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最近の若者

イタリアの最近の若者達は本当になってない子が多くて、本当にうんざりすると同時に、自分の子供達も思春期になったらこんなになってしまわないかな?と不安になります。

海の家に滞在中に嫌ーな事がありました。イタリアの海では「海の家」の変わりという感じでしょうか、砂浜にビーチパラソルとビーチベッドが貸し出されていて、多くの人達が利用します。
私達も、2人目の子供が生まれてからこのビーチパラソルとビーチベッドをシーズン契約して、利用するようになりました。それまでは、そういう施設の無い砂浜に行っていたので、毎回、ビーチパラソルや折りたたみ椅子を持って行かなくてはならず荷物が大変でしたが、今は、タオルと身の回りの物だけもって楽々です。

子供達の遊び道具も契約しているビーチパラソルの根元の所にまとめて袋に入れてしばったりして置いたままにしてあります。

ある日、私達のビーチパラソルの前で本格的なサッカーをしだす若者がいて(イタリアでは、ビーチパラソルのある所や波打ち際では、サッカーやテニスなどはしてはいけない決まりになっている)、強く蹴られたボールが飛んで来るので危ないなーと思っていました。

何度もバンニーノ(砂浜の管理人のお兄さん)が注意するのですが、まったく言う事を聞かず、サッカーを続けていて、何度か子供達に蹴られたボールがぶつかりそうになったので、私も「小さな子供達もいるんだから、ここでサッカーをやらないで欲しい」と言いに行きましたが、まったく無視されました。。。。かなり頭に来たので、ビーチパラソルの施設の管理人の所に行って事情を説明した所、管理人の人がこの若者を追い出してくれました。

その翌日、朝、ビーチパラソルの所に行くと、子供達の遊び道具であるハローキティーちゃんのボートと、ワニの乗り物がナイフのようなもので修復不可能な状態に穴が開けられてしぼんでいました。。。

バンニーノのお兄さんの話によると、どうやらサッカーをしていたその若者達らしいという事。
まったく頭に来ました。ようは仕返しをされた訳です。
それにしても幼稚な仕返しです。自分達が規則違反の事をしているのに、それを注意された腹いせに幼い子供の遊び道具を壊すなんて。。。。

息子は、しぼんでしまったワニやボートを見てがっかり。。。
「お父さんが直してくれるよね」と私に言い続けていましたが、修復不可能な切り口だったので、「うーんちょっと無理だね。」「意地悪な人が壊しちゃったんだよ。本当に嫌だねー。」「今度、また買ってあげるから。」と言ってなだめていました。

これがまだ在りし頃のワニの乗り物です。楽しそうに遊んでいたのにー。。。




それから一番がっかりする事は、こういう若者達は海に遊びに来ていてゴミの始末ができないという事です。夕方、海辺を散歩するとうんざりするのが、砂浜に残ったビールの瓶やプラスチックのボトル、パニーノの入っていた袋、タバコの吸い殻、タバコの箱。。。。10m歩けばゴミ箱があるのに、そこに捨てにも行かない。。。。

この辺りの砂浜は、シーズン中は市のお金を使って夕方になると、海外清掃のためのトラクターが砂浜を走り、作業員の人が掃除をしてくれます。要するに「どうせ掃除する人がいるんだから」という考えなのでしょうが、ゴミの山になった砂浜を見ると本当に悲しくなります。

私や夫は、そのような風景を見るといてもたってもいられなくなり、ゴミを拾います。最近では、息子もゴミを見つけるとすぐに拾うようになってしまい、汚い物でも「ゴミ!」と言って触ってしまうので、ちょっと困ってはいますが、、、親が見本を見せる事で、子供に正しいあり方を伝えられればと思っています。

このように最近の若者はしつけがなってないと言いますが、それは誰の責任でしょうか?やはりその子供達を育てた家庭で、ゴミはゴミ箱に捨てなくてはいけないという教育がされてないのだと思います。もしくは、その若者達の親も同じようにゴミを平気で捨てられる人達なのかもしれません。。。。

私達は私達の親の世代から、そんなに汚染の無い自然を受け継ぐ事ができました。今度は自分達の子供達へ同じように返す事ができるだろうか?私の子供達が大きくなる頃に、今の自然が残せるかどうか。。。それは私達にかかっているのです。

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