2017年10月18日
若者はなぜ自民党を支持するのか? 「ネットで野党批判のまとめ記事を読んでいるから」という説
キャリコネニュース よりいつものご飯を食べようとしていたところに 「そのご飯は良くないから食べるな」 と言われたとする。 そして 「こっちの方がきっと美味しいから食べてごらん」 と言われて 食べて見た。 そしたら 今までのご飯より美味しかった。 今までのご飯はやめて これからこっちのご飯を食べよう。 という話ならわかる。 ところが 「そのご飯は良くないから食べるな」 とは言われた けど その代わりはなかったら どうだろう。 今の野党はそういう状態であるということ。 批判はするが 政策がないか 貧弱で どうすればいいか ということがない。 政策とそのための方法論がないから 一生懸命批判することが むしろ 大きなリスクになっている。 批判より先に 「それよりこっちの方がいいんじゃない?」 「だってこうすればこうなるでしょ」 って言われて なるほどって思えば いくらでも支持者は増える。 「それを食べるな」 「でも、代わりはない」 で従う人がいるわけないことに 気づかないほど 自分たちがやっていることが 客観的に見えていない ということが問題だ。若者はなぜ自民党を支持するのか? 「ネットで野党批判のまとめ記事を読んでいるから」という説
混迷を極めている今回の衆院選だが、 それでも自民党は安定多数の 244議席を上回る見込みだという。 10月12日、日本経済新聞が報じた。 朝日新聞が10月10〜11日に行った調査でも、 無党派層のうちの32%が 同党に投票すると回答している。 森友学園や加計学園問題で揺れ、 一時は内閣支持率が 「危険水域」 と言われる3割を下回っていたものの、 大幅な議席減とはならないようだ。 とりわけ、若者の間では、 自民党の支持率が高いという。20代女性「森友・加計問題は、メディアがはやし立てすぎているだけ」
なぜ若者は 自民党を支持しているのでしょうか。 毎日新聞の調査によると、 同党の支持率は30〜60代では 2割台に留まっているが、 20代以下では4割弱にも上る。 内閣支持率も、 70歳以上や40代では4割台、 他の世代では3割台だが、 20代以下では5割弱に上る。 なぜ自民党を支持するのか。 今回、 自民党に投票するという 都内人材会社に勤務する女性(26歳)は、 「他に選択肢がない」と語る。 「いつも自民党に 投票しているわけではありませんが、 今回は消去法で 自民党に投票すると思います。 安倍政権が 『働き方』改革を進めて、 生産性を向上させてくれることに 期待しているからです。 改憲にも賛成です」 他の政党について聞くと、 「希望の党は 政策が不透明で投票できません。 原発ゼロを打ち出しましたが、 原発がそこまで重要な問題だとは 思っていないんです。 立憲民主党は、 民進党時代から 政権の批判ばかりで 肝心の政策の中身が見えてきません」 と批判的だ。 一時、 加計学園や森友学園の問題で 安倍政権が 批判にさらされたこともあったが、 「森友・加計は、 それほど重要な問題でもないのに、 メディアがはやし立て すぎだと思うんです。 それよりも やはり政策の中身を見るべきです」 と擁護した。 その一方で、 自民党に反対する若者ももちろんいる。 都内で ユニオンの活動に携わる男性(28歳)は、 「立憲民主党か 共産党の野党共闘の候補に投票するつもり」 だという。 男性自身は「自民党はダメ」と考えており、 同世代も 「積極的に支持していると いうわけではないのでは」 と語る。 「20〜30代は、 バブルも経験していないし、 物心ついてからずっと 不景気だったという人が多い。 好景気や労働条件が 良かったことがないから、 社会をより良く変えていける というリアリティが ないのかもしれません。 支持しているというよりも、 長く政権にいるため、 なんとなく投票する人もいるのでは ないでしょうか」「民主党のブーメランまとめ」 といったネット記事で自民支持に?
若者の自民党支持の背景には、 経済的な要因だけではなく、 「ネットで野党やリベラルを 批判するような まとめ記事を読んでいる」 ということもあるかもしれない。 ITジャーナリストの 井上トシユキさんは、 次のように指摘した。 「以前、学生と話した時、 『民主党はブーメランがひどい』 と話していました。 つまり民主党は 自民党を批判しておきがら、 それと同じようなことを 自分たちでもやっているというのです。 ネット上にある、 ”民主党のブーメランまとめ” といった記事が 情報源になっているのではないでしょうか」 ネットでは、 例えば、 自民党議員が年金を納めていなかったことを 批判した民主党議員が、 同じように年金を納めていなかったことなどが 「ブーメラン」 と呼ばれている。 新聞や雑誌、 テレビではほとんど見かけない類の批判だが、 ネットではこうしたまとめ記事が 散見される。 野党を批判し、 安倍政権を礼賛する 保守系ブログも多い。 「北朝鮮問題についても、 2003年に朝日新聞が 『ミサイルは一発だけなら誤射』 という趣旨の記述をしたことが ネットでは語り継がれています。 いずれにせよ、 情報源はネットです。 若い人は新聞を読まなくなった とよく言われますが、 ヤフーニュースなど ネットでニュースを読んでいます。 そのまま関連記事を辿ったり、 検索したりしているうちに ネット上の野党やリベラルを 揶揄した情報に出会う。 それで自民党を 支持するのではないでしょうか」「20〜30代は、 バブルも経験していないし、 物心ついてからずっと 不景気だったという人が多い。 好景気や労働条件が 良かったことがないから、 社会をより良く変えていける というリアリティが ないのかもしれません。 支持しているというよりも、 長く政権にいるため、 なんとなく投票する人もいるのでは ないでしょうか」リベラル系の人が 同じようなことをよく言う。 自分達に問題があるとは 思っていない。 安倍政権を支持する人より 安倍政権を支持しない人が多いのに 安定多数になるのはおかしい 小選挙区制度が悪いとか 言う。 それもそもそもの パラダイムが 間違っている。 特定の政党を 強く支持している人など そもそも それほど多いわけがない。 良いと思うところか 消去法で残ったところに その都度投票する人がほとんどだ。 だから もっといい政策を 掲げるところがあれば すぐにそっちへ行く。 それが大勢だ。 そのくらい支持とか 不支持には流動性がある。 毎回の世論調査を見てもよくわかることだ。 なのに支持されないのだから それには 支持されない 明確な理由があるのは 当たり前だ。 なのに なんとなく投票する人たちが多いから 自民党に票が流れると 本気で思っている。ネットではこうしたまとめ記事が 散見される。 野党を批判し、 安倍政権を礼賛する 保守系ブログも多い。情報源はネットです。 若い人は新聞を読まなくなった とよく言われますが、 ヤフーニュースなど ネットでニュースを読んでいます。 そのまま関連記事を辿ったり、 検索したりしているうちに ネット上の野党やリベラルを 揶揄した情報に出会う。 それで自民党を 支持するのではないでしょうか」これもリベラルの人たちが よく言う。 こういう論法で言うのだが これ 原因と結果がおかしくないか。 野党を批判した情報が多いから 自民党を支持するって 当然、全ての情報が正しいとは思わないが 野党に問題がなかったら 野党を批判した情報が 多いわけがないし それを読んだ人が それを 鵜呑みにするわけでもない。 説得力のあるものにしか 共感しない。 自民党や政権に 問題があると思う人は 説得力のある そういう情報を もっと発信すればいい。 ネットでは いくらでも可能だ。 説得力があれば 支持者は増える。 当たり前だ。 若者に限らず 既成のメディアが 偏ってると感じる人は 積極的に ネットに向かう。 ネットは同じテーマでの 解釈の比較もできる。 ブログの多くは 個人が思ったことを 自分の言葉で率直に書いている。 意見が違っても 気持ちはわかるものは多い。 嘘を書いてればすぐわかる。 そういうネットがあるのに 月数千円を払って 偏った情報を買うことが ナンセンスだと思うのが 当たり前ではないか。 モリカケは その後の動きを見れば 安倍首相の 印象操作のために 周到に計画されたことではないか と思っている。 また、 あの偏向報道のひどさは 長い歴史の中で見れば 結果的に 既成メディアが衰退する 分水嶺になるのではないかと思う。 共産主義にしても社会主義・リベラル にしても そもそも 哲学から生まれた思想だ。 その 西洋哲学の原点は 「よりよく生きること」 だったり 「正しいことを見極めること」 だったりする。 哲学とか思想の大きな地図の中で 今自分達がどのような場所にいるのか リベラル・左派の方々は 考えて見てほしい。
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