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パラオひとり旅 6

9月2日

パラオに来て2日目。

起き上がるのがとても気だるかった。

もともと下戸な事もあり、昨日の解散後はすぐにベッドに横になっていた。

すぐにタバコを手探りに手に取り、火をつけた。

起きたら必ず思うことがある。

ここはパラオだ。

それを思った瞬間に僕は起き上がる。

寝っころがっている時間がもったいない。

今日の予定はまったくない。

歯ブラシ片手にシャワーを浴び、心なしか素早く身体を洗った。

時計を見ると午前9時過ぎ。

たっぷり寝てしまったようだ。

まずはwifiの繋がるロビーに向かう。

カウンターには細身の女性が座っていた。

笑顔で「Good morning」と言われ、

この人も良い人そうだと安心した。

ソファーに座り、近代技術の賜物であるiPhoneの登場だ。

検索してみると、パラオにはたくさんの観光スポットがあるようだ。

博物館が2.3件あり、サンゴ養殖場まである。

Googleのページをスライドしていくと、近くに刑務所があるのが目に止まる。

調べてみると、刑務所では囚人がストーリーボード(パラオの有名な民芸品)を造り、

刑務所の一室で売っているという。

これは買いに行くしかないと思い、次の予定も考えずにさっそくホテルを出る。

実は、パラオの刑務所のシステムでもう一つ興味深い事があった。

パラオの囚人は、昼間は普通に刑務所外で働いているという。

外にいる間は、家族との食事もタバコさえも当然のように楽しんでいるという。

日本人ならすぐに思う。

日本では絶対にあり得ないことと。

僕が体験したいのは、こういうことだ。

こうして僕の旅は、冒険にも似た一ページを進むことになった。

足取りも軽く、すれ違う人にも不思議と元気良く挨拶してしまう。

4.5分歩くとコロールの集会場がある。


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そこに大きな地図の看板があった。


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現在地を確かめてみる。

すると一人のおばさんに話しかけられた。

彼女は

「Where?」

と、とても単純な単語で僕に行き先を尋ねてきた。

僕は

「Police station」

と英語ができるような雰囲気で話した。

こんな英語でも伝わってしまう国がパラオである。

元々パラワン(パラオの人を意味する)はパラオ語で生活しており、

英語は観光客が訪れるようになってから浸透した言語である為、

パラワンの話す英語はペラペラ話せるものではなく、なんとか理解することができる。

彼女は返事を聞くなり歩き始める。

僕の方を振り返り、手招きをする。

どうやら彼女は案内してくれるようだ。

パラオ人はなんて優しいのだ、と思った事を後で後悔することになる。

集会場から来た道を戻り、刑務所までたった5分。

刑務所と思わずに通り過ぎていたようだ。

ありがとうと伝えると、彼女はキョロキョロし始めた。

考えてみれば親切とは珍しいから親切だと思う。

彼女はチップ目的で案内をしたのだった。

周りには警察が立っていて僕らの様子を見ている。

彼らは首を振って合図を送ってくる。

しかし、これがこの国の常識だと思うと手は財布に伸びていた。

1ドル札を財布から抜き彼女に手渡すと、弾けんばかりの笑顔でお礼を言ってきた。

正直、悪い気はしない。

別れを告げ、中に入るとたくさんのストーリーボードが壁に掛けられている。


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真ん中には囚人が店番をしていた。

値札を見ると、200ドル。

日本円で2万円ほど。

せっかくの機会だが諦め、25ドルの置物を20ドルに負けてもらい購入した。

なんとなく居心地が悪く、すぐに刑務所を出た。

次の目的を決めるため、ホテルへ足を進める。




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