1年以内に閉店するネイルサロン
出店ラッシュが続きましたねー。
ネイルサロンの。
特に都心部では凄かった。
最近は少しだけ落ち着いてきましたけどね。
それでも、いつの間にか近所にネイルサロができていたり。
そして、いつの間にか閉店していたり。
それも、1年以内に・・・
ネイルサロンは開業しやすい
確かにネイルサロンは、開業しやすいです。
大きな資本も必要ありませんからねー。
自分の貯金だけで出店する事が可能なスモールビジネスです。
その為、ここ数年、出店希望者が続出。
ネイリスト資格を取得し、
少しネイルサロンで学び、
すぐにネイルサロンを開業。
まあ、華やかに見えますよね。
素人経営者にしてみれば。
憧れますよねー。
でも、本物のネイルサロン経営者は少ないですよね。
経営の事が全く分かっていない素人経営者の多い事!
ビックリしちゃいます。
まあ、それぐらい参入障壁が低いということなのでしょう。
1年以内に閉店するネイルサロンの特徴
色々なネイルサロンを見てきて感じた事です。
1年以内に潰れていくネイルサロンには特徴があります。
- ネイルサロンオーナーがネイリストではナイ。
- ホットペッパーに広告を掲載している。
- あまり集客活動をしていない。お店を出せばすぐにお客さんが来ると思っているらしい。
- 素人ネイリストを雇っている。
- ちゃんと出来るネイリストがいない。
- 基本的にスタッフは寄せ集め。
- ネイリストの質が悪い。
- ネイリストの給料が安い。
- 家賃が高い物件に出店している。
- 内装にお金を掛け過ぎている。
- ネイルサロンオーナーが輩(ヤカラ)っぽい。
- ネイルサロンオーナーがキツイ年増の女性
まあ、潰れて当たり前といえば当たり前ですよねー。
こんなお店、続くわけがありません。
でも、本当に多いんですよー。
微妙なネイルサロンって。
ネイルサロンをワザワザ潰す為に開業したんじゃない?って思っちゃうくらい。
最初から、上手くいくはずがナイって分かりそうなものなのに。
生き残っているネイルサロンとは?
潰れていくネイルサロンがある一方で、
ちゃんと続けていくことが出来るネイルサロンがある事も事実です。
では、なぜ続けていく事が出来るのでしょうか?
私の知っているネイルサロンで、
開業して5年以上経っているお店のオーナーに、
話を聞く機会がありました。
その内容は、ざっと以下の通りです。
- ちゃんと出来るネイリストだけを雇っている。人数合わせのネイリストは雇っていない。
- ネイリストの給料が高い。
- 福利厚生がしっかりとしている。
- 客単価が高い。
- ホットペッパーにクーポン広告は出していない。
- 立地が悪い物件に出店している。その為、家賃が物凄く安い。
- 集客方法は、インターネット広告(YAHOOプロモーション広告)とSNS(FaceBook、Twitter、Instagram)のみ。
- 顧客からの紹介客が多い。
- 余裕を持った予約の入れ方をしている。
- オーナーが元々トップネイリスト。店長は、信頼の出来る後輩が務めている。この二人には信頼関係が成り立っている。
- 安売りは絶対にしないと決めている。
- お客さんをある程度、選んでいる。良質のお客さんがターゲット。
上記の様な話をしてくれました。
一見、簡単そうに思えますがこれがまた難しいわけですよー。
普通の素人経営者にはできないでしょうね。
ざっくり まとめますと、
■ネイリストを大切にする。
■質の高いお客さんのみをターゲットにしている。
■インターネット広告(YAHOO広告)とSNSでブランディング&集客している
■高単価サロンの確立
特にネイリストを大切にするという点に関して、ものすご〜く共感する事が出来ました。
ネイリストの質が高くなると、
ネイルサロンは勝手に流行っていきますからね〜。
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