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娘の誕生日会の準備

実は今、今月末に1歳の誕生日を迎える娘のために誕生日会のパーティを企画しています。息子の時も、1歳の誕生日はバッテージモ(洗礼式)をやらない代わりに割と盛大にパーティを開いたので、娘もやはり同じようにやらなくてはと思っています。でないと成長してから何か文句言われそうですからねー(笑)。

息子の1歳のお誕生日会の時の写真。


イタリアでは大体子供が1歳になる前までにバッテージモ(洗礼式)をやります。カトリックの国ですから当たり前なのですが、私達の場合私はカトリック教徒ではないし、夫も洗礼は受けているもののあまり興味が無いので、皆が当たり前のようにやるから私達もっていうのはおかしいと思ったのでやらなかったのです。当初「息子はバッテージモはやらない」と言うと、義母は「えー何でやらないのー」とちょっとガッカリしていましたが。。。「まあ、1歳の誕生会は派手にやるから」と言ってなだめたのでした。

この国に住む以上、カトリックとは縁があるでしょうから、将来、息子や娘が自分達の意志で、「カトリック教徒になりたい」と言うのであれば、その時点で洗礼をすればいいと思っていてそれをとがめるつもりは私も夫もありません。

という事で娘の誕生日会ですが、これまた通常とは違って「募金制」で行う事にしました。

息子の1歳の誕生日会では、おもちゃや衣類など、山ほどのプレゼントを招待した人からもらいました。最初の子ですしそれはそれで助かったのですが、2歳、3歳の誕生日は、この山のようにもらうプレゼントが嫌で誕生日会は行わず、おじいちゃんおばあちゃん、夫の妹の家族と一緒にひっそり家でお祝いしました。

お友達を呼んでパーティを開いてあげたいという気持ちはあったのですが、いくらお誕生日だからと言って、山ほどのプレゼントをもらうのは教育上どうかなー?と疑問に思うからです。
物を大切にする心とかも育って欲しいと思うので、やたらめったらおもちゃをもらうというのは、やっぱり避けたい所です。親が子供のためになるおもちゃを選んで、1つ誕生日にプレゼントすれば十分だと思います。

そう日頃から思っていたところ、アメリカにお住まいのこちらの方のブログを読んで、全く同感した訳です。

そこで今回は、家の近所に毎日夕方になると老人が集まる「憩いの場」みたいのがあるのですが、そこでまず誕生日会ができると聞き、話を聞きに行くと、責任者の方は「この地区は小さな子供が多いので、老人だけではなく子供達や家族にとっても憩いの場になるようにして行きたいと思っている。子供達の遊具を置くスペースはあるので、募金を募って遊具を買えるようにしたい。」との事。

そこで、娘の誕生日会は、プレゼントを持って来てもらう代わりに募金箱を置いて、集めたお金を娘の名前で、この施設に子供達の遊具を買うための募金として納める事にしたのです。
今のところ招待客からは、「とってもいいアイディア!」と言われています。義母からはまた「えー!?」と言われるかと思ったら、「素晴らしい!」と褒められました。(あー良かった!)

募金箱の横に、折り紙で作ったかごの中にお菓子を入れて、来てくれた子供達に配ろうと思って、ここの所一生懸命作っていました。

こんな感じです。


それをまた大きなかごにいれます。ピンクのリボンを買って来て、更に装飾したいなーと思っています。


当日いいお天気になると良いのですが。。。

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