万9000人以上の学生が登録しており、 1〜25ポンドという安さで チケットが買える。 年に一度は 学生だけを対象にした公演も行っており、 昨シーズンは、 バレエ『フランケンシュタイン』を上演。 その際、 イマーシブ・シアター(体験型演劇)で 世界を席巻している劇団「パンチドランク」と手を組み、 フランケンシュタインの格好をした役者が 客席をさまようなど、 観客が舞台に“巻き込まれる”ような工夫を凝らした。 それだけでなく、 全国の子供向けに オペラやバレエに関連する各種コンテストを開催し、 優勝者を劇場に招待している。 ビアードCEOは次世代への投資についてこう説明する。 「若いうちに興味の種をまいておけば、 仕事や家庭で忙しい 20〜30代は劇場から足が遠のいても、 40〜50代になって種が育ち、 戻ってきてくれるかもしれません」 ROHが常に未来を見据えて 投資してきたのには訳がある。 「オペラの本場」 といえばやはり イタリアやドイツで、 ROHは“後発組”とも言える。 フランセス・ドナルドソン著 『20世紀のロイヤル・オペラ・ハウス』 (未邦訳) によると、 ようやく 一流の歌劇場として 認識されるようになったのは、 ゲオルグ・ショルティが 音楽監督を務めた1960年代で、 「この頃になって、 外国から超一流の歌手や指揮者が ロンドンに来たがるようになった」 という。 その後も 決して順風満帆だったわけではない。 特に1990年代半ばには チケットの売れ行きが伸び悩んだ。 ビアードCEOはこう話す。 「まず何より、 当時は劇場の老朽化が著しかった。 舞台裏の設備もひどいものでしたが、 劇場内にエアコンがなかったので 夏は不快で、 座席によって入り口が別々だったり、 バーが快適でなかったり。 ちゃんとお金をかけていないのが 見え見えでした。 それに、 演奏の水準にもムラがありました」 そんな状況から、 1億7800万ポンドをかけた 劇場の改装に踏み切った。 何よりも“顧客体験”に投資することで、 軌道に乗ることができた。 人材への投資も重要だ。 2002年には、 ベルギーの王立モネ劇場の音楽監督だった アントニオ・パッパーノを 音楽監督として招聘した。 年間73万ポンド超とも報じられる 彼の報酬が批判の的になることもある。 だが、 カウフマンがオテロ役に初挑戦する場として ROHを選んだ理由は パッパーノへの信頼にほかならない と公言しているように、 ROHにもたらす価値は計り知れない。 ROHは現在、 中劇場「リンベリー・スタジオ」の改装を含め、 大規模な工事を実施している。 完了は2018年9月の予定である。 絶えず観光客などで賑わう コベント・ガーデンと劇場を カフェやレストランでつなぎ、 チケットを買わずとも オペラハウスの“魔法”を ちょっぴり体験できるようにするという。 劇場からロンドンの街へ、 ロンドンから全国へ、 全国から世界へ─。 隔てる壁を打ち壊し、 限りなく外へと展開していくのが、 現代の劇場の姿だ。
オペラが好きという人や 見たことがあるという人の 数の割に 一度見れば好きになり また病みつきになるひとは 多いと思う。 伝統あるものとはそういうものだ。 チケットが高いとか そういう 恐ろしく現実的な 理由だけで 見たことがない。 見たいと思わない 状態ができている。 海辺に行けば より美味しい海産物が より安く手に入るように ヨーロッパに行けば より安く より内容の良いものを 経験することができる。 また ウイーンの国立歌劇場などのように 立ち席だったら200円くらいで 鑑賞できるところもある。 立ち席のチケットは 予約も何もなしに 窓口で 「シュティープラッツ ビッテ」 と言えばいいだけだ。 椅子はないが 音楽学生が 楽譜を見ながら鑑賞するための 譜面台はある。 ここでは オペラの魅力と鑑賞方法を ご案内するのが目的ではない。 この記事読んで 思ったのは RHOの運営の仕方に 日本人が 色々と参考にすべき点があるからだ。 もちろん日本でも ネットの使い方など 同じようなことは 始まってるし もっと先進的な方法を とっているところもある。 しかし 外見的な方法論は似ているが その意識はけっこう違っている。 何が違うかということを 一言で言えば PRの方法が 文字媒体や画像媒体に 頼るのではなく 体験そのものを PRの材料に使う考え方だ。 そういう意味での積極的な見方が これだけマルチメディアが 溢れた世の中では必要だと思うし それがまた 新たな文化を作り出して 世の中を活性化して行くものだと思う。 働き方改革と合わせて 必要になってくることは 生産性の向上だ。 それは 良い方向へ進めば 生活を活性化して 幸福度をあげることに繋がる。 楽しいものを 楽しめない 仕組みの 世の中は 楽しくない。
posted by sachi at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | エンタメ

「米国と北朝鮮の間で火を噴く危険性」 田原総一朗氏が明かす衆院解散「本当の理由」

J-CASTニュース  より

「米国と北朝鮮の間で火を噴く危険性」 田原総一朗氏が明かす衆院解散「本当の理由」

ジャーナリストの田原総一朗氏(83)が 2017年10月13日、 東京・有楽町の日本外国特派員協会で 記者会見し、 野党が「大義」を問題視している 衆院解散について、 17年末から18年にかけて 米国と北朝鮮の間で 軍事的緊張が高まり、 それまでに 「そのための体勢を作る」 ためだったとの見方を示した。 安倍晋三首相は 解散直前の記者会見で、 こういった 「年末年始危機説」 には触れなかった。

「色んな情報がある。一番極端な情報は...」

米国のトランプ大統領は11月下旬に訪日し、その後は中国に渡って習近平国家主席と会談する見通しだ。この会談について、田原氏は 「色んな情報がある。一番極端な情報は...」 と断った上で、 トランプ氏が習氏に対して 「もしかすると米国が北朝鮮に武力行使する可能性がある。そのとき、中国は黙って見ててくれ」 などと打診するとの見方を示した。 その上で、 防衛省や外務省の幹部が田原氏に対して 「今年の年末から来年にかけて米国と北朝鮮の間で火を噴く危険性がある」 と発言し、 安倍首相も側近に 「それが大変心配だ」 と言っている、 とした。 こういった事態が実際に発生すれば、 日本にもミサイルが飛来する可能性があるため、防衛省や外務省の幹部は 「日本としては、そのための体勢を作らないといけない。そのために、できるだけ早く選挙をしたい」 と語り、 「安倍さん自身も、側近に、しきりにそのことを言っていた」 という。 安倍首相が解散を表明した 9月25日の記者会見で 説明された解散の理由は、 消費税率2%の引き上げ分の 税収約5兆円の使い道を 変更する事や、 北朝鮮対応についてだったが、 「北朝鮮の年末年始危機説」 自体には言及がなかった。 田原氏によると、 「安倍さんの側近のひとり」 は、その背景を 「それ言うと、国民が非常に危険視する。まったく触れない方がいい」 と説明したという。 その上で田原氏は、 北朝鮮問題をめぐる 野党の対応を批判。 選挙が盛り上がらない一因は 野党にあるとした。 「選挙戦で野党は、米国と北朝鮮の緊張状態について論議しなかった。『国民の生命を守るのは与党の仕事で俺たちは関係ない』、そういう姿勢だ。だから国民の多くは、こんな選挙に関心が持てなかった」
安倍首相の語ったことを その都度 読み込んでおけば 今回の解散の大義は わかるはずだが 野党は選挙で 安全保障とか防衛とかに 触れたくないのだろう。 触れれば 現状では 現在の安全保障体制に変わる 対案を 具体的に提案するか 自民党の安全保障政策に同調するか どちらかになる。 またそういうことに 中途半端な提案をして ボロを出せば 選挙には大きなマイナスだ。 田原総一郎さんいう通り 『国民の生命を守るのは与党の仕事で俺たちは関係ない』 という姿勢で逃げるのだろう。 国の安全保障を見ないようにするような 無責任さ、 それこそが 現在の安倍一強、自民一強を作っていることに 気づいているのか いないかは わからないが 気づいていたとしても 気づかないふりをしてるのだろう。 野党と言っても 小池さんなり 松井さんは わかっているし かなり現実的な見方をしている 希望の党が失速とか マスコミは 目先のことだけに 問題を集中させているが 小池さんは かなり先まで見越して 今の動き方を決めているように 見える。 それにしても 今のリベラル・左派の アンフェアぶりには 本当に呆れる。 基本的な倫理観が 欠如しているとしか 思えない場面が多すぎる。 かつて メディアも含め リベラル・左派は 正直で正しいあり方を 真摯に追求するような イメージがあった。 そういう不器用なほど 逃げも隠れもしない イメージがあった。 しかし 今の一部のリベラル・左派は 逃げも隠れもすれば 相手を攻撃するためには 手段を選ばない。 田原さんが 言ってくれたことは 非常に良いことであるが 多くの人が 無意味な混乱を避けるために あまりはっきり 言語化されてこなかったことだ。 それをあえて 田原さんが今このタイミングで 語るのは 野党に対する 相当な呆れと 現状に対する かなりの危機感があってのことなのだろう。 北の指導者が 頭が良いのか 良くないのかはわからない。 頭は良いという人もいる。 かなり 考え抜いて 行動しているらしいことは 随所に見られる。 しかし 頭が良くともそうでなくても 考えることの材料になる 一番ベースの 概念や知識は そもそも不足している。 つまりそれは ある状況に置かれた時にとる 対策の選択肢が そもそも不足しているということ そして 偏った選択をする可能性が 高いということになる。 だから 何をするかわからない。 危機は煽るものではないが その対策はするものだ。
posted by sachi at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2017年10月15日

“モリカケ問題”争点化も左派メディア敗北 ネット上「偏向報道っぷりが酷過ぎる」

産経新聞 より

“モリカケ問題”争点化も左派メディア敗北 ネット上「偏向報道っぷりが酷過ぎる」

新聞各紙の世論調査で 自公圧勝の構図が浮かび上がった衆院選 (22日投開票)。 これまで“偏向報道” を繰り返してきたメディアにとっても 衝撃の結果となったようだ。 11日放送のテレビ朝日系 「報道ステーション」では、 8党首を集めた党首討論を放送。 しかし約45分の討論のうち、 ほぼ半分が 「モリカケ問題」 に費やされ、 残りのテーマも 「憲法改正」と 「選挙の枠組み」のみ。 今回の焦点のひとつである 「北朝鮮問題」については、 ほとんど議論されないという結果となった。  こうした報道に、 ネット上でも 「党首討論、モリカケで終わるの?」 「また『モリカケ』オンリーかよ」 「偏向報道っぷりが酷過ぎる」 といった批判が相次いだ。  “偏向報道”をめぐっては、 先日のTBS系「NEWS23」でも、 番組関係者とみられる 「2人でモリカケっ!」 という声が流れた後、 星浩、雨宮塔子両キャスターが 安倍晋三首相の話をさえぎり、 森友学園や加計学園の話題に 移したことに批判が集中。 ネット上でも 「国難よりも総理批判」 「印象操作では」 という声が上がっていた。
モリカケに これほどリベラル・左派がこだわる ところを見るにつけ、 やはりこの話は 相当悪質に 意図的に 仕組まれていたのではないか と思えてくる。 こんな話がある。 黒い白鳥は存在するかどうか という問題に対して 存在することを証明するには 黒い白鳥を捕まえれば証明できるのに対して 存在しないことを 証明する方法はない。 どんなに探しても 見つけられないことから 存在しないと推測することはできても それは存在しない証明ではない。 それと同じように 仮に 安倍首相が 不正をした場合 不正をしたという証明は 金銭の授受などの 有無の証明が成り立てば 証明は可能であるのに対して 不正をしていないことの 証明は 先日の国会でやりとり のような 過程を第三者が証言し そこから推測する方法ぐらいしかない。 つまり 不正があることの証明は 不正の証拠を示すことで 可能だが 不正がないことの証明は 不可能だ。 一般の刑法犯などの犯罪では 犯罪があることの証明ができれば 有罪となり 犯罪があることの証明ができなければ 無罪となる。 疑わしきは罰せずという言葉があるが 疑わしきは罰してはいけないのだ。 犯罪がないことの証明はできないのだから。 ほとんどの一般人では それで完結するが 地位の高い公職にある人間にとっては 犯罪などの事実が証明されなくても 疑いがかけられている状態そのものが 大きな損失になる。 そこを利用して 不正の事実がなくとも 不正の疑いを作り 証明不可能な状況に追い込むことで 大きな損害を与えることができる。 週刊誌ネタでは よくある話だ。 それを 意図的組織的に また 計画的に 政治の表舞台で 仕組まれたのであれば 週刊誌の場合と 意味が大きく違う。 もちろん 行なったという証拠はないが 行なっていない証拠もなく 証明もできない。 あまりにも長期にわたって 証明できないことを 持ち出す非合理性は そこに恣意的な悪意の疑いを 強く感じさせる。 「ないこと」の証明が 不可能であることを利用して 印象操作のために 仕組まれたことであれば そのために振り回された 社会全体に大きな損害を 与えたことになる そうであれば 一部の左派・リベラルは 大きく倫理観が 欠如しているということだ。 アンフェアではいけない。
posted by sachi at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2017年10月14日

内部留保活用「課税にこだわらず」 希望・小池氏

日本経済新聞電子版 より 要約

内部留保活用「課税にこだわらず」 希望・小池氏

小池百合子代表 衆院選公約に掲げた内部留保の活用について 「課税にこだわらない」 「内部留保を世の中に還元することが狙いだ」 衆院選後の自らの進退に関しては、 代表を続ける意向を示した。 小池氏は内部留保の活用を 公約に盛り込んだ理由について 「配当や給与の形で社会に還元させることが最大の狙いだ」 「課題として着目され、アナウンスメント効果がある」 内部留保を動かす方策として 課税には「こだわらない」。 東京証券取引所などが導入し、 企業とステークホルダーとの対話を重視した コーポレートガバナンス・コード を例示して 「これに従って投資家や株主、従業員との対話を促す」 「課税より企業統治指針に従うインセンティブにしたい」 と述べ、 積極的に投資した企業を 優遇することを検討課題とした。 従わない企業への懲罰的な課税は 「企業と株主と対話しながら進めたい」 と否定しなかった。 19年10月の消費増税に関しては 「これからの経済(状況)の確認と人々の実感に着目したい」 と述べ、 現状では「凍結」。 ただ消費税は 「社会保障の安定財源だ」。 「これまでの延長線上にある社会保障の制度設計そのものを変えなければならない」 との考えを示した。 政策集に明記した ベーシックインカム (最低生活保障) に関しては 「時系列が違う。新しい政党として今後検討すべきだ」。 増税を延期した場合の財源 「本当に必要かどうか1つずつ洗い出すと、兆円単位が出てくる」 衆院選後の自らの進退 代表を続ける方針 国会側の代表は衆院選の結果を受けて決める 民進党と合流する過程で一部議員を 「排除する」などど発言したことは 「言葉づかいは大切にしなければならない」 と釈明する一方で 「安全保障政策などはずいぶん明確になった。 モメンタム(勢い)になったことは確かだ」 と語った。 民進党の参院議員との合流は 「民進党(の議論)を見守りたい」 と述べるにとどめた。 自民党と大連立 「ありません。是々非々の対応で進める」 と否定した。
2009年の民主党政権の時 色々と耳に心地よい公約はあったが かなり実行できなかったことは多い。 実行力がなかったのは当然だが 国民へのインターフェイスとは裏腹に その先のビジョンが明確ではなかった。 つまり 国民に心地よい公約は示すが そうすることで 何を解決して 何につなげるのか という 目指すべき本当の 目的が明確ではないことが 一番の理由ではなかったのかと思っている。 一つの政策を訴えるとき 例えば 「幼児教育を充実させます」 という時 それは目的ではなく手段であるはずだ。 つまり 幼児教育を充実させれば みんなが喜ぶから良い ということではなくて 幼児教育を充実させることによって 待機児童をなくすことにつなげ 母親の働きやすい環境を整え 女性の優れた労働力を確保することで 企業の生産性をあげ それを税収増加に繋げ 福祉を充実させ 国民全体の生活レベルをあげ 幼児教育には 直接関わってなかった人にも 利益は及ぶ。 といったように 公約などで示される 直接国民に訴える政策は 常に手段であって 目的ではない。 だからもちろん その手段の先には 明確な目的が あるはずなわけで その目的は 国民全体の利益となる 当然良いものでなくてはならないが その入り口になる 手段としての政策も 特に選挙になれば 国民に 心地よいものであるに 越したことはないのは 選ぶ側も選ばれる側も同じだ。 しかし 本来 目的が重要度が高く しっかりしたものであれば 手段は 良いこともあるし 悪いこともあるし わかりにくいことも わかりやすいこともある。 その意味で 小池さんが 公約としていた 消費増税凍結の 代替財源として 内部留保課税を充てる公約を 事実上修正したとしても その手段の目的が 明確で しっかりしたもので 代替えの手段が 考えうるものであれば 問題とすべきではない。 反対に その公約を実行することで 結果として 何が変わるのかが 見えにくいというか 理解しにくい というか そういう意味で 我々をバカしてるのか と思いたくなるような 公約はけっこう多い。 また同時に その公約を 実現することで 何をしたいのか どういう状態を 作りたいのかといった 公約に対しての もう少し踏み込んだ インフォメーションが あっても良いのではないかと 一般的な傾向として思う。 人に何かを 訴えて 人に動いてほしい時、 動いてもらうことで 何が実現するかを しっかり話す方が 妙に下手に出たり 媚びたりするより はるかに効果がある。 そして いい加減な公約を掲げるライバルとの 差を広げることができる。
posted by sachi at 08:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2017年10月13日

『スッキリ』水卜アナ加入初週で『とくダネ!』抜く- 9日も9.0%の高視聴率

マイナビニュース より

『スッキリ』水卜アナ加入初週で『とくダネ!』抜く- 9日も9.0%の高視聴率

日本テレビの情報番組 『スッキリ』 (毎週月〜金曜8:00〜)は、 MCに水卜麻美アナウンサーが 加入した初週(2〜6日)の 週平均視聴率(1部/8:00〜9:30)が 6.6%を記録。 前週から0.9ポイント上昇し、 同時間帯のフジテレビ 『とくダネ!』 (8:00〜9:50、週平均6.4%) を上回った。 前週の週平均は、 『スッキリ!!』 1部が5.7%、 『とくダネ!』が 6.2%だったが、 『スッキリ』 が逆転。 2部(9:30〜10:25)も、 前週の4.4%から4.9%にアップした。 さらに、 祝日だった9日の 『スッキリ』は、 1部が9.0%、 2部が7.7%と高視聴率をマーク。 この日は、 『とくダネ!』の5.9%、 同時間帯トップを走るテレビ朝日 『羽鳥慎一モーニングショー』 (8:00〜9:55)の7.8%も上回った。 『スッキリ』1部が 9%台を記録するのは、 9.1%を記録した8月28日以来となる。 その他を含め、 新スタート・リニューアルした 主な帯番組の 初週平均視聴率は、 以下のとおり。 ▽NHK『わろてんか』 20.8%(前週『ひよっこ』23.0%) ▽日テレ『スッキリ』 <1部>6.6%(前週5.7%)、<2部>4.9%(前週4.4%) ▽フジ『とくダネ!』 6.4%(前週6.2%) ▽日テレ『ヒルナンデス!』 5.9%(前週5.8%) ▽テレ朝『トットちゃん!』 5.6%(前週『やすらぎの郷』5.9%) ▽フジ『FNNみんなのニュース』 4.8%(前週4.7%) ▽フジ『THE NEWS α』 3.3%(前週『ユアタイム』3.4%) 視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
水卜アナ、大活躍だ。 水卜アナが人気なことは 良いことだ。 それぞれの人が それぞれ 好きなタレントなり 好きな女優さんなり 好きなアナウンサーが いて良いわけだが 水卜アナが人気なことは とても良いことだ。 かつて マツコが 「女子アナ」 について厳しくも鋭い 論評をして いわゆる 「ぶりっ子」タイプの女子アナを 手厳しくこき下ろしていたことがある。 確かに テレビ局も 「女子アナ」に 大衆迎合的な路線を 強く求めすぎていたように思う。 民間放送のテレビ局が 大衆迎合的な方向性を持つこと自体は 責められないし 悪いことではないが そういったものは そのこと自体は悪くなくても 不用意に度合いが過ぎれば 色々な誤解や 意味の取り違えなどが起きてくる という意味で 節度は必要だ。 マツコが あの頃怒っていたのは まさにその節度の問題だと思う。 一般受けする容姿が求められるのは 当然だが 報道に関わる以上は 正確な理解力とか 臨機応変な判断力とか 共に高い知的能力を 持っていることが必要だ。 水卜アナは 確かに可愛いから 可愛い親しみのあるキャラクターに 注意が行きがちだが もちろんそれはそれで正しいが 水卜アナを このところ見ていて思う 水卜アナの魅力は 知的能力に支えられた安心感だ。 そしてその安心感は 可愛い容姿とは 少し不釣り合いなくらいの 冷静さからきていると思っている。 一所懸命周りに合わせようと しながらも 物事の本筋からブレない 冷静さがあって それが何か確かな安心感を与える。 どんな時でも 状況を客観的にみる 眼差しを持ってる。 そしてそれがまた 冷たさを全く感じさせないからすごい。 日テレは 水卜アナのような人材の 使い方によっては 少し難しい話を わかりやすく表現したり 人ごとだと思っていたことに 親近感を持たせるような 表現ができるはずだ。 可愛いだけじゃない クリエイティブな 使い方をしてほしい。
posted by sachi at 15:44| Comment(0) | TrackBack(0) | エンタメ

2017年10月12日

アスペルガー 「男性のほとんどにその傾向ある」と心理学者

NEWSポストセブン  より

アスペルガー 「男性のほとんどにその傾向ある」と心理学者

発達障がいのある 児童生徒の人数は 全国で10万人に迫る勢いで、 増加傾向にあるという (平成28年度、文科省)。 別の調査では、 通常学級における自閉症 (アスペルガー含む)は1.1%、 ADHDは3.1%、 学習障がいは4.5%ともいわれる。 1クラス2〜3人の割合で在籍している計算だ。  心理学者の杉山崇さんは言う。 「子供時代は見過ごされ、 大人になって障がいに 気づく例も増えています。 一方で、 一昔前は“変わった人” と流されてきたような人に 診断名がついて、 増加しているように 見えている可能性もあります。 あくまで参考値として 見た方がいいかもしれません」  そもそも発達障がいとは、 部分的な併発もあるため、 線引きの難しい障がいだという。 「ADHDの人は 幼児期に発達する “新しい情報を吸収しよう” という脳分野が ずっと活動したままなので、 移り気な性質を持ちます。 一方アスペルガー障がいなど 自閉傾向の人は、 “課題を遂行しよう” という脳分野が過活動となって、 “周りの顔色をうかがう” という機能が 衰えている状態です。 実は男性のほとんどは アスペルガー障がいの傾向が あるといわれています」 寝食を忘れ、 何時間も集中。 エンジニア向きといわれるのは、 この特性のためだ。
無意味な怒りや憎しみを 回避できるという意味で 発達障害の知識は必要だ。 対人関係の苦労の中には 知識でかなり楽になれることがある。 この中で 面白いと思ったのは
実は男性のほとんどは アスペルガー障がいの傾向が あるといわれています」
というところ。 これは 男性社会では 当然のことで むしろ 仕事などの目的に集中して 目的達成を第一義とすることは 良いこととされる。 しかし 女性はそれを理解できない しかも 女性は理解できないことを 男性は知らない 知っていても 女性は理解できないことを 男性は理解できない。 そこから 色々なドラマが 始まることがある。 例えば 熟年離婚であれば 男性は “周りの顔色をうかがう” という機能が 衰えている状態だから 男性は女性の気持ちを 察しようとしない。 それは愛情のあるなしとは 全く関係ない。 だから 愛していれば 奥さんを幸せにしよう という目的には やたら従順で 高価なものをプレゼントしたり 積極的に旅行に行ったりする。 それを 相手の顔色を全く伺わずにする。 顔色と伺うというと 無理に迎合するような 少しネガティブなイメージがあるが 顔色を伺うという表現より 気持ちを察するという表現の方が 適切かもしれない。 自分の気持ちが 理解されることなしに 高価なプレゼントをもらっても 一緒に旅行に行っても 女性はそこに 愛情は感じない。 むしろ 自分が無視されている とか 認められていないと感じ 相手を独善的だと感じる。 そういう夫でも 仕事ができて それなりに いい父親でもあったりすれば それに耐えて 結婚とはこういうものだとか 周囲に言われて 我慢をして 数十年がすぎる。 ある時 子供も独立し 二人きりになって ふと我に帰る。 なぜ自分は 我慢し続けなければ ならないのかと 考える。 しかし 夫は 一生懸命 家族のこと 妻のこと を考えて生きて来たと思っている。 だから その時になって 離婚と言われても 何がなんだかわからない。 しかし子供達は 母親の気持ちを理解してたりする。 もちろん実際には たくさん 枝葉や尾ひれが つくわけだが 骨格の基礎部分は こんな感じ。 その観点で 男女の政権支持率の差を 見ると 安倍政権支持が 女性では男性より 10ポイントぐらい低いことも あまり不思議には思わない。 安倍首相の話し方や話す内容は 男社会では 評価されやすいが 女性には評価されにくい。 男性から見ると 真剣に課題に取り組み 目的に向かって一生懸命進み続けている。 しかし 女性からは 自分たちの気持ちや 様々な不安を察してくれない 一方通行の話として 受け取られやすい。 だから 「反安倍」 を唱える人を見ると 男性は 安倍晋三の能力や手腕と 張り合いたい人で 女性は 安倍晋三が感覚的に嫌いな人だ。 ちなみに 昭恵夫人は 夫を尊敬しているのだろうと思うが 男社会に合わせて適応しようと しているため 安倍首相にとって 本当に素晴らしい女性だと思うが 皮肉なことに 世の女性がどれだけ面倒臭いかを 安倍首相が実地に知る機会を 奪っているかもしれない。 また菅官房長官も 典型的な男社会型の人だ。 非常に物事を精密に捉え 私情を挟まず 的確な判断をする優れた人だが やはり 女性からは 理解され難いかもしれない。 会見の時 一回はニコッとすると イメージは かなり変わるかもしれない。 望月衣塑子が 手を上げた瞬間にニコッとしたら 天地が変わる。 安倍首相や菅官房長官が 少しだけ工夫することも 良いのだが もっと大切な 知るべきことは 女性が 「気持ちをわかってもらえた」 「気持ちが通じた」 と感じることは 女性の安心感や 健全なこころの状態にとって 良いことだが それは 問題解決とは ほぼ全く関係ない ということだ。 女性の集団は よく心を通じ合わせて 共に困難を乗り切ろう とするが その時 その困難という問題を 解決するということは 全く目指していない。 男性は心が通じることよりも 問題を解決することが 重要だ。 その心を察する力と 問題解決能力の両方を 兼ね備えているのが 小池百合子さんだろう。 その察する能力を感じさせるところ そして察することから生まれる発言は 多くの女性に安心感を与える。 しかし 小池さんの真価は 多角的な視座から生まれる 問題解決能力にある。
posted by sachi at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理
ファン
検索
<< 2018年07月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。