最初のオーディオ泥沼地獄への道はテクニクスだった
友人のうちにあったのが東芝のボストンっていうステレオで
レコードのオートチェンジャーが付いてて
当時としては超ハイテク機種だった
もう一人の友人のうちにあったのはパイオニア製の
でっかい製品,名称とかは失念
自分もそういうステレオが欲しかったのだが
中学生の私が買ってもらえるわけがない
ということでレコードが聞ける
今で言えばミニコンポみたいな製品を買ってもらった
それにエンクロージャー自作したFostexのスピーカー
なんかを増設したりしてなんとか我慢してた
そうこうするうち
ある日,親と一緒に買い物ついでになじみのナショナルの
電気店に寄ったら出たばかりのテクニクスのステレオが並んでた
コレです↓ Technics SC-1600ってヤツ
うわ〜かっこいい!
聞かせてもらうと低音がズシンズシンって響く
買ってくれと親にせがんでも当然無理
親父の月収の2〜3倍だったんだからしょうがないが
なんども何度も頼むうちに親も根負けして
「学校の成績が学年で一番になれば買ってやる」って言われた
一学年8クラス有る大規模校だったし,成績は中レベルの私が
学年で一番なんて無理だろうと読んだのだろう
しかし,人間なせばなる
途中経過は省いて学年一番になったんである
先生とかまわりからはかなり怪しまれたが
正真正銘の不正無し,努力で勝ち取った
しょうがないってんで買ってもらいましたテクニクス
先に挙げた友人がお祝いにベンチャーズの
LPレコードをくれた↓ これは今でも大事に保管してる
こうして私の本格的オーディオ泥沼突入の
1ページが開いたわけである
2015年05月07日
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