2017年01月06日
第67回紅白歌合戦を勝手気ままに振り返る(後編)
今回は紅白歌合戦の中で特に目を引いた
椎名林檎さんや、Perfumeの演出について
あれやこれやと個人的な感想を書き連ねていきますよ。
私の場合は、紅白の本編を観るだけではなく、
副音声でバナナマンさんがMCを務めていたウラトーク、
ネット中継で渡辺直美さんがMCを務めている楽屋トークまでは、
チェックしましたが、紅白のラジオ放送までは聴いてないです。
目で見ても何が起こっているのか分からないくらい
凄い演出を、ラジオではどのように言葉のみで説明していたのか
興味はありますね。
機会があれば聞いてみたいものです。
「Road to 紅白」という紅白歌合戦の見どころを
紹介する番組が本編直前に放送されていました。
ほんのちょっとだけMIKIKO先生や、ライゾマリサーチの真鍋さんが
今回のPerfume演出について語っていましたので紹介します。
(私が思うに、それだけ高性能なカメラがあれば、紅白の勝敗を決める際に
野鳥研究部が双眼鏡片手に数えなくても、
カメラの画像解析で、瞬時に会場の投票数を割り出せそうですね。
まぁ紅白の風物詩なので、そんなことにはならないだろうけど。)
VTRの後、NHKホールと中継がつながると、
出演を控えている歌手達が、ステージに通じる廊下にわんさか居ます。
出演陣がたまっている所が映し出されると、
ついついPerfumeが居ないか目で追ってしまいますね。
Perfumeは、紅組の先頭から2組目の登場でしたので、
3人がスタンバイしている様子がチラっと映ってました。
画面左端に3人の姿が確認できます。
のっちは後ろを向いていて顔が見えない。
あ〜ちゃんとかしゆかはリラックスした様子で、
カメラの方を見ています。
かしゆかの足元を見ると、靴下履いてサンダルなのかな。
ヒールを履いていない姿はレアですね。
衣装の上にコートを羽織っていましたが、
紅白にちなんで赤と白のみでデザインされた衣装を着ていましたね。
いざ本編が始まるとすぐに、特定班が衣装のブランドを割り出していて、
さすが仕事が早い。
FENDIの2017年プレ・スプリング・コレクションとのこと。
「FLASH」を披露するときは、赤一色の衣装に着替えていましたが、
他の共演者とステージに上がる際は、FENDIの衣装を着ていましたね。
この紅白の衣装を着た人が映り込んでいないか探すことを、
大晦日にPerfumeファンがこぞってやっていたかと思うと、
なんだか楽しくなりますね。
まるで「ウォーリーを探せ」みたい。(笑)
椎名林檎さんが「青春の瞬き -FROM NEO TOKYO 2016- 」を
披露しましたが群を抜いて素晴らしかったですね。
アナログとテクノロジーを融合させた理想形に思えましたよ。
映像がNHKホールから東京都庁前の都民広場に切り替わった瞬間から、
独自の世界観で空気を一変させてました。
いつも林檎さんのバンクダンサーを務めているAyaBambiが
都庁をバックに舞い降りてくるシーンは、
ビル風があるからあんな綺麗には降りてこられないので、
CG合成でしょうね。
事前に撮影した映像を効果的に差し込むことで、
まるでPVを観ているような完成度になっていて驚きました。
林檎さんの紅白演出監督は、児玉裕一さんらしいと聞いて納得です。
このカットだけバックショットだったのは、
正面から撮っていると、通行人のエキストラが映り込むと
映像の整合性が取れなくなるのを回避するためでしょう。
歌詞とリンクさせて、時間が止まったかのように
通行人がマネキンチャレンジするという
トレンドもしっかり取り入れてました。
プロジェクションマッピングを担当したのは、
どこなんでしょうね?
調べてみたけど分からなかったよ。
歌詞にシンクロしてプロジェクションマッピングが
停止するところがカッコいい。
ウラトークを聴いてみると、バナナマンや橋本菜穂子アナウンサーも
演出に関する台本は渡されてなかったらしく、
初見で驚いていましたね。
最後は林檎さんと、AyaBambiが何処かへ消えてしまう。
終始、凛とした空気感に圧倒されました。
私なりに演出を分析すると、途中で差し込まれる空撮のビル群夜景は、
事前に撮影されたものでしょう。
NHKだからか、事前に撮影された映像を差し込むたびに、
「新宿・東京都庁から生中継」というテロップを
律儀に消していましたね。
同様に都民広場で演奏を披露したTOKIOの時は、
映像の差し込みがなかった為か、
ずっとテロップが表示されています。
見比べてみると面白いかもしれませんね。
紅白を録画している方は、もう一度ご覧ください。
生中継ではないところはテロップを消すなんて
NHKは真面目ですね。
その割にはゴジラが渋谷に登場した時は、
中継というテロップを入れてましたけど。(笑)
そんな真面目なNHKさん、好きですよ。
赤一色の衣装に着替えてる。
Perfumeが立つ床面は一面LEDスクリーン、
壁面は3つに分かれる可動式LEDスクリーン、
さらに天井から降りてくる緞帳(どんちょう)サイズの巨大LEDスクリーン。
(見たところ巨大スクリーンは、バンドやバックダンサーを必要としない
Perfumeと嵐しか使っていなかったと思う。
見落としているアーティストが居たらすいません。)
パフォーマンスをしている本人たちは、目がおかしくならないのかな。
トリックアートの中でも、平衡感覚を失わないように動けと言っているようなものです。
3人は涼しい顔で、さらりとこなしているから、
どれだけ凄いことをしているのか分からないですけど、
Perfume以外無理なんじゃないかな。
ライトセーバーを持っているかのように見えるCGもある。
そういえば「FLASH」のPVでも同じようなシーンがありましたね。
Perfume「FLASH」PVも御覧ください。
良く見ると柄がなく全体が発光しているので、
ライトセーバーというより棍術とか棒術に近いのでしょう。
これは推測ですが、PV制作段階ではライブでFLASHを披露するときに
発光する棍を使った演出も念頭にあったのかもしれませんね。
最終的にはPerfumeの動きだけで、
満足のいく躍動感が表現できたのでやめたのかな。
もしかしたら、その時の伏線を紅白という舞台で回収したと
考えるのは深読みし過ぎですかね。(^^;)
途中で、移動式壁面スクリーンが左右に割れて、
背後の実体ステージと一体化して見える演出がありましたが、
これはクロマキー(ブルーバックとかグリーンバックのアレね)の前で
踊ってCG合成しているような安っぽい技術じゃないですよと
証明するために、あえてスクリーンを移動させて見せたのでしょう。
後ろの実体ステージが、スケルトンにワイヤーフレームで描かれてる!
こりゃNHKからライゾマへステージのCADデータ(設計図)が渡ってますね。
たぶん門外不出であろうステージ構成の設計図を渡してもらえるなんて、
NHK全面協力じゃないですか。信頼されている証ですね。
ライゾマさんは、リオオリンピック閉会式の引継式の演出をしていますし、
プロフェッショナルという番組で真鍋さんを取り上げたこともあるので、
NHK側に何か面白いことをやってくれるだろうという全幅の信頼があるのでしょう。
おそらくステージの見取り図は、全アーティストに渡されるでしょうけど
3次元のCADデータまで受け取っているアーティストは、
チームPerfumeぐらいでしょうね。
私はそれを見たとき、「うひゃぁ!そこまでやるか」と
テレビの前で興奮していましたよ。
地上の移動式スクリーンが再び一つになる。
3人の手の動きを追尾して、光の曲線が描かれるのも綺麗でした。
どのぐらいまでなら振りを間違えても、光の動きを補正できるんでしょうね。
PTA-TVで放送してくれないかな。
一度見ただけでは、何が起こっているのか分からなくて
何度も見返しましたよ。
Perfumeは、ダイナミックVRをやると事前に知っていても、
この程度なので、普段Perfumeを見てない人に
どのくらい凄さが伝わったか心配です。
カメラワークのせいかテレビの前で見ている限り、
空間の中にPerfumeが浮かんでいるという
浮遊感に関してはいまいち伝わってきませんでした。
できれば引きの正面固定カメラの映像を見たかったなぁ。
でも真鍋さんが言うことにゃ
「テレビで見ている人だけしか楽しめない演出もある」
と言っていましたが、NHKホールで観ていたバナナマンの
ウラトークを聴いてみると、「浮いているように見える」と
驚きの声を上げていました。
運良くNHKホールで観ることが出来た方は羨ましいな。
リハーサルで記者が観た感想では、
驚きの声が上がったと書かれていたので、
会場では迫力の映像だったのでしょう。
やっぱりPerfumeはライブ会場で観るものなのかもしれませんね。
紅白歌合戦の観覧は、抽選倍率が900倍と高いので、
見に行ける気がしませんが、ライブ会場なら行けますもんね。
Perfumeのカメラアングルについては永遠のテーマです。
DVD「Fan service bitter」の頃からずっと言われてますからね。
1人1人の表情も見たいし、3人のダンスが揃った動きも見たい、
今回のようにダイナミックVRも見たいとなると、
全てを満足させることは、とうてい無理です。
リハーサルを重ねた上で決定したカメラワークなので、やむをえない。
地上波放送は従来通りのカメラワークで構わないので、
以前のように、BSハイビジョンでも紅白を中継してくれないかな。
例えば、BS1は正面固定カメラで映すだけにして、
BS2はアーティストのアップを専用に追いかけるとか、
紅白に力を入れるなら、そういう方向に力を注いで欲しいなぁ。
視聴率を地上波に集中させる必要があるなら、
後日に、紅白歌合戦の別アングルVerを放送してくれると、
録画する側としては嬉しいんだけど。
映像素材はあるのでお金もかからず、
技術的にはそんな難しいことじゃないと
思いますがどうなんでしょう。
切り口を変えるだけで、付加価値を見いだせるので悪い話じゃないはず。
それなら受信料を払ってでも見たいという視聴者が出てくることでしょう。
(↑ゲス顔で、ささやくように)
NHKさん、ご検討願えませんかね。
椎名林檎さんや、Perfumeの演出について
あれやこれやと個人的な感想を書き連ねていきますよ。
私の場合は、紅白の本編を観るだけではなく、
副音声でバナナマンさんがMCを務めていたウラトーク、
ネット中継で渡辺直美さんがMCを務めている楽屋トークまでは、
チェックしましたが、紅白のラジオ放送までは聴いてないです。
目で見ても何が起こっているのか分からないくらい
凄い演出を、ラジオではどのように言葉のみで説明していたのか
興味はありますね。
機会があれば聞いてみたいものです。
見どころ紹介番組より
「Road to 紅白」という紅白歌合戦の見どころを
紹介する番組が本編直前に放送されていました。
ほんのちょっとだけMIKIKO先生や、ライゾマリサーチの真鍋さんが
今回のPerfume演出について語っていましたので紹介します。
真鍋さん「今年はカメラの位置に応じて映像を変化させることで、
3次元空間の中にPerfumeがいるように見えるような演出を
トライしてみました。
撮影しているカメラの位置を認識するためのカメラが
50台以上天井に吊ってあります。
色々なセンサーを使うことによって、
より不思議にダイナミックに映像が変化して、
テレビで見ている人だけしか楽しめない演出もあるので
ぜひチェックして見てほしいと思います。」
(私が思うに、それだけ高性能なカメラがあれば、紅白の勝敗を決める際に
野鳥研究部が双眼鏡片手に数えなくても、
カメラの画像解析で、瞬時に会場の投票数を割り出せそうですね。
まぁ紅白の風物詩なので、そんなことにはならないだろうけど。)
MIKIKO先生「音と映像はバッチリはまっているので、
3人のダンスがちょっとでもズレられないという難しさはあると思います。
3人のキレキレなシンクロしたダンスと、
今回の演出の効果がバッチリはまって
すごいことになるのではないかと私も期待しています。」
あ〜ちゃん「今年はFLASHという楽曲をやるんですけど、
この曲をダイナミックVRと言って、
浮いとったり出とるように見える
説明すると難しいんですけど見ててビックリするような
不思議な感覚になるような演出とともに
パフォーマンスをします。皆さまぜひ見て下さい。」
VTRの後、NHKホールと中継がつながると、
出演を控えている歌手達が、ステージに通じる廊下にわんさか居ます。
出演陣がたまっている所が映し出されると、
ついついPerfumeが居ないか目で追ってしまいますね。
Perfumeは、紅組の先頭から2組目の登場でしたので、
3人がスタンバイしている様子がチラっと映ってました。
画面左端に3人の姿が確認できます。
のっちは後ろを向いていて顔が見えない。
あ〜ちゃんとかしゆかはリラックスした様子で、
カメラの方を見ています。
かしゆかの足元を見ると、靴下履いてサンダルなのかな。
ヒールを履いていない姿はレアですね。
衣装の上にコートを羽織っていましたが、
紅白にちなんで赤と白のみでデザインされた衣装を着ていましたね。
いざ本編が始まるとすぐに、特定班が衣装のブランドを割り出していて、
さすが仕事が早い。
FENDIの2017年プレ・スプリング・コレクションとのこと。
「FLASH」を披露するときは、赤一色の衣装に着替えていましたが、
他の共演者とステージに上がる際は、FENDIの衣装を着ていましたね。
この紅白の衣装を着た人が映り込んでいないか探すことを、
大晦日にPerfumeファンがこぞってやっていたかと思うと、
なんだか楽しくなりますね。
まるで「ウォーリーを探せ」みたい。(笑)
椎名林檎さんのステージは圧巻
椎名林檎さんが「青春の瞬き -FROM NEO TOKYO 2016- 」を
披露しましたが群を抜いて素晴らしかったですね。
アナログとテクノロジーを融合させた理想形に思えましたよ。
映像がNHKホールから東京都庁前の都民広場に切り替わった瞬間から、
独自の世界観で空気を一変させてました。
いつも林檎さんのバンクダンサーを務めているAyaBambiが
都庁をバックに舞い降りてくるシーンは、
ビル風があるからあんな綺麗には降りてこられないので、
CG合成でしょうね。
事前に撮影した映像を効果的に差し込むことで、
まるでPVを観ているような完成度になっていて驚きました。
林檎さんの紅白演出監督は、児玉裕一さんらしいと聞いて納得です。
このカットだけバックショットだったのは、
正面から撮っていると、通行人のエキストラが映り込むと
映像の整合性が取れなくなるのを回避するためでしょう。
歌詞とリンクさせて、時間が止まったかのように
通行人がマネキンチャレンジするという
トレンドもしっかり取り入れてました。
プロジェクションマッピングを担当したのは、
どこなんでしょうね?
調べてみたけど分からなかったよ。
歌詞にシンクロしてプロジェクションマッピングが
停止するところがカッコいい。
ウラトークを聴いてみると、バナナマンや橋本菜穂子アナウンサーも
演出に関する台本は渡されてなかったらしく、
初見で驚いていましたね。
最後は林檎さんと、AyaBambiが何処かへ消えてしまう。
終始、凛とした空気感に圧倒されました。
私なりに演出を分析すると、途中で差し込まれる空撮のビル群夜景は、
事前に撮影されたものでしょう。
NHKだからか、事前に撮影された映像を差し込むたびに、
「新宿・東京都庁から生中継」というテロップを
律儀に消していましたね。
同様に都民広場で演奏を披露したTOKIOの時は、
映像の差し込みがなかった為か、
ずっとテロップが表示されています。
見比べてみると面白いかもしれませんね。
紅白を録画している方は、もう一度ご覧ください。
生中継ではないところはテロップを消すなんて
NHKは真面目ですね。
その割にはゴジラが渋谷に登場した時は、
中継というテロップを入れてましたけど。(笑)
そんな真面目なNHKさん、好きですよ。
Perfumeの演出はダイナミックVR
赤一色の衣装に着替えてる。
Perfumeが立つ床面は一面LEDスクリーン、
壁面は3つに分かれる可動式LEDスクリーン、
さらに天井から降りてくる緞帳(どんちょう)サイズの巨大LEDスクリーン。
(見たところ巨大スクリーンは、バンドやバックダンサーを必要としない
Perfumeと嵐しか使っていなかったと思う。
見落としているアーティストが居たらすいません。)
パフォーマンスをしている本人たちは、目がおかしくならないのかな。
トリックアートの中でも、平衡感覚を失わないように動けと言っているようなものです。
3人は涼しい顔で、さらりとこなしているから、
どれだけ凄いことをしているのか分からないですけど、
Perfume以外無理なんじゃないかな。
ライトセーバーを持っているかのように見えるCGもある。
そういえば「FLASH」のPVでも同じようなシーンがありましたね。
Perfume「FLASH」PVも御覧ください。
良く見ると柄がなく全体が発光しているので、
ライトセーバーというより棍術とか棒術に近いのでしょう。
これは推測ですが、PV制作段階ではライブでFLASHを披露するときに
発光する棍を使った演出も念頭にあったのかもしれませんね。
最終的にはPerfumeの動きだけで、
満足のいく躍動感が表現できたのでやめたのかな。
もしかしたら、その時の伏線を紅白という舞台で回収したと
考えるのは深読みし過ぎですかね。(^^;)
途中で、移動式壁面スクリーンが左右に割れて、
背後の実体ステージと一体化して見える演出がありましたが、
これはクロマキー(ブルーバックとかグリーンバックのアレね)の前で
踊ってCG合成しているような安っぽい技術じゃないですよと
証明するために、あえてスクリーンを移動させて見せたのでしょう。
後ろの実体ステージが、スケルトンにワイヤーフレームで描かれてる!
こりゃNHKからライゾマへステージのCADデータ(設計図)が渡ってますね。
たぶん門外不出であろうステージ構成の設計図を渡してもらえるなんて、
NHK全面協力じゃないですか。信頼されている証ですね。
ライゾマさんは、リオオリンピック閉会式の引継式の演出をしていますし、
プロフェッショナルという番組で真鍋さんを取り上げたこともあるので、
NHK側に何か面白いことをやってくれるだろうという全幅の信頼があるのでしょう。
おそらくステージの見取り図は、全アーティストに渡されるでしょうけど
3次元のCADデータまで受け取っているアーティストは、
チームPerfumeぐらいでしょうね。
私はそれを見たとき、「うひゃぁ!そこまでやるか」と
テレビの前で興奮していましたよ。
地上の移動式スクリーンが再び一つになる。
3人の手の動きを追尾して、光の曲線が描かれるのも綺麗でした。
どのぐらいまでなら振りを間違えても、光の動きを補正できるんでしょうね。
PTA-TVで放送してくれないかな。
一度見ただけでは、何が起こっているのか分からなくて
何度も見返しましたよ。
Perfumeは、ダイナミックVRをやると事前に知っていても、
この程度なので、普段Perfumeを見てない人に
どのくらい凄さが伝わったか心配です。
カメラワークについて
カメラワークのせいかテレビの前で見ている限り、
空間の中にPerfumeが浮かんでいるという
浮遊感に関してはいまいち伝わってきませんでした。
できれば引きの正面固定カメラの映像を見たかったなぁ。
でも真鍋さんが言うことにゃ
「テレビで見ている人だけしか楽しめない演出もある」
と言っていましたが、NHKホールで観ていたバナナマンの
ウラトークを聴いてみると、「浮いているように見える」と
驚きの声を上げていました。
運良くNHKホールで観ることが出来た方は羨ましいな。
リハーサルで記者が観た感想では、
驚きの声が上がったと書かれていたので、
会場では迫力の映像だったのでしょう。
やっぱりPerfumeはライブ会場で観るものなのかもしれませんね。
紅白歌合戦の観覧は、抽選倍率が900倍と高いので、
見に行ける気がしませんが、ライブ会場なら行けますもんね。
Perfumeのカメラアングルについては永遠のテーマです。
DVD「Fan service bitter」の頃からずっと言われてますからね。
1人1人の表情も見たいし、3人のダンスが揃った動きも見たい、
今回のようにダイナミックVRも見たいとなると、
全てを満足させることは、とうてい無理です。
リハーサルを重ねた上で決定したカメラワークなので、やむをえない。
地上波放送は従来通りのカメラワークで構わないので、
以前のように、BSハイビジョンでも紅白を中継してくれないかな。
例えば、BS1は正面固定カメラで映すだけにして、
BS2はアーティストのアップを専用に追いかけるとか、
紅白に力を入れるなら、そういう方向に力を注いで欲しいなぁ。
視聴率を地上波に集中させる必要があるなら、
後日に、紅白歌合戦の別アングルVerを放送してくれると、
録画する側としては嬉しいんだけど。
映像素材はあるのでお金もかからず、
技術的にはそんな難しいことじゃないと
思いますがどうなんでしょう。
切り口を変えるだけで、付加価値を見いだせるので悪い話じゃないはず。
それなら受信料を払ってでも見たいという視聴者が出てくることでしょう。
(↑ゲス顔で、ささやくように)
NHKさん、ご検討願えませんかね。
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一昔前に巨大な衣装対決が、紅白の目玉だった時代のように、
Perfumeの紅白はハイテクが目玉みたいになって来ましたね。
ノーマルな演出に回帰すると、拍子抜けと言われそうで
後戻りできなくなっているのかも。
期待にどう応えるのか悩みどころです。
テクノロジーだけじゃなく、3人のダンススキルの高さを、
世間の人達にもっと評価してもらいたいですね。
Perfumeの演出が凄いのは分かりました。でも、ぱっと見では立体感が分からなかったです。会場で見ていたら違ったのでしょうね。確かに凄いのですが、ライゾマさんの技術発表会みたいになっており、Perfumeが主ではないように見えるのがいま一つです。今年は原点回帰して純粋なテクノポップで演出も地味にしてDream Fighterみたいな曲をやってほしいなと個人的には思います。edgeのようなカッコいいものが受けるのは当然だから仕方ないのでしょうね。
NHKさんの演出の力の入れようは分かるので、来年も頑張ってほしいですね。