2020年06月28日
ベートーヴェン 「交響曲第9番」
泣く子も黙るベートーヴェン、というイメージですが、実際には売れっ子じゃなかったみたいですね。
今みたいな録音メディアがなかった時代、作曲家の収入といったら、曲を頼まれた時にもらう委嘱料と、自分の曲が取り上げられた演奏会の入場料からの分け前くらいのもの。なので、ロングランで回数を期待できるオペラが当たればウハウハ。同時代のウェーバーやロッシーニなんかは、数多くのオペラが上演されていたので儲けてたでしょうね。
で、ベートーヴェンもオペラを書きたいんですが、軽妙なオペラなんか誰もベートーヴェンに頼みやしない。というか、頼まれても書けない。というわけで、頼まれるのは英雄譚みたいな重い話ばっかり。一般大衆がドタバタコメディや色恋話を好むのはいつの時代でも一緒。結果、ベートーヴェンのオペラは売れない。かわいそうに。
しょうがないので、しかめっ面して小難しい交響曲とかを作曲してて、その中の傑作が第九。いやー、凄い曲です。当時は受け入れられなかったみたいだけど。かわいそうに。
第九はシラーの詩を第四楽章に使ってるわけですが、実はこっそりシラーの詩にないフレーズを入れちゃったりしてます。「喜びの音は我と共にある」みたいなやつを。オペラが当たらなかったのが悔しかったんでしょうね。なんか、いじめられっ子が家に帰ってからデスノート書いてるみたい。かわいそうに。
大体評価されるのは死んでからなんですよね。ほんとにかわいそうに。
今みたいな録音メディアがなかった時代、作曲家の収入といったら、曲を頼まれた時にもらう委嘱料と、自分の曲が取り上げられた演奏会の入場料からの分け前くらいのもの。なので、ロングランで回数を期待できるオペラが当たればウハウハ。同時代のウェーバーやロッシーニなんかは、数多くのオペラが上演されていたので儲けてたでしょうね。
で、ベートーヴェンもオペラを書きたいんですが、軽妙なオペラなんか誰もベートーヴェンに頼みやしない。というか、頼まれても書けない。というわけで、頼まれるのは英雄譚みたいな重い話ばっかり。一般大衆がドタバタコメディや色恋話を好むのはいつの時代でも一緒。結果、ベートーヴェンのオペラは売れない。かわいそうに。
しょうがないので、しかめっ面して小難しい交響曲とかを作曲してて、その中の傑作が第九。いやー、凄い曲です。当時は受け入れられなかったみたいだけど。かわいそうに。
第九はシラーの詩を第四楽章に使ってるわけですが、実はこっそりシラーの詩にないフレーズを入れちゃったりしてます。「喜びの音は我と共にある」みたいなやつを。オペラが当たらなかったのが悔しかったんでしょうね。なんか、いじめられっ子が家に帰ってからデスノート書いてるみたい。かわいそうに。
大体評価されるのは死んでからなんですよね。ほんとにかわいそうに。
Beethoven ベートーヴェン / 交響曲第9番『合唱』 カール・ベーム&ウィーン・フィル(1970) 【SHM-CD】 価格:1,720円 |
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9980155
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック