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タイ ひとり旅2

タイで初めに驚いた事は、タクシーのおばちゃんとのやり取りだった。

BKK(バンコク)空港から僕の泊まるカオサン通りまでは3.40分くらい。

料金は300B ほどだった。

僕はタイに来て初めてお金を使う事もあって、とりあえず500B札を 渡した。

運転席に座るおばちゃんは何食わぬ顔で20B札 を返してきた。

このおばちゃんはさっそく僕をボッタクリにかかったわけだ。

政府が運営する空港内のタクシーだから安心だと思っていたが、タイでは日本の常識は通用しないようだ。

もちろん僕は

「why?」

と怒りを抑えながら言うと、

おばちゃんは急に焦り、しっかり小銭まで数えて渡してきた。

僕は日本人だから思ってしまうんだろうが、なんともレベルの低い手口である。

最後にはおばちゃんも謝ってきたので、僕は素直にありがとうと言いタクシーを降りた。

ちょうどカオサン通りの入り口で止まっていたようだ。

右手にはバイクがたくさん並んでおり、向かい側にはツーリストポリスが立っている。

周りを見渡しながら通りに入っていく。

時間は朝2時頃。

左右のBARから大音量の音楽が流れ、

シーシャという水タバコの甘い香りが匂ってくる。

たくさんの出店や、露店。

シャツ、パンツ、バッグ、サンダル、CD、電気用品など、しまいには偽造パスポートの店まである。

まずはパンツやサンダルを探してみる。

生活用品はタイで買うつもりだったので、家を出るときの一式以外は置いてきていた。

カオサン通りは夢のようなところで、簡単な洋服一式であれば、1500B あればお釣りがくる。

日本円にして5000円程度。

そして僕はふたたび度肝を抜かれることになる。

すぐにサンダルを見つけたので選んでいると、店員が日本語で話しかけてきた。

「コレメッチャヤスイ」

ここから彼とのバトルが始まった。

僕が

「How much?」

と聞くと、

「300B」

単純計算で900円程度。

日本で買うに比べればとても安い、と思ってしまうがそれは日本での物価であることを忘れてはならない。

早い話がボッタクリ価格というわけだ。

他の店を見てみると言うと、

いくらなら買う?

と無愛想に言ってくる。

なんとか他の店を見た後に戻ってくると伝えても、

手をひっぱりながら店から出してくれない。

初日にトラブルも嫌だと思ったのだが、僕が振り払ってまた戻ってくるからと言うと、しぶしぶ出してくれた。

先が思いやられると思いながら歩いていると、ビールを売っている若い青年に声をかけられた。

彼はビールを勧め席を用意してくれたので飲むことにした。

洋楽が響き渡るカオサン通り。

光り輝くネオンの通りをつまみに、

水タバコとビールを嗜むタイのひとり旅は、

また僕の心を子どもに戻した。




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