2020年08月10日
B賞 キラークイーン フィギュア 一番くじ No.22
正式名【B賞 キラークイーンフィギュア】
メーカー【バンプレスト】
「一番くじ ジョジョの奇妙な冒険第四部 ダイヤモンドは砕けない」というタイトルで2009年6月に発売された一番くじのB賞です。くじは1回500円でした。一番くじは2020年現在、広く普及されていてフィギュアに関わらず沢山の種類のくじがコンビニや書店などでうられています。ドラゴンボールなどテレビCMまでされるようになりましたね。値段も最近は800円まで上がってきました。今は当たりといえる賞の数を増やしラストワン賞がメインの賞となりつつありますが、当時のこのくじでは当たりはわずかA.B.C.賞の3つしかありませんでした。ラストワン賞のかわりにダブルチャンスというものが存在し、はずれ券を数枚あつめて応募すると違う商品が抽選で当たるという仕組みでした。今回のジョジョ4部のくじではA賞が仗助&クレイジーダイヤモンドフィギュア、B賞がこのキラークイーン、C賞がバットカンパニーBOX(虹村刑兆のスタンド、5センチの無彩色ミニュチュア兵隊40個が入った缶)、そしてダブルチャンスがキラークイーンフィギュアのカラー違い(青)となっていました。
キラークイーンと言えばこのポーズが決めてですよね。これしかないと言うかむしろこのポーズじゃなきゃ不自然ですよね。バイツァ・ダストも下にきちんといます。重心的には後ろに倒れる感じですが台座がとてもしっかりしているので安定感は抜群に良いです。後ろから見てもバランスとれててカッコイイ仕上がりですね。
顔は言うことないです完璧です。これ以上できないと思います。腹筋もすばらしいです。腹筋の6パックはシャッターが開くのではと感じさせる掘り込みがされています。つまり、猫草が入っている感じがとてもします。これは他のキラークイーンフィギュアには見られないよさかもしれません。このフィギュアだけじゃないでしょうか。前掛けの骸骨の塗装もとても良いです。重厚な金属感が半端なく表現されています。指先も丁寧につくられていて造形師がカッコイイ指を研究した様子がうかがえます。実際の人間の指と比べるとすべての指が非常に長くここだけ見ると違和感を覚える人もいるかもしれませんが、じつはこれがこのフィギュアのポイントかもしれません。キラークイーンはヒト型のスタンドで人より数倍優れた能力を秘めています。この誇張した長い指は人間を凌駕した表現にマッチしているのではないでしょうか。また、肘の関節も人間では不可能な姿勢です。そこもスタンドの人間を超えた力を見せているような気がして、私はこのキャラクターの強さみたいなものを感じてしまいます。
横顔をみてください。この頭部の形や左右の腕のバランス、非常に美しいです。妥協の無い造形への執着と、全体のプロポーションバランスを研究しつくしてこの造形が成り立っています。デザインがシンプルな分、美しさに力が注がれている気がします。足の細やかな金属塗装、台座の石畳のような表面、バイツァ・ダストの壊れかかった雰囲気までしっかりと作りこまれています。残念ながらこのフィギュアの残念なところはありません。今より塗装も丁寧なきがします。
大きさは台座から指の先までで約25センチ比較的大きめのフィギュアで、パーツは本体と台座の二つです。箱はブリスターで中が見えるようになっていて、写真では中に織り込んでしまっていますが一番くじ特有の持って帰れる用の持ち手が存在します。そのままだと後方に倒れてしまいますが段ボール紙一枚分をカカトにかませると自立できます。
完璧なキラークイーンのフィギュアです。他にも多数キラークイーンのフィギュアが存在しますが
これが最高です。
【評価】★★★★★5
これ以上できのよいキラークイーンは生み出せない気がします。
現在のアマゾンの値段です
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