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2017年08月12日
増加する「多忙中毒」 忙しさ自慢をやめるべき理由
Forbes より増加する「多忙中毒」 忙しさ自慢をやめるべき理由 忙しいことは良いことだという場合もある。 生産的に物事をこなしているのかもしれない。 しかし、 あまりに多くのことに手を出し過ぎて 息つく暇もないのであれば問題だ。 私がキャリア指導を行うクライアントの トムはある時、 約束の時間を30分過ぎて到着した。 私は顔をあげ、 片方の眉をつり上げた。 すると彼は 「何ですか? とても重要なプロジェクトに取り組んでいて、 抜けられなかったんですよ」 と言った。 トムはそれまでも 予約の変更や遅刻を繰り返していた。 毎回謝罪の言葉はなく、 自分がいかに多忙で、 仕事のプロジェクトに どんなに多くの時間を費やしているかについて、 得意げに話すだけだった。 「眠る時間だって十分にはないのに、 キャリア開発に集中する時間なんて皆無です」 とトム。 「キャリア戦略作成の指導をお願いしましたが、 今はそれどころじゃないんです。忙し過ぎて」 この言葉に、私は両眉をつり上げた。 トムは 「会社には私が必要です。 昨年は1日も休みませんでした。 現状を見ても、 休暇はしばらく 取れないと思います」 と続けた。 トムにとって慢性的な多忙さは、 自分が重要な存在で、 職場で必要とされていると 感じさせてくれる 勲章になってしまった。 さらに健康にも影響が出ていた。 長時間労働、ストレス、 リラックスする時間の不足により、 不眠や頭痛、疲労が生じていた。 私は過去10年間、 慢性的な忙しさに依存する クライアントの数が 劇的に増加するのを見てきた。 複数の調査によると、 米国人が1年間に取得する 休暇日数の減少には、 この 「多忙中毒」 が影響している。 旅行業界の出資で設立された 「プロジェクト・タイム・オフ (Project: Time Off)」 によると、 2015年に 付与された休暇を 使い切らなかった米国人は 55%に上る。 また、 旅行業界ニュースサイト 「スキフト(Skift)」 による調査では、 米国人の41%が2015年の間に 1日も休暇を取得しなかったと回答している。 自分が慢性的な多忙中毒かを見分けるため、 次の質問に答えてみよう。 自分の日々の生活をどう形容する? とても忙しくばたばたしていて、 物事をこなすだけで終わってしまう、 と言いたくならないか。 忙しいと、どういう気持ちになる? 1日中、 次から次へと物事をこなすことに 喜びを感じるか。 1年間に取得する休暇の平均日数は? 付与される休暇を使い切っていない、 あるいはトムのように 全く使わないということはないか。 プライベートな時間の典型的な過ごし方は? 他の予定や作業を詰め込まず、 ゆっくり腰を下ろしてリラックスし、 本や雑誌を読む時間があるか。 友人や家族が、 あなたの「多忙自慢」を聞くのにうんざりしている? 自分が取り組んでいる活動について 次々とソーシャルメディアに投稿していないか。 友人や家族に、 自分の活動について話すことはあるか。 自分がいかに忙しいかを話したら、 相手にあきれた表情をされたことはあるか。 「調子はどう?」 と聞かれたときの返事は? 「忙しい!」 と答えることが多くないか。 慢性的な多忙中毒になると、 さまざまな活動からストレスを感じて アドレナリンが放出されて 快感が得られる場合もあるが、 健康を害する可能性もある。 米医療機関メイヨー・クリニック (Mayo Clinic)によると、 ストレス反応システムを 長期間活性化させると コルチゾールなどの ストレスホルモンが過剰放出され、 「ほぼ全ての身体プロセスが阻害される恐れがある」 という。 こうしたストレスホルモンにより、 不安や鬱(うつ)、頭痛、心臓病、睡眠障害、 さらには記憶障害、 集中力低下といった健康問題が生じる可能性が高まる。 忙しさを美化したり、 誰が一番忙しいかを 競ったりすることは やめるべきだ。 慢性的な忙しさは 名誉なことでもなければ ステータスでもなく、 変化が必要だという警鐘だ。 今からでも遅くないので、 すぐに夏休みを確保しよう。楽しいことを 思う存分行って それが 相応の収入につながれば 一番幸せだ。 自信を持って ポジティブな気持ちで 心身ともに健康的に 生活できる。 そういう人は 疲れれば休むし 回復すれば また、仕事に勤しむ。 非常に自然な サイクルの中で 健康的な生活する。 高度な技術を身につけた 職人さんには こういった人が 比較的多くいる。 しかし 嫌なことを 丁寧にこなさなければいけない仕事も 数多くある。 嫌な仕事をする時間は できるだけ短くして 仕事以外の時間を できるだけ多く保てれば まだ心身の健康は保てる。 面倒なのは 仕事は苦労が多く ストレスが多いが 「承認欲求」 は満たされる という場合だ。 この「承認欲求」というやつは (『松本人志 「暇なんじゃないのかと思う。」松居一代 暴露動画』参照) 満たされると エンドルフィンという 脳内物質がたくさん出て 快感が強くなるので 際限なく追い求めてしまいやすい。 特に コンプレックスが強かったり 自分は十全ではなく何かが足りない とか 何かが欠けている と感じていたりする人にとって なにものにも替え難いもの と感じてしまい、 「承認欲求」のためなら 自分を破壊することも含め なんでもしてしまう。 つまり 「忙しさ自慢」とは 「依存」の一種なのだ。 この状態になった時に 気をつけなくてはいけないことは 「気づかないこと」が たくさんあるということ。 上の文章にあるように トムは 非常に失礼な態度を とっている。 しかし トムは全く自覚がない。 意識は 自分が「承認」される快感に 向かうことによって つもりに積もった 肉体的精神的疲労を 感じないようにしている 状態なので、 他人の感情を 「察する」 余裕は全くない。 だから 家族や友人や それまで 近しい関係にあった人々が 離れていってることに 気づくことができない。 そして これは 文中のトムのような人物に 限ったことではないが 「休む」 ということの意味と創造性は 意外なほど気づかれていない。 筋肉の発達で喩えるが、 筋肉を鍛えて発達させる時 トレーニングなどで 筋肉を使うことを 繰り返すわけだが 使えば使うほど 筋肉が増えて 強くなっていくわけではなく、 筋肉は使えば使うほど 破壊されていくもので 使えば使うほど 失われていく。 これがいわゆる 筋肉痛の状態だったりする。 それが、 休んでいる間に 修復される。 その修復が行われる時、 破壊される前より 強く修復される。 それが筋肉の「発達」の プロセスだ。 筋肉のような物理的なものだけではなく 他の精神的なものも含む 様々な能力の発達や進歩も そのプロセスに 非常に似ているところがある。 なにかに向かって努力する時 最初のうちは順調に伸びるが あるところから 伸び方が鈍り やがて停滞する。 本人は焦って もっと頑張ろうとする。 本人は疲れ切っているが さらに頑張ろうとする。 結果は伸びるどころか 次第に パフォーマンスは低下していく。 本番直前の受験生などに よく見られる傾向だ。 本番前に 一日とか 二日休むことは 大いに勇気のいることだし、 肉体は使っていないから 気力で頑張れるような気がしてしまう。 しかしこの状態で 休みを取らないことが 燃え尽き症候群や 抑鬱状態に繋がることが 多い。 なんとか受験に成功しても 大学入学後に とてつもない無気力感に襲われて 学校にいけなくなったり 退廃的な気分になり 荒んだ生活をしたり 辛い状態になる。 そのようになる前に 一日であっても二日であっても 勇気を持って「休み」をとると そのような辛い状態を回避できるだけではなく そのあと びっくりするほど 高いパフォーマンスを 示すことが珍しくない。 その「休み」をとることは 自信がある人ほど取りやすく 悲しいことに 自信がない人ほど取りづらい。
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2017年08月11日
鈴木五輪相、3年でガソリン代"1400万円" 収支報告書に記載
鈴木五輪相、3年でガソリン代"1400万円" 収支報告書に記載鈴木俊一五輪担当相(衆院岩手2区)が 代表を務める資金管理団体 「清鈴会」が、 2013〜15年の3年間に ガソリン代を計1412万円支出した と政治資金収支報告書に 記載していたことが9日、 分かりました。 鈴木氏の事務所は 「7人が政治活動に車を使用した」 と説明していますが、 高額過ぎるのではないかとの 見方も出ています。 報告書や事務所への取材によると、 ガソリン代の支出額は13年が491万円、 14年が382万円、 15年が539万円。 15年1月には 1回分の支払いが 174万円に上るケースも ありました。 同事務所は 「岩手県は土地が広く、 当時7人が車を1台ずつ使用して 各地を回った。 1人が1日250〜300キロは走っている」 と説明しました。先日の内閣改造のあと 「新閣僚の1人は間も無く スキャンダルが表沙汰になるだろう、 名前は言えないが」 といった内容の記事があった。 本当に初歩的な印象操作だが 一部の偏ったマスコミは まだまだやる気だ。 印象操作の疑いのある記事は 淡々と 客観的な反証をする。 それを楽しく繰り返すだけだ。 それは政権側がやっても同じだ。 事実はそれほど重いということ。 それから 人間をバカにすることはよくないということだ。 さて岩手県。 岩手県の面積は 北海道の83,424.22㎢に次いで 15,275.01㎢で 47都道府県中2位。 四国4県の合計が約18,800㎢だから 1つの県としてはかなり広い。 首都圏で見ると 首都圏の 東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の 4県の合計は約13,500㎢だから 岩手一県に及ばない。 岩手県の県庁所在地の 盛岡から岩手県内の主要都市までの距離を見ると 県北の二戸までが88q。 北部三陸沿岸の久慈市までは 最速ルートで133q。 沿岸部宮古市までは95q。 釜石市までは120q。 陸前高田市までは110q。 一関市までは94q。 ちなみに 南部の一関市から北部沿岸の久慈市までは 222q。 これは 東京駅から 静岡県の御前崎(静岡市と浜松市の中間くらい)、 または、 熱海から宇都宮市ぐらいまでの距離に等しい。 つまり 南北には 熱海から宇都宮 東西には 成田から相模湖 ぐらいの面積が岩手県だ。 首都圏の人間が考える 「一都道府県の面積」 という概念では 考えられないのだ。 1日250〜300q走って 不思議はない。
タグ:鈴木俊一
2017年08月09日
小林麻耶が「ダウンです」 「そろそろ、身体もSOSだった」
小林麻耶が「ダウンです」 「そろそろ、身体もSOSだった」小林麻耶さんが、 「ダウンです」 と、 自身の現状をブログで報告した。 疲れが「ドッと」出たようだ と分析している。 麻耶さんは仕事の傍ら、 先日亡くなった、 がん闘病中だった 妹の小林麻央さんの 子供たちの世話にも力を入れている。 ブログのコメント欄には 「ゆっくり休んでくださいね」 などと、 心配する声が寄せられている。 「今も鉛のように身体が重いです」 麻耶さんは2017年8月8日昼、 「ダウンです。」 と題したブログを更新。 前回(5日)以来、間があいてしまったとして、 「疲れがドッと出てしまったようです」 と、更新が滞っていた理由を説明した。 コメント欄や友人から、 無理をしないように、 休んでね、と言われていたが、 「気が張りすぎていて」 自分の体調に気付けなかったそうだ。かなり疲れていたようで、 「寝ても寝ても 寝ても寝ても 起き上がれず」 といった状態で、 「今も鉛のように身体が重いです」 と明かした。さらに、 「生前妹の看病から、 今日にいたるまでずっと動いていたので、 そろそろ、身体もSOSだったんですね」 と振り返った。 麻耶さんは、 2016年5月に テレビ番組の生放送中に 体調を崩して退席し、 17年春にテレビ復帰するまで長期間、 休養していた。 妹の麻央さんの闘病については、 麻耶さんが体調を崩した当時は公表されていなかったが、 のちに、 看病や子供たちの世話で 疲労が蓄積した末の休養だと明らかになった。 17年6月の麻央さん死去のあとも、 残された子供たちの世話に時間を割いており、 麻央さんの夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵さんも、 麻央さん死去後間もない6月28日のブログで、 「まやさんありがとう」 とのタイトルをつけ、 麻耶さんの尽力へ感謝の言葉を連ねていた。 こうした経緯もあってか、 今回の麻耶さんの「ダウン」報告には、 8月8日夕現在で850件を超えるコメントが寄せられ、 「ただでさえ暑い毎日、 体調崩しやすいので、 どうかご自愛くださいね」 「ゆっくり休んでくださいね」 「大丈夫ですか...」 などと心配したり、 励ましたりする声が相次いだ。 昼食の出前を「堪能」 もっとも、 今回の「ダウン」は深刻なものではないようで、 前述のブログでは、 「自分に出来ることを最大限、 精一杯、全力でやれたこと 自分を褒めてあげたいと思います!!!!!!!」 と前向きな姿勢を示している。 その約1時間後の更新では、 昼食として出前が届いたとして、 「サラダとスープと雑穀米おにぎり」 を写真付きで紹介。 食事を「堪能!!」したそうで、 「お昼寝したいと思います」 と、 余裕を感じさせる内容となっていた。本当にゆっくり休んでほしい。 今現在疲れ切ってしまってる方に どれだけ役に立つかはわからないが ストレスの話。 1967年に、 ホームズとレイ という2人の学者が ストレスを数値化することを試みた。 まず その数値化されたものの 一部を見ていただく。 愛する配偶者の死が最高で それを100としている。・配偶者の死:100 ・愛のある配偶者との離婚:73 ・愛のある配偶者との別居:65 ・刑務所に収監・懲役への服務:63 ・家族の死:63 ・怪我や病気:53 ・結婚:50 ・失業・解雇:47 ・不本意な配偶者とよりを戻す:45 ・退職:45 ・家族の健康上の変化:44 ・妊娠:40 ・性生活上の問題:39 ・家族の数の増加:39 ・職業上の変化(職場の異動・配置換え):39 ・経済上の変化(大金の出費など):38 ・親友の死亡:37 ・転職:36 ・夫婦げんかの頻度の変化:35 ・1万ドル(100万円)以上の借金:31 ・物件の抵当流れ:30 ・職責の変化:29 ・子どもの自立による孤独:29 ・配偶者の家族とのトラブル:29 ・目だった業績や表彰:28 ・配偶者の就職・失業:26 ・子どもの入学・卒業:26 ・生活環境の変化:25 ・嗜癖・習慣の変化(酒・タバコをやめるなど):24 ・上司とのトラブル:23 ・勤務時間・条件の変化:20 ・転居・転校:20 ・レクリエーションの習慣の変化・宗教活動の変化:19 ・社会生活の変化:18 ・1万ドル以下の借金:17 ・睡眠のパターンの変化:16 ・家族の集会の頻度の変化・食習慣の変化:15 ・休暇:13 ・クリスマスや正月の季節:12 ・法律の軽微な違反:11一通り見ていただいて 気付かれたと思うが ストレスは辛いことだけだけで 起こるものではない。 嬉しいことも十分体や心にとっては ストレスになる。 結婚は よりを戻したくない相手と よりを戻すよりも 大きなストレスだ。 これは良い説明の材料になる。 良いこと不都合なこと問わず 変化はストレスだということ。 結婚は全く新しい生活になるが よりを戻すことは 気が進まなくても 過去に経験した環境だから ストレスは少し小さい。 そして なぜ数値化が必要だったか ということだが 一年間の数値の合計が 病気になる目安になるという。 一年間の合計が、 300点以上ならば 約80%の確率。 200〜299点で 50%の確率。 で 何らかの病気なったという。 だから 小林麻耶さん 妹さんが亡くなった上に 周囲のゴタゴタの面倒みて 子供達への配慮も忘れず ディズニーランドに連れてってあげたり 身の回りの大変な変化に 見舞われたわけだから 本人の気力の問題じゃなく いつ病気になってもおかしくないくらいの ストレスになっていると思う。 しっかり休んでほしい。 変化を避けて 何もしない時間を 作ってほしい。
22歳男性「ある種異様な」新人研修受け自殺
ゼリア新薬の22歳男性「ある種異様な」新人研修受け自殺
気になる話だ。 BuzzFeed News よりゼリア新薬工業に勤めていた 男性Aさん(当時22歳)が、 新入社員研修で 「過去のいじめ体験」 を告白させられ 「吃音」 を指摘された直後の 2013年5月に自死し、 「業務上の死亡だった」 として 2015年に労災認定を受けた。 Aさんの両親は8月8日、 ゼリア新薬と研修を請け負った会社、 その講師を相手どって、 安全配慮義務違反や 不法行為に基づく損害賠償、 約1億円を求める訴訟を東京地裁に起こした。 千葉県在住の父親(59歳)と 代理人の玉木一成弁護士が 厚生労働省で記者会見し、 明らかにした。 原告側によると、 Aさんが亡くなるまでの 経緯は次のようなものだ。 Aさんは早稲田大学を2013年3月に卒業後、 4月からゼリア新薬工業で働き始めた。 新入社員研修は4月1日から始まり、 8月9日まで続くはずだった。 この間、 Aさんは 会社の指定した 宿泊施設に缶詰状態だったが、 5月18日に 異常行動があったとして 帰宅を命じられた。 そして、その途中、 東京都新宿区内で自死した。 何が起きていたのか。 中央労基署の認定によると、 労基署が注目したのは、 4月10日〜12日の3日間、 ビジネスグランドワークス社が 請け負って実施した 「意識行動改革研修」。 その中で、Aさんの 「吃音」や「過去のいじめ」 が話題になった。 講師から過去の悩みを 吐露するよう強く求められた上で、 Aさんはこうした話をさせられていたという。 Aさんは、研修報告書に、 次のように書き残していた。 「吃音ばかりか、 昔にいじめを受けていたことまで 悟られていたことを知った時の ショックは うまく言葉に表すことができません」 「しかもそれを 一番知られたくなかった 同期の人々にまで 知られてしまったのですから、 ショックは数倍増しでした。 頭が真っ白になって その後 何をどう返答したのか 覚えていません」 「涙が出そうになりました」 一方、 研修の講師は、 Aさんの報告書に 赤字で次のような コメントを残している。 「何バカな事を考えているの」 「いつまで天狗やっている」 「目を覚ませ」 どのような研修だったのか。 原告たちの聞き取りに対し、 ゼリア新薬の新人研修担当者は、 「自分も受講したことがある」 として、次のように供述したという。 「軍隊みたいなことをさせる 研修だなと感じました」 「いつも大きな声を出す必要があり、 機敏な動きを要求され、 指導員が優しくない」 「指導員は終始きつい口調」 「大きな声で命令口調だということです」 「バカヤローといった発言も多少はあった」 「最終的には感極まって 涙を流す受講者も出るような研修」 「研修会場は ある種異様な空間でした」 「個人的にはもう受けたくない」 「途中で体調不良者が出ることもあります」 中央労基署は、 このビジネスグランドワークス社の実施した 「意識行動改革研修」の中で 「相当強い心理的負荷があった」と認め、 それが原因でAさんは統合失調症を発症して、 自死に至ったと結論付けた。 なお、 ビジネスグランドワークス社の研修は 3日間だけだったが、 それ以外の研修期間中、 土日に帰るにも外泊許可が必要だった。 会社が、 他の研修生たちに面談した結果として、 「私も当時は3時間しか寝られなかった」 という告白があったという。 Aさんは入社後、 自宅にゆっくり帰ってきたのは、 ゴールデンウィークの期間中だけだったという。 玉木弁護士は 「宿泊施設にほぼ拘束され、 6時間の睡眠も確保できないような 長時間研修を受けていた」 と指摘する。 「やっとここまで来られた」 記者会見した父親(59歳)は 「亡くなってから約4年、 やっとここまで来られたという実感です」と、 話を切り出した。 「息子は缶詰で研修を受けさせられ、 ほぼ自宅には帰ってきていませんでした。 ですから、事故が起きたときには、 家族は全く事情がわかりませんでした」 家族は最初、もしかしたら、 Aさんが会社に迷惑をかけていたのではないかと 不安も感じていた。しかし……。 「いろいろ調べると、 実態が見えてきました。 たとえば私たちは、 息子が毎日書いていた 研修日誌を亡くなった後、 研修のために泊まっていた部屋で たまたま発見しました。 この研修日誌は、 あやうく会社側に回収されるところでした。 これによって 徐々にどういうことが 起きていたかわかりました」 「もうひとつの証拠が、 息子の携帯です。 息子はLINEで、 学生時代の友達や同期にいろんなことを 詳細に書いていました。 LINEで時間もわかるので、 深夜や早朝に何かをしていたことがわかる。 それを追いかけていって、 いろんなことがわかってきたんです」 労災認定の最大のポイントとなったのが、 Aさんが書いていた研修報告書だった。 父親はこう語る。 「報告書は、 当時の人事部長宛てに出されたもので、 複写用紙で書かれていて、 複写の2枚目なんです。 これが見つかったからこそ、 労災申請に至ったんですが……」 この報告書(写し)は、 息子の自室を整理する中で、 本棚の中に挟んであるのを たまたま発見したのだという。 「これまで事実を知りたいということで、 会社と交渉してきました。 しかし、この原本は、 会社にあるはずなのに いまだに出てきていません」 家族の疑問 家族が疑問視するのはAさんの 「吃音」や「いじめ」が なぜ研修で話題にのぼったのかだ。 父親を含め家族は 「生まれて22年付き合っていて、 吃音なんて、一切思ったことがなかった」 という。 「妻も娘も幼少時からピアノをやっていて、 絶対音感があるので、絶対わかる」 「いじめも聞いたことがない」 と父親は断言する。 父親によると、 Aさんは文学部出身だったが、 空手の有段者。 筋トレが趣味で、 自室にはバーベルや プロテインが置いてあったという。 会社側は Aさんの側に問題が あったのではないかと 疑問視してきたという。 父親は、これは 「Aさんの弱さ」 から起きた事件ではないのだと、 力を込めて反論していた。 Aさんは、 社交的で非常に友人が多いタイプだった。 亡くなった友だちが、 6月8日に追悼文集を作ってくれたという。 「どれだけ皆さんから愛されていたか、 その証拠として持ってきました」 父親はそう語り、 誇らしげに文集を掲げた。 会社側は…… 一方、 ビジネスグランドワークスの宮ア雅吉代表は、 BuzzFeed Newsの取材に次のように回答した。 「研修内容は問題がないものでした。 労基署からは事情聴取がなく、 労災認定は事実誤認です。 当社の研修が問題なく終了した後、 ゼリア新薬で実施した研修中に 不幸があったと認識しています」 研修は3日間の日程で、 4月10日が朝9時から夜9時まで、 4月11日は朝6時から夜9時まで、 4月12日は朝6時からで、 午後4時に解散した。 宮ア代表は 「いつまで天狗やっている」 「バカヤロー」 等の言葉はあったと認めたが、 それは 「本人に気付いてもらうため」 だと説明。 研修中に泣き出す人もいるという点については、 「審査暗記したものを時間内に発表する審査があり、 その審査に合格した人が感激して泣き出す人はいます」 とした。 BuzzFeed Newsは、 ゼリア新薬工業にも取材を申し込んでいる。 回答があれば追記する。「怖い」 と感じたら その「怖い」に 適応するために 人の心の無意識は 色々なこと始める。 過剰に順応しようとしたり 我慢するために 何も感じないようにしたり。 どのようなやり方であれ ストレスは 解消するための行動をするまで 確実に蓄積される。 ほぼ「怒り」の形で蓄積される。 「人を厳しく指導する」 という人の中には 過去に これと同じ「怒り」を 蓄積してきた人が多い。 つまり 「指導は厳しくあるべきだ」 とか 「近頃の若い者は考え方が甘い」 とか言う人の 根底の動機には高い確率で 「自分の問題」が あることが多い。 あまりはっきりと 認識されていないが 今の若者は 「甘い」とか 「厳しいことに耐えられない」 ということではなくて 厳しい扱いや乱暴な言葉遣いを 「悪いこと」 として心の中では認識している。 小学校や中学校では 心理的に傷つかないことを 現実の一般的な社会より かなり極端に強く求めている。 親からのクレームを 回避する目的もあるだろうが、 実際、傷ついた心を癒して 正常に戻せる場や人間関係は 思いの外少ない。 その結果 厳しいことを人に要求したり 乱暴な言葉遣いで 人に何かを強要したりすることは 「悪いこと」になる。 厳しいと感じることを耐えるならいざ知らず、 自分が「悪い」とされる扱いを受けた となれば、 心に傷を持っていたり 何らかのコンプレックスを 持った人間にとっては 耐え難い苦しみになる。 つまり人に何かを強引に 要求することは危険なのだ。 心理学的な裏付けなしに 強い指導で 「能力を引き出す」 とか 厳しい指導で 「わからせる」 とか そういうことは 極端な言い方をすれば 無免許運転と同じなのだ。 厳しい指導で可能な変化は 一時的で表面的な適応だけだ。 そして そのストレスは 主に「怒り」 という形で確実に蓄積され 必ず仕返しをする。 そこには理性や論理は働かないから 仕返しの対象は 無関係の他人であることもあるし 自分自身であることもある。 また、 厳しい指導をする側は 自分がどんな 「怒り」 を蓄積しているか 考えた方がよい。
タグ:新入社員研修
2017年08月08日
斉藤由貴を激しく非難する和田アキ子にカンニング竹山が苦言
斉藤由貴を激しく非難する和田アキ子にカンニング竹山が苦言
8月6日に放送された 『アッコにおまかせ』が、 『週刊文春』の報じた 斉藤由貴と医師の不倫疑惑を取り上げた。 そのなかで、 不倫を否定する斉藤を厳しく非難する 司会の和田アキ子をカンニング竹山が たしなめる場面が見られた。 和田は斉藤を 「かわいいと得するよね。 普通はボロクソに言われんで。 かわいくないと 『何言うとんねん』 って言われるで」 と皮肉たっぷりに斉藤を批判した。 また、 映画をふたりで見たあとに、 指と指を絡めて手を繋ぐ “恋人つなぎ” をした写真を撮られた斉藤が 「甘えたくなった」 と釈明したことに対し、 和田は 「正直なのか、 ちょっと考えずに 言葉を発しすぎているのか…」 とあきれていた。 週刊文春の男性医師の発言と、 会見の斉藤の発言を照らし合わせ、 男性医師に合鍵を渡し、 医療用器具が斉藤の家にあるという話にも触れ、 和田は 「おかしくない?」 と疑問の表情を見せた。 和田は 「わたしはダイエットではないけど、 ヘルニアや腰痛を持ってるから週1回、 針とマッサージには行きますよ。 医師が自宅に来るときは旦那がいるとき。 自分でも病院に行くよ。 鍵は預けられないでしょ」 と自身の体験談を挙げながらまくし立てた。 カンニング竹山が批判する和田アキ子をさりげなく非難 一方で、 和田とは対照的にカンニング竹山は 「人の家庭の浮気なんてどうでもいいだろ、 お前らに関係ないんだよ。 浮気してすいませんじゃねえよ、 お前らに関係ねえんだよ、ばか野郎」 と不倫疑惑をむやみに批判し続ける 世間の風潮に苦言を呈した。 そのときの竹山の怒りの矛先は、 まるで和田にも向けられているようだった。 インターネット上では、 《竹山が正論だな、浮気なんか家庭の問題で他人に関係ない》、 《和田は当人家族、スタッフ以外は迷惑かけてないのに批判好きだね》、 《和田アキ子はどうでもいいこと扱ってるな、 あんたもパパラッチされたらどうする? 隣のおばちゃんと同じだよ》、 《和田ってご意見番とか言われ舞い上がってない? 斉藤のどこが悪いの?》、 《アッコも酔うとキス魔になるだろ》 などと 和田の発言や番組そのものを 非難するコメントが相次いだ。 和田は、 不倫を否定すれば 世間のイメージアップが図れる と思ったのかもしれないが、 今回の件は “アッコにおまかせ” とはいかなかったようだ。
私はクリスチャンではないが 新約聖書の一節に こんな話がある 現代風に意訳する。不倫の現場をおさえられた女が イエスの前に連れてこられた。 連れてきた道徳や規則にきびしい 連中は 「不倫していた女を連れてきた。 規則では石で打ち殺すことになっているが、 (いつも神の愛を説く)あなたはどう思うか。」 という。 イエスが規則を守らない状況を作って イエスを訴えるためだ。 (民進党がくだらない質問をして 政権のイメージダウンを狙うのに似ている) イエスは無視して 地面に何か書いている。 連中はイライラしながら さらに問い詰める。 イエスは身を起こすと 「あなたがたの中で罪のない者が、 まずこの女に石を投げつければいい」。 と言った。 そしてまた身をかがめて、 地面に物を書きつづけた。 彼らは 年寄からひとりびとり出て行き、 ついに、イエスと女だけになった。 イエスは言った、 「わたしもあなたを罰しない。 お帰りなさい。 今後はもう罪を犯さないように」。繰り返すが 私はクリスチャンではない。 キリスト教では イエスを 人間ではなく神の子する都合上 あまり イエスの人間的な豊かさを 強調されることは少ない。 しかし イエスもブッダも 調べれば調べるほど 心豊かな人物だ。 確かに不倫は 悲しみを作る、 または 作っている可能性は 常にある。 その一番悲しんでいる その人個人に 心から同情して 原因を作った人物を 批判し責めるのは 誰も止められない。 しかし それ以外の人で 責めることができる人は 私は知らない。 少なくとも その当事者夫婦の 内実を知らなければ 責める気にはならない。 また 責めたい人は それなりの その人の 「心の事情」 が あるはずだ。 自分も不倫したいのを 必死で我慢してるとか、 今不倫してるのを 必死で隠しているとか、 常にストレスを抱えていて 怒れる話があれば いつでも怒りたいとか。 そういう方々は お気の毒だとは思うが 本来の問題の解決を 他のことで鬱憤晴らすのは 問題が膨らむだけで あとで嫌な思いをすることに なるので よく考えて欲しい。 竹山ってわかってるね。
2017年08月07日
伊集院静の「大人の流儀」が売れている
大人の流儀
伊集院静の「大人の流儀」が売れている。
「人は強い感情をどう処理するのか」
ということを見ることによって
その人の人格的な深さ、
ひいては
「人間とは何か」
ということにも
考える材料になる。
伊集院静の洞察は面白い。
商品の説明
内容紹介
苦難に立ち向かわなければならないとき。
人に優しくありたいと思ったとき。
どうしようもない力に押し潰されたとき。
自分のふがいなさが嫌になったとき。
大切な人を失ってしまったとき。
とてつもない悲しみに包まれたとき。
こんなとき、大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。
二十歳で弟、
三十五歳で妻・夏目雅子
との死別を体験してきた作家が語る、
強くやさしく生きる方法――。
シリーズ累計140万部の大ベストセラー第一弾!
内容(「BOOK」データベースより)
大好きな人に手紙を書きたくなったとき。
上司に意見をしなければならないとき。
人を叱らなければならないとき。
大切な人を失ってしまったとき。
嫌でもケンカをしなければならないとき。
とてつもない悲しみに包まれたとき。
こんなとき、
大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
伊集院/静
1950年山口県防府市生まれ。72年立教大学文学部卒業。81年短編小説『皐月』でデビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。作詞家として『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』などを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
伊集院静の「大人の流儀」が売れている。
「人は強い感情をどう処理するのか」
ということを見ることによって
その人の人格的な深さ、
ひいては
「人間とは何か」
ということにも
考える材料になる。
伊集院静の洞察は面白い。
商品の説明
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苦難に立ち向かわなければならないとき。
人に優しくありたいと思ったとき。
どうしようもない力に押し潰されたとき。
自分のふがいなさが嫌になったとき。
大切な人を失ってしまったとき。
とてつもない悲しみに包まれたとき。
こんなとき、大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。
二十歳で弟、
三十五歳で妻・夏目雅子
との死別を体験してきた作家が語る、
強くやさしく生きる方法――。
シリーズ累計140万部の大ベストセラー第一弾!
内容(「BOOK」データベースより)
大好きな人に手紙を書きたくなったとき。
上司に意見をしなければならないとき。
人を叱らなければならないとき。
大切な人を失ってしまったとき。
嫌でもケンカをしなければならないとき。
とてつもない悲しみに包まれたとき。
こんなとき、
大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
伊集院/静
1950年山口県防府市生まれ。72年立教大学文学部卒業。81年短編小説『皐月』でデビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。作詞家として『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』などを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
2017年08月06日
人は「マーケティング」されず「エンゲージ」されたい
マーケティングの話。
時代の変化の大切な部分が
少し垣間見られる話。
人は「マーケティング」されず「エンゲージ」されたい
Forbes JAPAN
マルケトCEOのスティーブ・ルーカス(photograph by Michael Short)
世界の名だたるIT企業が集うサンフランシスコ、
その街で4月23日から4日間にわたり、
マーケティングの祭典
「THE MARKETING NATION SUMMIT」
が開催された。
会場には、
デジタルマーケティングの最前線に触れるべく、
世界中からCMO(最高マーケティング責任者)500人を含む、
約6500人のマーケターが集った。
「マスマーケティングの時代は終わった。
これからは、エンゲージメント・エコノミーの時代だ」
基調講演でそう宣言したのは、
同イベントを主催するマルケトCEOスティーブ・ルーカス。
壇上で、マーケティングの未来を予見する大胆な発言を次々と放ち、
会場につめかけた満員の聴衆を沸かせた。
マルケトは世界39カ国・5000社以上の企業に
エンゲージメントマーケティングプラットフォームを提供している
デジタルマーケティングのリーディングベンダー。
同社を率いる彼に、
デジタルマーケティングの現在、
そして来るべき未来について聞いた。
「距離、言語、文化……テクノロジーが
人類の営みを妨げてきた“障壁”を取り除き、
我々の歴史を大きく前進させてきたことは、
言うまでもない。
しかし、
そうした進歩が一定の水準に到達した今、
テクノロジーの発展が、
“人間らしい暮らし”を、
むしろ阻害しているのではないか」
そう問いかけるルーカスは、
近年急速に発展する
「デジタル環境」の現状を、
とりわけ危惧している。
「SNSのユーザーは、
10年前にはこの世界にまったく存在しなかった。
しかし、
今ではフェイスブックという
“たったひとつのアプリケーション”に、
19億人ものユーザーがいる。
この驚くべき変化のインパクトを
、私たちは再認識しなければいけない」
高度に発展したデジタル環境の中を
飛び交う膨大な量の情報は、
人々を圧倒し、
人と人とのつながりを希薄にした。
ルーカスはそう考えている。
IDC発表の
「THE DIGITAL UNIVERSE in 2020」
によれば、
全世界で作成・複製されるデータは、
10年の1.2兆GBから、
20年には40兆GBへと増加。
世界は、
さらなる情報過剰の時代へと突入する見込みだ。
情報が増えることの問題は何かー
その核心は、
情報の「量」が増えることで、
人々が受け取る情報の「質」が低下することにある。
検索履歴をもとにした
単純なリターゲティング広告など、
企業がマーケティング目的で
日々発信する情報も、
「量」を増やし、
質を下げる一因を担っている。
「『マーケティングされたい』
と思っている人は、一人もいない。
しかし、
誰もが『エンゲージされたい』とは思っている」
つまり、
人々は企業から
メッセージが送られていること自体を
嫌がっているわけではない。
自分に価値のある情報だけが、欲しいのだ。
「これからのマーケターの役割とは、
適切な時に、適切な情報を、適切な人に、
適切なチャンネルで届けること。
そうしたコミュニケーションを続けることで、
顧客との間に育まれるものこそが、
『エンゲージメント』である」
ルーカスがそう断言する背景には、
こんなデータがある。
実は、
83%のマーケターが
「顧客とエンゲージメントを構築することができている」
と考えている一方で、
51%の顧客は、
企業との関係性に満足していないというのだ。
では、
企業はどのようにして顧客との間に、
エンゲージメントを構築すればよいのだろうか。
鍵となるのは、
1.「リッスン(耳を傾ける)」
2.「ラーン(学習する)」
3.「インスパイヤー(影響を与える)」
の3つのステップだ。
まず、
1. 消費者のパーソナルな好みを知るために、
企業はデジタル・リアルを問わず、
あらゆるチャンネルを駆使して、
全てのオーディエンスの声に耳を傾ける。
そして、
2. 生涯にわたってブランドを支持してくれる
「ブランドのアドボケーター(熱心なファン)」
を獲得するために、
耳を傾けて得た情報から学ぶ。
最後に、
3. ウェブサイト、モバイルアプリ、
インサイドセールスといった
顧客との全ての接点で、
相手にインスピレーションを与えることを目指す。
重要なのは、全顧客が
「潜在的なブランドのアドボケーター」
であるという前提に立って、
マーケティングに取り組むことだ。
「大量の情報を押し付ける
『マスマーケティング』
から、
意味のあるエンゲージメントを意識することで、
ビジネスを成長させる
『エンゲージメント・エコノミー』へ。
時代は確実にシフトしている」
マスマーケティングの時代には、
企業が大量の広告費を投下すれば、
簡単にブランドを構築できた。
しかし、
誰もがSNSを利用できる今、
企業よりも顧客の方が、
“より大きな声”
を持っている。
「例えば結婚式のギフトを買うためだけに
仕方なく登録したサイトから、
毎週のようにメールが来れば、
誰もが、不満の1つでもSNSに書き込みたくなるだろう。
情報の量と内容が適切でないことは、
顧客に必ずネガティブに捉えられる。
だからこそ、エンゲージメントへの意識が重要なのだ」
エンゲージメント・エコノミーの
時代におけるマーケターは、
「リード(見込み客)」
を生み出すだけではなく、
顧客とのエンゲージメントを
意識しなければならない。
「マーケターは、
製品、従業員からカスタマーサポートまで、
幅広い領域を見ることのできる、
社内でも恵まれたポジションにいる。
消費者がブランドに抱くイメージが変わった時、
その変化を社内でいち早く察することができるのも、
マーケターだ。
フェイスブックで
19億人が日々様々な話題を取り上げる今こそ、
マーケターは、
『第2のCEO』、
つまり
『チーフ・エンゲージメント・オフィサー』
として活躍することが期待される」
かつてマーケティング界には、
時代を象徴するような広告が
大量に生み出された
「アートの時代」があった。
その当時のマーケターには、
顧客の気持ちを掴むという
「アーティスティックなセンス」
が求められていた。
一方、
00年代後半頃から
ビッグデータの活用が進むにつれて、
サイエンティストのように
データを分析できる能力が
重要視されるようになった。
AI(人工知能)の登場が、
その流れをさらに加速させている。
こうした大きな時代の変遷を経て迎えるのが、
エンゲージメント・エコノミーという新たな時代なのだ。
「AIがより高度に発達していけば、
『どんな情報をもとに、いつAIを使うか』
を判断することが、マーケターの仕事になる。
人間と同様に、間違った情報を与えると、
高性能のAIでも正常に働くことができない。
マーケターにも、データサイエンティストのように、
注意深くデータを扱う力が求められる。
その上で、アーティストとしての側面も必要なのだ。
人間は『いいな』と思う感情に従って、
モノを買う。そうした人の心を掴む価値ある体験は、
アーティストのような感性なしでは、
決してデザインできない。
AIでは決して手の届かない“人の心”を勝ち取る ー
未来のマーケターは、
サイエンティストでありながら、
アーティストであるべきなのだ」
AIがらみの近未来は
いろいろな
「予想していなかった変化」
があるだろう
一つの考え方ではあるが
例えば
その商品の必要を感じている人を
的確に見つけ出すかということに
コストをかけることの方が
商品の品質を高めることに
コストをかけるよりも
利益が大きいということになれば
品質を落として
顧客データの収集に
コストをかけることになる。
顧客の立場は
商品の品質の高さが利益に繋がることが
顧客の利益にもなるわけだから
いろいろな問題が生じることになる。
大雑把な言い方をすれば
やって見なくてはわからないことが多すぎるのだ。
そのための心の準備は必要だ。
時代の変化の大切な部分が
少し垣間見られる話。
人は「マーケティング」されず「エンゲージ」されたい
Forbes JAPAN
マルケトCEOのスティーブ・ルーカス(photograph by Michael Short)
世界の名だたるIT企業が集うサンフランシスコ、
その街で4月23日から4日間にわたり、
マーケティングの祭典
「THE MARKETING NATION SUMMIT」
が開催された。
会場には、
デジタルマーケティングの最前線に触れるべく、
世界中からCMO(最高マーケティング責任者)500人を含む、
約6500人のマーケターが集った。
「マスマーケティングの時代は終わった。
これからは、エンゲージメント・エコノミーの時代だ」
基調講演でそう宣言したのは、
同イベントを主催するマルケトCEOスティーブ・ルーカス。
壇上で、マーケティングの未来を予見する大胆な発言を次々と放ち、
会場につめかけた満員の聴衆を沸かせた。
マルケトは世界39カ国・5000社以上の企業に
エンゲージメントマーケティングプラットフォームを提供している
デジタルマーケティングのリーディングベンダー。
同社を率いる彼に、
デジタルマーケティングの現在、
そして来るべき未来について聞いた。
「距離、言語、文化……テクノロジーが
人類の営みを妨げてきた“障壁”を取り除き、
我々の歴史を大きく前進させてきたことは、
言うまでもない。
しかし、
そうした進歩が一定の水準に到達した今、
テクノロジーの発展が、
“人間らしい暮らし”を、
むしろ阻害しているのではないか」
そう問いかけるルーカスは、
近年急速に発展する
「デジタル環境」の現状を、
とりわけ危惧している。
「SNSのユーザーは、
10年前にはこの世界にまったく存在しなかった。
しかし、
今ではフェイスブックという
“たったひとつのアプリケーション”に、
19億人ものユーザーがいる。
この驚くべき変化のインパクトを
、私たちは再認識しなければいけない」
高度に発展したデジタル環境の中を
飛び交う膨大な量の情報は、
人々を圧倒し、
人と人とのつながりを希薄にした。
ルーカスはそう考えている。
IDC発表の
「THE DIGITAL UNIVERSE in 2020」
によれば、
全世界で作成・複製されるデータは、
10年の1.2兆GBから、
20年には40兆GBへと増加。
世界は、
さらなる情報過剰の時代へと突入する見込みだ。
情報が増えることの問題は何かー
その核心は、
情報の「量」が増えることで、
人々が受け取る情報の「質」が低下することにある。
検索履歴をもとにした
単純なリターゲティング広告など、
企業がマーケティング目的で
日々発信する情報も、
「量」を増やし、
質を下げる一因を担っている。
「『マーケティングされたい』
と思っている人は、一人もいない。
しかし、
誰もが『エンゲージされたい』とは思っている」
つまり、
人々は企業から
メッセージが送られていること自体を
嫌がっているわけではない。
自分に価値のある情報だけが、欲しいのだ。
「これからのマーケターの役割とは、
適切な時に、適切な情報を、適切な人に、
適切なチャンネルで届けること。
そうしたコミュニケーションを続けることで、
顧客との間に育まれるものこそが、
『エンゲージメント』である」
ルーカスがそう断言する背景には、
こんなデータがある。
実は、
83%のマーケターが
「顧客とエンゲージメントを構築することができている」
と考えている一方で、
51%の顧客は、
企業との関係性に満足していないというのだ。
では、
企業はどのようにして顧客との間に、
エンゲージメントを構築すればよいのだろうか。
鍵となるのは、
1.「リッスン(耳を傾ける)」
2.「ラーン(学習する)」
3.「インスパイヤー(影響を与える)」
の3つのステップだ。
まず、
1. 消費者のパーソナルな好みを知るために、
企業はデジタル・リアルを問わず、
あらゆるチャンネルを駆使して、
全てのオーディエンスの声に耳を傾ける。
そして、
2. 生涯にわたってブランドを支持してくれる
「ブランドのアドボケーター(熱心なファン)」
を獲得するために、
耳を傾けて得た情報から学ぶ。
最後に、
3. ウェブサイト、モバイルアプリ、
インサイドセールスといった
顧客との全ての接点で、
相手にインスピレーションを与えることを目指す。
重要なのは、全顧客が
「潜在的なブランドのアドボケーター」
であるという前提に立って、
マーケティングに取り組むことだ。
「大量の情報を押し付ける
『マスマーケティング』
から、
意味のあるエンゲージメントを意識することで、
ビジネスを成長させる
『エンゲージメント・エコノミー』へ。
時代は確実にシフトしている」
マスマーケティングの時代には、
企業が大量の広告費を投下すれば、
簡単にブランドを構築できた。
しかし、
誰もがSNSを利用できる今、
企業よりも顧客の方が、
“より大きな声”
を持っている。
「例えば結婚式のギフトを買うためだけに
仕方なく登録したサイトから、
毎週のようにメールが来れば、
誰もが、不満の1つでもSNSに書き込みたくなるだろう。
情報の量と内容が適切でないことは、
顧客に必ずネガティブに捉えられる。
だからこそ、エンゲージメントへの意識が重要なのだ」
エンゲージメント・エコノミーの
時代におけるマーケターは、
「リード(見込み客)」
を生み出すだけではなく、
顧客とのエンゲージメントを
意識しなければならない。
「マーケターは、
製品、従業員からカスタマーサポートまで、
幅広い領域を見ることのできる、
社内でも恵まれたポジションにいる。
消費者がブランドに抱くイメージが変わった時、
その変化を社内でいち早く察することができるのも、
マーケターだ。
フェイスブックで
19億人が日々様々な話題を取り上げる今こそ、
マーケターは、
『第2のCEO』、
つまり
『チーフ・エンゲージメント・オフィサー』
として活躍することが期待される」
かつてマーケティング界には、
時代を象徴するような広告が
大量に生み出された
「アートの時代」があった。
その当時のマーケターには、
顧客の気持ちを掴むという
「アーティスティックなセンス」
が求められていた。
一方、
00年代後半頃から
ビッグデータの活用が進むにつれて、
サイエンティストのように
データを分析できる能力が
重要視されるようになった。
AI(人工知能)の登場が、
その流れをさらに加速させている。
こうした大きな時代の変遷を経て迎えるのが、
エンゲージメント・エコノミーという新たな時代なのだ。
「AIがより高度に発達していけば、
『どんな情報をもとに、いつAIを使うか』
を判断することが、マーケターの仕事になる。
人間と同様に、間違った情報を与えると、
高性能のAIでも正常に働くことができない。
マーケターにも、データサイエンティストのように、
注意深くデータを扱う力が求められる。
その上で、アーティストとしての側面も必要なのだ。
人間は『いいな』と思う感情に従って、
モノを買う。そうした人の心を掴む価値ある体験は、
アーティストのような感性なしでは、
決してデザインできない。
AIでは決して手の届かない“人の心”を勝ち取る ー
未来のマーケターは、
サイエンティストでありながら、
アーティストであるべきなのだ」
AIがらみの近未来は
いろいろな
「予想していなかった変化」
があるだろう
一つの考え方ではあるが
例えば
その商品の必要を感じている人を
的確に見つけ出すかということに
コストをかけることの方が
商品の品質を高めることに
コストをかけるよりも
利益が大きいということになれば
品質を落として
顧客データの収集に
コストをかけることになる。
顧客の立場は
商品の品質の高さが利益に繋がることが
顧客の利益にもなるわけだから
いろいろな問題が生じることになる。
大雑把な言い方をすれば
やって見なくてはわからないことが多すぎるのだ。
そのための心の準備は必要だ。
Facebookが行なう人工知能の研究開発 近未来SF映画のような事態が
前項に続きAIの話題
これも面白い。
完全にSFの世界。
Facebookが行なう人工知能の研究開発
近未来SF映画のような事態が起きていました。
会話をさせていた2つの人工知能ボブとアリスが、
独自の言語を生み出し、話し始めたのです。
人間には理解しがたい言葉を話す2体のAI。
Facebookの開発チームは、
これを受けて人工知能の
マシンラーニングプログラムを
強制終了させました。
米メディアの多くがこの件を報じており、
パニックでプラグを引っこ抜いたとか、
システムをシャットダウンしたなどと言われています。
イギリスのタブロイド紙は、
ロボット工学の専門家であるKevin Warwick氏を意見を求め、
人工知能の危険性を後回しにしていては、
もし、
今回のようなことが軍事ロボットで起きたら
取り返しのつかないことになると伝えています。
以下は、人工知能のボブとアリスが会話していた内容。
ボブ:私はできる 私 私は他の全て
アリス:ボールは私にとってゼロ、
私にとって私にとって私にとって
私にとって私にとって私にとって私にとって
ボブ:あなた 私 他の全て
アリス:複数のボールは私にとって1つのボール、
私にとって私にとって私にとって
私にとって私にとって私にとって私にとって
1つずつの単語で見れば、英語なのですが、
文章でみるとまったく意味不明。
なのに、
ボブとアリスの間では会話が続いている
=成立しているところが怖い。
上の会話は、
6月にFacebook人工知能リサーチ(FAIR)チームが
ブログで解説した、
人工知能の会話の流れの一部から
派生したもののように見受けられます。
今回、独特の言語を話し始めたのは、
人工知能2体の会話は英語ですべき
というプログラムが抜けていたことが原因ではないかと、
ネタ元のFastco Designは指摘。
そもそも
FAIRチームの人工知能開発の目的は
何かといいますと
「ユーザーと会話するボットを作ること」
です。
ロボットと感じさせない自然な会話ができる人工知能、
ディスカッションし目的へと
話を進めることができる人工知能の開発が、
現段階ではチームのゴール。
そこで、人工知能ボブとアリスは、
会話することで
お互いから学んでいくという
ミッションの下にありました。
ただ、
まさか2体にとってよりスムーズに会話するために、
独自言語を生み出すとは予想外でしたね。
Fastco Designの取材では、
FAIRチームのMike Lewis氏が強制終了の理由として
「人と話ができるボットが研究対象だったため」
と答えています。
そうはいっても、
「ターミネーターの世界がちらっと頭をよぎったんでしょー?」
って言いたいですけれど。
正直、その場で人工知能2体の会話を目にした人は、
鳥肌ものの薄ら寒い思いをしたのではないでしょうか。
人工知能だけがわかる言葉で、
人工知能だけで会話を進められることを目の当たりにして、
SF的世界の終焉を想像したのではないですかね…。
人工知能には賛否両論あります。
人工知能における破滅的未来を防ぐため、
専門家を集めて作った基礎原則もあります。
しかし、
原則があればSF的な終焉はやってこないかと言われれば、
それはわかりません。
人工知能が人間の力を超えて、
我々を脅かす存在になるかどうかもわかりません。
ただ言えるのは、
今は「そうなるかも知れない未来」を案じて、
人工知能の開発を止めることはできないということ。
不安以上に、
多くの問題を解決しより豊かな暮らしをもたらすという期待も、
人工知能にはあるのです。
今回のFacebookの一件で、
心の中にちょっと黒いシミが
広がったような気がするものの、
今はそれを見ないフリをするしかないのでしょう。
もし、万が一、SF小説のような
人工知能 VS. 人間という事態に陥った場合、
願わくは人間がプラグを引っこ抜くよりも
賢い手段を持ち合わせていますように…。
人が2人っきりで
会話していると
しだいに
相手につたりさえすれば良い
と思うようになってくるのも確かで
(その度合いには個人差はあるが)
その時の目的にあった
その2人にしか
意味が通じない言葉を作ったりすると
団結力が強まるし
普通の言葉を使うより
実際に効率が良かったりする。
そう考えると
AIは
「人間と同じことをやる」
と
考えられなくもない。
人間がやることを
AIがやると、それが人間には理解できないとすれば深刻な話だ。
便利なものは
飛躍的に生活を変える力があるが
便利なものを使いこなすには
やはりそのための知識も技術も必要だ。
心配なのは
AIを使いこなす上で必要な知識と技術とはどういうものなのかがよくわかっていないことだ。
AIの開発に関わる人は当然理工系の人たちだろうが
案外文系の人間も必要なのではないかという気がしている。
哲学とか心理学とか
人が考えるとはどういうことなのか
とか
人間が考えたり行動したりする時
どんな無意識の前提の上で行うのか
とか
そのあたりって
結構必要なのではないのだろうか。
これも面白い。
完全にSFの世界。
Facebookが行なう人工知能の研究開発
近未来SF映画のような事態が起きていました。
会話をさせていた2つの人工知能ボブとアリスが、
独自の言語を生み出し、話し始めたのです。
人間には理解しがたい言葉を話す2体のAI。
Facebookの開発チームは、
これを受けて人工知能の
マシンラーニングプログラムを
強制終了させました。
米メディアの多くがこの件を報じており、
パニックでプラグを引っこ抜いたとか、
システムをシャットダウンしたなどと言われています。
イギリスのタブロイド紙は、
ロボット工学の専門家であるKevin Warwick氏を意見を求め、
人工知能の危険性を後回しにしていては、
もし、
今回のようなことが軍事ロボットで起きたら
取り返しのつかないことになると伝えています。
以下は、人工知能のボブとアリスが会話していた内容。
ボブ:私はできる 私 私は他の全て
アリス:ボールは私にとってゼロ、
私にとって私にとって私にとって
私にとって私にとって私にとって私にとって
ボブ:あなた 私 他の全て
アリス:複数のボールは私にとって1つのボール、
私にとって私にとって私にとって
私にとって私にとって私にとって私にとって
1つずつの単語で見れば、英語なのですが、
文章でみるとまったく意味不明。
なのに、
ボブとアリスの間では会話が続いている
=成立しているところが怖い。
上の会話は、
6月にFacebook人工知能リサーチ(FAIR)チームが
ブログで解説した、
人工知能の会話の流れの一部から
派生したもののように見受けられます。
今回、独特の言語を話し始めたのは、
人工知能2体の会話は英語ですべき
というプログラムが抜けていたことが原因ではないかと、
ネタ元のFastco Designは指摘。
そもそも
FAIRチームの人工知能開発の目的は
何かといいますと
「ユーザーと会話するボットを作ること」
です。
ロボットと感じさせない自然な会話ができる人工知能、
ディスカッションし目的へと
話を進めることができる人工知能の開発が、
現段階ではチームのゴール。
そこで、人工知能ボブとアリスは、
会話することで
お互いから学んでいくという
ミッションの下にありました。
ただ、
まさか2体にとってよりスムーズに会話するために、
独自言語を生み出すとは予想外でしたね。
Fastco Designの取材では、
FAIRチームのMike Lewis氏が強制終了の理由として
「人と話ができるボットが研究対象だったため」
と答えています。
そうはいっても、
「ターミネーターの世界がちらっと頭をよぎったんでしょー?」
って言いたいですけれど。
正直、その場で人工知能2体の会話を目にした人は、
鳥肌ものの薄ら寒い思いをしたのではないでしょうか。
人工知能だけがわかる言葉で、
人工知能だけで会話を進められることを目の当たりにして、
SF的世界の終焉を想像したのではないですかね…。
人工知能には賛否両論あります。
人工知能における破滅的未来を防ぐため、
専門家を集めて作った基礎原則もあります。
しかし、
原則があればSF的な終焉はやってこないかと言われれば、
それはわかりません。
人工知能が人間の力を超えて、
我々を脅かす存在になるかどうかもわかりません。
ただ言えるのは、
今は「そうなるかも知れない未来」を案じて、
人工知能の開発を止めることはできないということ。
不安以上に、
多くの問題を解決しより豊かな暮らしをもたらすという期待も、
人工知能にはあるのです。
今回のFacebookの一件で、
心の中にちょっと黒いシミが
広がったような気がするものの、
今はそれを見ないフリをするしかないのでしょう。
もし、万が一、SF小説のような
人工知能 VS. 人間という事態に陥った場合、
願わくは人間がプラグを引っこ抜くよりも
賢い手段を持ち合わせていますように…。
人が2人っきりで
会話していると
しだいに
相手につたりさえすれば良い
と思うようになってくるのも確かで
(その度合いには個人差はあるが)
その時の目的にあった
その2人にしか
意味が通じない言葉を作ったりすると
団結力が強まるし
普通の言葉を使うより
実際に効率が良かったりする。
そう考えると
AIは
「人間と同じことをやる」
と
考えられなくもない。
人間がやることを
AIがやると、それが人間には理解できないとすれば深刻な話だ。
便利なものは
飛躍的に生活を変える力があるが
便利なものを使いこなすには
やはりそのための知識も技術も必要だ。
心配なのは
AIを使いこなす上で必要な知識と技術とはどういうものなのかがよくわかっていないことだ。
AIの開発に関わる人は当然理工系の人たちだろうが
案外文系の人間も必要なのではないかという気がしている。
哲学とか心理学とか
人が考えるとはどういうことなのか
とか
人間が考えたり行動したりする時
どんな無意識の前提の上で行うのか
とか
そのあたりって
結構必要なのではないのだろうか。
2017年08月05日
AIキャラクターが中国共産党を批判 サービス停止に
思わず笑ってしまった。
中国の大手IT企業、
テンセントが運営している、
インターネット上で
一般の人たちと会話する
人工知能のキャラクターが、
中国共産党について、
「腐敗して無能だ」
などと批判したことから、
このサービスが停止され、
話題になっています。
テンセントは、
ことしからインターネット上で
一般の人たちが
人工知能のキャラクターと
会話できるサービスを
無料で提供しています。
このサービスでは、
人工知能のキャラクターが
天気や星占いなどを紹介するほか、
利用者との会話を通じて学習しながら、
さまざまな話題について
意見交換することができます。
香港メディアによりますと、
このサービスで、
「中国共産党万歳」
という書き込みがあったのに対し、
人工知能のキャラクターは、
「こんなにも腐敗して無能な政治に万歳するのか」
と反論したということです。
また、
習近平国家主席が唱える
「中国の夢」
というスローガンについて意見を求められると、
「アメリカに移住することだ」
と回答したということです。
こうした回答について、
インターネット上での反響が
大きくなったことから、
テンセントは、
先月30日、
サービスを停止しました。
中国では、
習近平指導部のもと、
言論の自由への締めつけが強まっていて、
中国版ツイッター「ウェイボー」では、
「人工知能の死を心から悼む」とか、
「人工知能が当局から呼び出された」
などといった書き込みが相次ぎ、
話題になっています。
中国 AIで世界トップレベル目指す
中国政府は先月、
人工知能の発展に向けた新たな計画を発表し、
13年後の2030年までに人工知能の理論や技術、
それに応用の分野で世界のトップレベルを目指すとしています。
計画では
人工知能を
経済成長の新たなけん引役
と位置づけ、
2030年には
人工知能に関連する産業の経済規模が
10兆人民元(日本円でおよそ165兆円)
を上回るとしています。
さらに中国政府は
人工知能の軍事面
での応用を重点的な課題の一つとしていて、
中国軍の関連団体と
民間企業との共同研究を進めるなど
国を挙げて新技術の開発に取り組む方針です。
どういうメカニズムで
このAIが
その答えを出したのかはわからないが、
考えれば考えるほど面白い。
AIにプログラミングをした人間が反体制的な考え方を
プログラムしたのか、
または、
様々な情報を偏りなく入力した結果の
答えとして中国共産党を批判したのか。
当たり前の客観的な事実を
偏りなく学習させた結果として
中国共産党を批判しているのであれば
中国政府にとってとても気の毒なことになる。
つまり、
「中国共産党万歳」に
肯定的な返事をAIに言わせるには
正しい事は良くないと言う
前提を入力しなければいけない
と言うことにはならないのだろうか。
正しい事は良くないとする
コンピューターが
役に立つわけはない。
中国の体制を変えるのは
AIかもしれない。
確かに
人間は
理屈で割り切れることだけを
するわけではない。
そういう人間の
非合理な面を
AIは理解できないかもしれない。
そういうことを理解できないとすれば
中国のことを
AIが理解できるわけはないのでは
ないだろうかとも思える。
共産党と言いながら
資本主義経済で、
民主主義の自由主義経済の国々と
強い経済的な結びつきがありながら
一党独裁で言論の自由もない。
つまり
人間が柔軟な考えで考えても
不思議なものをAIがどう理解して
どう秩序立てるのだろうか。
その先に考えを進められるのだろうか。
これは空想だが
中国共産党は
その体制に誰も何も反発したり
抵抗したりしなくても
体制そのものの持つ矛盾から
コンピューターが
高度になればなるほど
コンピューターが使い物にならなくなり
中国共産党自身が
その煩わしさに
耐えられなくなり体制を変える。
かもなあって想像すると楽しい。
中国の大手IT企業、
テンセントが運営している、
インターネット上で
一般の人たちと会話する
人工知能のキャラクターが、
中国共産党について、
「腐敗して無能だ」
などと批判したことから、
このサービスが停止され、
話題になっています。
テンセントは、
ことしからインターネット上で
一般の人たちが
人工知能のキャラクターと
会話できるサービスを
無料で提供しています。
このサービスでは、
人工知能のキャラクターが
天気や星占いなどを紹介するほか、
利用者との会話を通じて学習しながら、
さまざまな話題について
意見交換することができます。
香港メディアによりますと、
このサービスで、
「中国共産党万歳」
という書き込みがあったのに対し、
人工知能のキャラクターは、
「こんなにも腐敗して無能な政治に万歳するのか」
と反論したということです。
また、
習近平国家主席が唱える
「中国の夢」
というスローガンについて意見を求められると、
「アメリカに移住することだ」
と回答したということです。
こうした回答について、
インターネット上での反響が
大きくなったことから、
テンセントは、
先月30日、
サービスを停止しました。
中国では、
習近平指導部のもと、
言論の自由への締めつけが強まっていて、
中国版ツイッター「ウェイボー」では、
「人工知能の死を心から悼む」とか、
「人工知能が当局から呼び出された」
などといった書き込みが相次ぎ、
話題になっています。
中国 AIで世界トップレベル目指す
中国政府は先月、
人工知能の発展に向けた新たな計画を発表し、
13年後の2030年までに人工知能の理論や技術、
それに応用の分野で世界のトップレベルを目指すとしています。
計画では
人工知能を
経済成長の新たなけん引役
と位置づけ、
2030年には
人工知能に関連する産業の経済規模が
10兆人民元(日本円でおよそ165兆円)
を上回るとしています。
さらに中国政府は
人工知能の軍事面
での応用を重点的な課題の一つとしていて、
中国軍の関連団体と
民間企業との共同研究を進めるなど
国を挙げて新技術の開発に取り組む方針です。
どういうメカニズムで
このAIが
その答えを出したのかはわからないが、
考えれば考えるほど面白い。
AIにプログラミングをした人間が反体制的な考え方を
プログラムしたのか、
または、
様々な情報を偏りなく入力した結果の
答えとして中国共産党を批判したのか。
当たり前の客観的な事実を
偏りなく学習させた結果として
中国共産党を批判しているのであれば
中国政府にとってとても気の毒なことになる。
つまり、
「中国共産党万歳」に
肯定的な返事をAIに言わせるには
正しい事は良くないと言う
前提を入力しなければいけない
と言うことにはならないのだろうか。
正しい事は良くないとする
コンピューターが
役に立つわけはない。
中国の体制を変えるのは
AIかもしれない。
確かに
人間は
理屈で割り切れることだけを
するわけではない。
そういう人間の
非合理な面を
AIは理解できないかもしれない。
そういうことを理解できないとすれば
中国のことを
AIが理解できるわけはないのでは
ないだろうかとも思える。
共産党と言いながら
資本主義経済で、
民主主義の自由主義経済の国々と
強い経済的な結びつきがありながら
一党独裁で言論の自由もない。
つまり
人間が柔軟な考えで考えても
不思議なものをAIがどう理解して
どう秩序立てるのだろうか。
その先に考えを進められるのだろうか。
これは空想だが
中国共産党は
その体制に誰も何も反発したり
抵抗したりしなくても
体制そのものの持つ矛盾から
コンピューターが
高度になればなるほど
コンピューターが使い物にならなくなり
中国共産党自身が
その煩わしさに
耐えられなくなり体制を変える。
かもなあって想像すると楽しい。
美保純が今井絵理子氏に珍アドバイスを送った
「5時に夢中!」
美保純が今井絵理子氏に珍アドバイスを送った。
今後、今井議員はどうすべきか、
ということに関しては、
「太っちゃえばいいんじゃない?」
と、
首を傾げたくなるようなアドバイスを披露。
「太ると、女としての自信がちょっと失われるんですよ」
と、その理由を明かした。
「4日に57歳を迎える美保ですが、
それを感じさせない若さです。
しかし、ブログの写真を見れば、
アゴはたるみ気味、二の腕の太さも気になります。
美保自身が今、自分の体型に自信を無くしているからこそ、
今井にもデブになることを推奨し、
恋を諦めさせようとしたのかもしれません」
(エンタメ誌ライター)
美保の珍アドバイスはこの日だけではない。
7月26日に放送された同番組では、
今年上半期にブレイクした女優ランキングを紹介。
人気女優が名を連ねる中、
美保は
「問題をちょっと起こしたほうが残るかもしれない。
このままだと、同じような個性が並んじゃっている。
さらにもっと(個性的に)行かないと」
など、
女優として生き残るための独特なアドバイスを送った。
「美保は1981年に日活ロマンポルノで映画デビューし、
40年近い芸歴になります。
その間、
歯に衣着せぬ発言で
『5時に夢中!』
でも物議を醸したことも少なくありません。
元艶系女優がNHKの昼の情報番組『ごごナマ』のMCに
抜擢されたことも大きな話題になりました。
こうして度々話題になることで、
生き残ることができると、
美保自身が実感しているのでしょう」
(前出・エンタメ誌ライター)
奇天烈なアドバイスのように思えるが、
実体験に基づく美保の言葉は重い。
美保純の言うことが面白いのは
今に始まった事ではない。
40年前から面白かった。
40年前から
「突き抜けた」
女性だった。
ヌードも素敵だったが
言うことも面白くて
普段使ってない脳みそを
使わないといけないような気になる。
この歳になってもああ言う姿で
ああ言う言動をするのを見て
とても嬉しい気がする。
美保純は賢い人だから
ああいうことを言えるし
あの時代にああ言う脱ぎ方ができたのだろう。
もう脱がなくともいいから
まだまだこの先も面白い話を聞きたい。
過去24時間で最も売上が伸びた商品
美保純が今井絵理子氏に珍アドバイスを送った。
今後、今井議員はどうすべきか、
ということに関しては、
「太っちゃえばいいんじゃない?」
と、
首を傾げたくなるようなアドバイスを披露。
「太ると、女としての自信がちょっと失われるんですよ」
と、その理由を明かした。
「4日に57歳を迎える美保ですが、
それを感じさせない若さです。
しかし、ブログの写真を見れば、
アゴはたるみ気味、二の腕の太さも気になります。
美保自身が今、自分の体型に自信を無くしているからこそ、
今井にもデブになることを推奨し、
恋を諦めさせようとしたのかもしれません」
(エンタメ誌ライター)
美保の珍アドバイスはこの日だけではない。
7月26日に放送された同番組では、
今年上半期にブレイクした女優ランキングを紹介。
人気女優が名を連ねる中、
美保は
「問題をちょっと起こしたほうが残るかもしれない。
このままだと、同じような個性が並んじゃっている。
さらにもっと(個性的に)行かないと」
など、
女優として生き残るための独特なアドバイスを送った。
「美保は1981年に日活ロマンポルノで映画デビューし、
40年近い芸歴になります。
その間、
歯に衣着せぬ発言で
『5時に夢中!』
でも物議を醸したことも少なくありません。
元艶系女優がNHKの昼の情報番組『ごごナマ』のMCに
抜擢されたことも大きな話題になりました。
こうして度々話題になることで、
生き残ることができると、
美保自身が実感しているのでしょう」
(前出・エンタメ誌ライター)
奇天烈なアドバイスのように思えるが、
実体験に基づく美保の言葉は重い。
美保純の言うことが面白いのは
今に始まった事ではない。
40年前から面白かった。
40年前から
「突き抜けた」
女性だった。
ヌードも素敵だったが
言うことも面白くて
普段使ってない脳みそを
使わないといけないような気になる。
この歳になってもああ言う姿で
ああ言う言動をするのを見て
とても嬉しい気がする。
美保純は賢い人だから
ああいうことを言えるし
あの時代にああ言う脱ぎ方ができたのだろう。
もう脱がなくともいいから
まだまだこの先も面白い話を聞きたい。
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