以前にも書いたが、プロ野球はFA制度とドラフト制度はリンクさせなくてはいけない。
野球人口が減っているにも関わらず、戦力外選手が多い。
無駄に指名しているというよりバランスが悪い。
西武はFA流出が多く球団努力が足りないという人もいるがとんでもない。
FA流出が多いということはそれだけ獲得した選手を一流に育てているからである。
そもそも1軍戦力にならなければFAは取得できない。
つまりアマチュア選手は育成上手い球団に多く入れるべきというのが持論である。
ただドラフト指名譲渡にしてもドラフト1位指名の譲渡には問題がある。
その年の目玉の選手を指名できないとなるとファンはがっかりし、FA選手が活躍しなければ何であの選手を取ったと批判の矢面に立たされる。
私の考えるドラフト指名譲渡は2位指名と3位指名の指名権譲渡である。
Aランク、Bランクのランク付けはそのままにして、Aランクを複数、Bランクを複数同一球団から同一球団が獲得はできないルールにする。
そしてAランク選手は翌年の2位指名の譲渡、Bランク選手は3位指名の譲渡。これに金銭補償をつける制度にすればいい。
これは12球団に賛同を得られるだろうし、ファンも問題ない制度と言える。
もう一つは今の育成枠の問題。昨年ドラフトで田澤投手が指名されるかどうかに注目が集まったが、わたしは指名されることはないと思っていた。
上原氏が言ったようにメジャー経験ある田澤投手の指名はチーム内に効果をもたらすのは誰もがわかっている。ただ今のルールでは年齢がネックとなる。ドラフトは将来的選手を獲得する場であってプロ経験者を指名する場ではないからである。
だから以前のように支配下指名選手以外はドラフト外指名として社会人からの指名もできる制度にすればいい。
以前はアマチュア選手の青田買いになると批判されたが、今は社会人で野球チームを持つ企業は少なくなり、逆に独立リーグ、クラブチームが多い。また今はプロ野球を戦力外になった選手が元の社会人チームに戻るケースも多い。
問題はないはずである
西武ファンの私はこれは何年も前から主張している。