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2017年05月31日

ヤナギバルイラソウの魅力と育て方

ヤナギバルイラソウ (3).jpg

1.はじめに
 最近,夏の強烈な陽差しにも負けずに,道路沿いなどで,花びらがちょっとシワシワした感じの薄紫色の花を目にすることが多くなったのではないだろうか,風に揺れる様がかわいらしいこの花はメキシコ原産のヤナギバルイラソウと呼ばれる植物である


2.ヤナギバルイラソウの性状
 原産地はメキシコだが,アメリカ西部の一部地域では帰化してるらしい,日本にはごく近年に伝わったものと思われるが,いつ頃なのかははっきりしていない,1977年に発行された琉球植物目録には記載があるので,このころには沖縄県では一般的な花だったようである,米軍の物資にでも種が紛れ込んで来たのだろうか

 名前の由来は葉がヤナギのように細長いのでヤナギ葉,ルイラは学名のルエリアから,ソウは草で,合わせてヤナギバルイラソウという和名になったようである,花の形がペチュニアに似ているところからメキシカンペチュニアとも呼ばれている


3.ヤナギバルイラソウの魅力
 枝は柔らかくあまり高く育つことはない,だいたい1m以下のかん木状態で成長していく,花は初夏から秋まで次々に咲き続ける,この花だが,大変早起きで陽が昇る前に咲きだす,ただ店じまいも早くお昼過ぎにはほとんどの花が散ってしまうという,慌ただしい性格でもある

 日本では園芸植物としての人気は今ひとつというか,余り知られてないというのが実際のところだろう,九州地方なんかでは,そのへんの路傍に勝手に生えてる雑草みたいな扱いみたいだが,外国では花壇の植栽や生け垣などによく使われているとのこと

 一度植えておけば,特に細かな管理をしなくても,毎年時期が来たらちゃんと花を咲かせてくれるという律儀な花である,なんというか,ずぼらなガーデナーの方には超お勧め素材である,まだ一般的に普及してるとは言えないが,手間いらずでかわいらしい紫の花を楽しむ事ができるという点は魅力的である

 花の色に関しては,よく目にするのは薄紫色の種類だが,ほかにも下の写真のようにピンクや白の種類もある,ピンクと白はあまり大きなかん木状にはならない矮性タイプである,ピンクは植物園で見たことあるが,白はまだ日本ではほとんど流通してないのではなかろうか,写真の白い種類は外国に出かけた時に種を入手して育てたものである

ヤナギバルイラソウ (1).JPG  ヤナギバルイラソウ (2).jpg

4.ヤナギバルイラソウの育て方
 秋になったら結実するので,細長いサヤがやや茶色になったら収穫しておいて,その種をまけば簡単に増やすことができる,また株分けや挿し木での繁殖も可能である,性質的にはものすごくといっていいほど強健で,石畳の隙間のちょっした土でも生育可能なくらい不良環境には強い

 太陽は大好きな植物である,また,乾燥には極めて強く英名はデザート・ペチュニア(砂漠のペチュニア)と呼ばれているくらいである,性質強健で育てやすいのはいいのだが,放っておくとこぼれ種からでもどんどん増えてしまうので,この点は注意したほうがいい,自分で植えた覚えがないのに勝手に庭に生えてるという人もいるんじゃないだろうか

 ということで,種か苗を手に入れれば,後の管理は非常に簡単,適当な用土に植えて鉢管理するも良し,地植えにしてかん木状に育てるも良し,栽培管理上ほとんど悩まなくてよい花である,肥料もほとんど不要であるが,やるときは春と秋に化成肥料をほんの少々パラパラする程度でいい

 株が茂ってきて大きくなりすぎるようなら,春先にばっさりと刈り込んでしまおう,心配するくらい刈り込んでも大丈夫,ちゃんと再生する,また,先に書いたように繁殖しすぎて困る場合があるので,秋になって結実したらサヤを摘み取って勝手に増えすぎないように多少のコントロールが必要である


5.おわりに
 ところで,植物は自分の子孫を残すためには,通常は種をまかなくてはならないし,その分布を広げるためには,その種を遠くに運ぶ必要もある,ほとんどの植物は種の運搬を風や動物などに頼っているが,ヤナギバルイラソウは実が熟すとサヤがパチンとはじけ自分で種を飛ばして自分で種まきする,このように自ら種を飛ばす植物を自動散布植物と言うんだけど,まあ,植物の親も子供の自立のためにいろいろ知恵を絞っているわけである,ハヨ自立しろって!
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