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クロスタータ(ジャムのタルト)

前回ブログを書いてからこちらは急に冷え込み、日中の温度の差が10度以上はあったと思いますが、雨が降ったりして、一気に夏が終わったという感じで寂しい日々でした。今日からまた暑さがぶりかえしてきました。やっぱり9月末くらいまでは心地良い暑さの日々じゃないとなんだか急に冬に向うみたいで寂しいですよね。

最近、家でよく作るクロスタータというケーキの作り方を説明します。要するにジャムのタルトなのですが、イタリア人みんなこのクロスタータが好きです。
私はジャム自体があまり好きではないので、このケーキがそんなに美味しいとは思っていなかったのですが、義母が作ってくれるこのクロスタータを食べるようになってその美味しさが分かりました。

今回のレシピは、義母に教えてもらった分量です。
直径30cmのタルト型用です。

薄力粉(こちらで売ってる00というお菓子用の小麦粉) 300g
バター 100g
砂糖 100g (イタリアには上白糖がないので、グラニュー糖)
ベーキングパウダー 小さじ1杯
卵 2個
レモンの皮少々

義母が言うようにこの分量を2倍にしてタルト型2つ分の材料を混ぜます。パスタを作る要領で、小麦粉や砂糖等を山のようにして真ん中にくぼみを作り卵を割り入れます。バターは室温に戻しておいて小さくちぎって小麦粉の山の中に置き、全て一緒に混ぜ合わせます。
十分全ての材料が混ざるまでこねて、その後は冷蔵庫へ。

冷蔵庫で30分寝かせて、半分の分量はラップに包んで次回焼きます。もう半分の生地を伸ばしてタルト型に入れ、ジャムを入れて、少し余らせておいた生地で模様を作りオーブンへ。180度で30分で出来上がりです。

冷蔵庫に保存してあるもう半分は、1週間後くらいに焼いても大丈夫との事。

美味しく作るコツはやはり、ジャムは手作りのものを使うという事ですかね。


桃とプルーンの2種類のジャムのクロスタータ



今年の夏は田舎の家で桃が豊作だったので、熟れた桃をジャムにしておいたのがあったので、それを使いました。プルーンの方は、義母が2年前に作って倉庫にあったのをもらってきたのです。

特に息子はこのクロスタータが大好き!
毎朝朝食に、おやつに食べています。

イタリアの朝食は、日本と違っておやつっぽい感じなのです。大人の人だとカプチーノとクッキーしか食べない人もいます。我が家では、子供達は牛乳とマドレーヌ等の市販のお菓子とクッキー等を与えているのですが、市販のお菓子は保存料等が含まれているので、夫は1個以上与える事に猛反対。(何か知らないけどこだわっている)

でも育ち盛りの息子は、1個だけでは当然物足りません。そこで夫と相談した結果、私が作ったケーキ等では、保存料等を使っていないので、多く食べても良いという事になりました。なので、最近は、よくクロスタータやスポンジケーキ等を焼いているのです。

美味しそうにクロスタータを食べる息子。


手作りで何かするのって楽しいし、「美味しい美味しい」と言って喜んで食べてくれる息子がいるので、やりがいがあります。



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