2018年02月15日
ADSLから光回線への乗り換え多くてADSLの回線速度が向上?
1.はじめに
NTTが「フレッツADSLの提供を2023年1月31日をもって終了します」と公式にアナウンスしてから,「もうADSLのサービスは終了しますよ,光回線に切り替えませんか」という勧誘電話が,我が家にも何度かかかってきたが,これで早々に乗り換えてる人が結構多いんじゃないだろうか
2.ADSLの回線速度が上がってる
ADSLはベストエフォートタイプのサービスなので,使用する人が多くなって回線が混雑すると,速度はどんどん落ちていく,我が家は普通は下り3〜4Mbps程度,ただ夜の混雑時間帯になると1Mbpsを下回ったりとか,ひどいときは800Kbpsとかに落ちてしまうこともあった
ところが,最近なんか読み込みを遅く感じることが以前ほど無くなってきた,試しに回線速度を測定してみたところ,下の図で示すように,朝の9時台で約6.2Mbps(表記速度は全て下りの速度),夜間の7時台で5.6Mbpsと,かなり速度が改善されてる
日を変えて別な回線スピード測定サイトでテストしたのが下の図である,ここでもやはり6Mbps以上の速度が出ている,これは本当にADSLの回線速度が向上したと見ていいのではなかろうか,しかしなぜ今になってこういう状況が生じるようになったのだろう
3.なぜADSLの回線速度が上がったのか?
ADSLに関しては,NTT自体がサービス提供を止めますと宣言してるわけだから,回線の保守や部品交換等のメンテナンスは行ってるだろうが,回線を増強するというような新たな投資をするわけは無いだろう,これはどうみても,ADSLから人がいなくなってるということなんじゃなかろうか
先に書いたようにADSLはベストエフォートタイプのサービスなので,同時に使用する人が少なくなれば回線の競合が起きにくくなるから,使ってる人から見たら回線速度が上がったように感じるわけである,この調子で,どんどんADSL離れが起きれば,さらに快適になるんじゃなかろうか
4.光回線よりADSLの回線速度の方が早い?
最近光に切り替える人が多くなったためか,その光の設備増強が追いつかなくて,かなり質が落ちてるというような話も聞く,ひどい人は「1Gbpsの速度で契約したのに3Mbps以下の速度でがっかり」とか,「うちはそれよりひどい1Mbpsだよ,泣きたい」とかの書き込みがあったりする
ネット上の書き込みなので信用度はさておき,いろんなブログや掲示板で,実際の測定データを掲示したりしてるし,NTTや各プロバイダー等も遅いときの対処法を詳細にQ&A形式で掲載してるから「遅い!」という苦情も多いんじゃなかろうか,ADSLより遅いというのが事実なら論外である
5.当面ADSLを使い続けた方が得策?
最近プロバイダーが光コラボレーションというサービスを開始して,積極的にADSLから光への乗り換えを促してる,工事費無料とかのキャンペーン等を謳って,顧客のつなぎ止めと新規獲得を躍起になってやってるから,しばらくは光にしたけどあんまり早くない,という状況が続きそうである
せっかくギガビットの世界を堪能しようと,LANアダプターまで買い換えて光回線を導入したのに,その前に使っていたADSLより速度が遅くなったとかの状況になったら目も当てられない,順次状況は改善していくんだろうけど,しばらくは様子見した方が無難かもしれない
6.おわりに
とうことで,最終的な終了が2023年と,まだかなり余裕があるし,今後ますますADSL離れが起きれば我が家が契約してるフレッツADSLモア24で,実効速度10Mbpsなんてことが起きるかも知れない,たぶんあり得ないとは思うが,ちょっと期待してしまう
まあ,5Mbpsが10Mbpsになっても,相当大きなファイルをダウンロードするとか,データ量の多い高画質動画を視聴をするとかしないかぎり,WEBページ見て回るくらいじゃ,体感的にはさほど違いを感じることはできないだろう,ということでしばらくはこのままADSLで行くことにする
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