2011年10月17日
近所の公園の清掃
昨日の日曜日は家のすぐ近くにある公園の清掃があったので、私達も参加して来ました。この公園は、私達が住んでいるアパートメントと隣接している公園で、ローマ時代の遺跡も残っている広々としてとても良い公園です。ただし、マナーの悪い人が多いのか、ゴミ箱回収作業があまり定期的に行われないからなのか、いつもゴミやタバコの吸い殻がたくせん落ちていて、とても残念に思っていました。
私一人でも子供達が園に行き、時間が取れるようになったら清掃に行こうと思っていたところへ、住民が一致団結してこの清掃作業をやると言うので、それは息子の教育のためにも良いと思い「是非」と思って参加しました。
家からほうきとチリトリを持って、嬉しそうに出かける息子。
昨日は秋晴れに恵まれ、朝10時すぎに子供達と公園に行くと、すでに20人くらいの人達が草刈りをしたり、ゴミを拾ったりしていました。私達も早速ビニールの手袋をして、前からやりたいと思っていた滑り台周辺に無数に落ちているタバコの吸い殻を拾い始めました。
イタリアの喫煙者の99%はタバコの吸い殻をポイ捨てします。ポイ捨てするのが「当たり前」になっているのです。日本からこちらに来たばかりの頃、それがとってもショックでした。とても良い人なのに、タバコを吸うとポイ捨てするんです。昔、勇気を出して「タバコの吸い殻捨てないで」というと、「まあ、タバコの吸い殻でもないと、清掃の仕事をしている人が職を失う事になるからねー」なんて冗談を言って聞き流されてしまいました。
感覚が麻痺してるんでしょうねー。
滑り台の周りに落ちている吸い殻というのは、子供達を遊びに連れて来ている親が吸っている煙草です。自分の子供が遊んでいる場所で、自分の子供が手に取るかもしれないのに、吸い殻を捨ててしまうんですからねー。
すぐに飽きるかと思っていた息子も、一生懸命吸い殻を一緒に拾ってくれました。滑り台周辺で集めたタバコの吸い殻、15リットル入るゴミ袋ほぼ一杯になったくらいです!!!
せっかくきれいにしたので、いったん家に戻り、以下を紙を印刷して滑り台に貼る事にしました。
「Gentilmente non buttare i mozziconi delle sigarette, qui giocano i bambini. I bambini hanno diritto di avere lo spazio pulito.
(タバコの吸い殻を捨てないで下さい。ここは子供達が遊ぶ場所です。子供達は、きれいな場所で遊べる権利があります。)
少しでも効果があると良いです。
お姉さんにチリトリの使い方を教わっている息子。
3時間程で公園全体の清掃が終わると、テーブルを準備して、皆で持ち寄った食べ物を用意してバーベキューも登場し、大ピクニック大会となりました!!総勢70人くらいはいたでしょうか。。。
私には結構意外だったのは、20歳くらいの若い人達が結構いたという事。そして、参加した子供達をシャボン玉や新体操で使う輪のような物で遊ばせてくれたりして、こんなに素敵な若者もやっぱりまだいるんだなーって思ってなんだか安心したのでした。
達成感と良い事をしたという気持ち良さ、天気が良かったという事も手伝って本当に楽しく、良い時間を過ごしました。結局、夕方17時までゴミがなくなった綺麗な公園で過ごしたのです。
娘もこんな秋の1日をほとんどぐずる事なく、楽しんでいたようです。
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私一人でも子供達が園に行き、時間が取れるようになったら清掃に行こうと思っていたところへ、住民が一致団結してこの清掃作業をやると言うので、それは息子の教育のためにも良いと思い「是非」と思って参加しました。
家からほうきとチリトリを持って、嬉しそうに出かける息子。
昨日は秋晴れに恵まれ、朝10時すぎに子供達と公園に行くと、すでに20人くらいの人達が草刈りをしたり、ゴミを拾ったりしていました。私達も早速ビニールの手袋をして、前からやりたいと思っていた滑り台周辺に無数に落ちているタバコの吸い殻を拾い始めました。
イタリアの喫煙者の99%はタバコの吸い殻をポイ捨てします。ポイ捨てするのが「当たり前」になっているのです。日本からこちらに来たばかりの頃、それがとってもショックでした。とても良い人なのに、タバコを吸うとポイ捨てするんです。昔、勇気を出して「タバコの吸い殻捨てないで」というと、「まあ、タバコの吸い殻でもないと、清掃の仕事をしている人が職を失う事になるからねー」なんて冗談を言って聞き流されてしまいました。
感覚が麻痺してるんでしょうねー。
滑り台の周りに落ちている吸い殻というのは、子供達を遊びに連れて来ている親が吸っている煙草です。自分の子供が遊んでいる場所で、自分の子供が手に取るかもしれないのに、吸い殻を捨ててしまうんですからねー。
すぐに飽きるかと思っていた息子も、一生懸命吸い殻を一緒に拾ってくれました。滑り台周辺で集めたタバコの吸い殻、15リットル入るゴミ袋ほぼ一杯になったくらいです!!!
せっかくきれいにしたので、いったん家に戻り、以下を紙を印刷して滑り台に貼る事にしました。
「Gentilmente non buttare i mozziconi delle sigarette, qui giocano i bambini. I bambini hanno diritto di avere lo spazio pulito.
(タバコの吸い殻を捨てないで下さい。ここは子供達が遊ぶ場所です。子供達は、きれいな場所で遊べる権利があります。)
少しでも効果があると良いです。
お姉さんにチリトリの使い方を教わっている息子。
3時間程で公園全体の清掃が終わると、テーブルを準備して、皆で持ち寄った食べ物を用意してバーベキューも登場し、大ピクニック大会となりました!!総勢70人くらいはいたでしょうか。。。
私には結構意外だったのは、20歳くらいの若い人達が結構いたという事。そして、参加した子供達をシャボン玉や新体操で使う輪のような物で遊ばせてくれたりして、こんなに素敵な若者もやっぱりまだいるんだなーって思ってなんだか安心したのでした。
達成感と良い事をしたという気持ち良さ、天気が良かったという事も手伝って本当に楽しく、良い時間を過ごしました。結局、夕方17時までゴミがなくなった綺麗な公園で過ごしたのです。
娘もこんな秋の1日をほとんどぐずる事なく、楽しんでいたようです。
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