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2016年03月01日
本日の株価(2016.3.1 日経概況)ETF買い入れ期待などで反発
本日の日経は、58.75円高の16085.51円と、反発しました。昨晩のNYダウは、原油価格の反発により、プラス圏で推移する場面もありましたが、世界的な景気減速懸念から売られて、123.47ドル安の16516.50ドルと続落しました。一方、日経先物は、高安まちまちの展開で、前日比70円高の16000円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では、16013円で寄り付くと、欧米株安や円高を嫌気した売りが先行し、一時15857円まで値を落としましたが、その後は、日本銀行によるETF買い入れ期待を背景に買い戻されました。 |
2016年02月29日
本日の株価(2016.2.29 日経概況)円安好感も、25日線に阻まれ反落
本日の日経は、57.32円安の16026.76円と、反落しました。先週末のNYダウは、米国の第4Q実質GDPが、年率換算+1.0%と市場予想の+0.4%を上振れた事で、3月のFOMCにおける利上げ観測が高まり、57.32ドル安の16639.97ドルと反落しました。一方、日経先物は、利上げ観測により、円安が進行した事を好感し、55円高の16315円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では、16313円で寄り付くと、円安を好感した買いが先行。9:30頃には16464円まで上値を伸ばしました。しかし、その後は、25日線に阻まれ利確優勢に。米ドルも次第に軟化し出したため、終盤にはマイナス圏に転落しました。 |
2016年02月27日
本日の株価(2016.2.26 日経概況)欧米株高、円安を好感し続伸
本日の日経は、48.07円高の16188.41円と、続伸しました。昨晩のNYダウは、1月の耐久財受注が市場予想を上振れた事や、ベネズエラの石油相が、産油国が3月会合の開催地を協議していると述べた事をキッカケとして原油価格が反発した事などを好感し、212.30ドル高の16697.29ドルと大幅に続伸しました。この流れを受けて、日経先物も買われ、前日比100円高の16230円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では、16311円で寄り付くと、欧米株高や円安を好感した買いが先行し、9:30頃には16472円まで上値を伸ばしました。しかし、その後は、週末要因や、26〜27日に控えたG20を前に様子見モードとなり、上げ幅を縮小する展開となりました。 |
2016年02月25日
本日の株価(2016.2.25 日経概況)3日振りに反発。財政政策に関する報道も後押し
本日の日経は、224.55円高の16140.34円と、3日振りに反発しました。昨晩のNYダウは、米2月サービス業PMIが49.8と景況判断の基準となる50を下回った事や、1月の新築住宅販売件数も低調に推移した事などが嫌気され売りが先行。しかし、エネルギー情報局が発表した週間在庫統計で、ガソリン在庫の減少が報じられると原油相場が反発。買い戻されて、53.21ドル高の16484.99ドルと小幅に反発しました。 |
この流れを受けて、日経先物も買い戻され、前日比80円高の15940円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では、欧米株高を好感して15983円で寄り付くと、前場は16000円睨みの攻防となりました。後場に入ると、2016年度補正予算案に関して、「5兆円規模の補正予算を組むことを検討している」と報じられた事が好感され、上げ幅を拡大する展開となりました。
2016年02月24日
おすすめ 高配当銘柄:日東製網(3524)2016年4月
日東製網(3524)は、無結節網のトップメーカーで、国内シェアの半分を占めています。漁業用の定置網、施網、養殖網を主力とし、他、陸上用の防虫網、獣害防止ネットなども製造販売しています。近年のトピックスとしては、2014/1、環境事業としてJAXA(宇宙航空研究開発機構)と共同開発した、宇宙ゴミ回収用の電動性テザーが、メディアに取り上げられ注目を集めました。
配当は、年1回4月に実施。2016/4の会社予想は3.5円。年間配当利回りは2.76%です。株主優待はありません。2016/4の権利付き最終日は、4/25(月)ですので、たとえば、その日の取引き終了までに1000株保有していれば、2016/2/24の終値127円で計算すると、12.7万円の投資金で、3,500円の配当金が貰えます。
注目株:日東製網の最近の株価動向をチェック!!
次に、ここ2年の株価に目を向けると、まず、2014年4月期決算では、消費増税前の駆け込み需要により、獣害防止ネットをはじめとする、陸上用網の売上げが増加したものの、主力の漁業網では、東日本大震災における特需への反動から売上げが減少し、累計売上高は、前年比3.6%減の172.40億円。一方、当期純利益は、粗利益率の改善や固定資産の売却益により、前年比63.6%増の4.97億円となりました。翌年の2015年4月期決算では、消費増税に伴う反動減により、累計売上高は、前年比4.0%減の165.47億円に落ち込み、当期純利益も、為替差益は大きく出たものの、前年比16.1%減の4.17億円に転落しました。しかしながら、2016年4月期に入ると、燃油の下落を背景に、一部の漁船漁業において、設備投資を増加させる動きも出た事から、2015/9/4に発表された第1Q決算では、売上高が増加に転じました。 |
一方、同年12/4に発表された第2Q決算では、施網の受注が順調に推移したものの、定置網の受注が下期にずれ込んだ事を理由に売上高が微減。一進一退な状態が続いています。このような背景の中、株価は、150円睨みの攻防が続きましたが、チャイナショックにて、150円を大きく割り込むと調整色が鮮明となりました。2016年に入ると、自律反発的な動きも出て、出来高が急増。2月初旬にかけて、165円水準まで買い戻されましたが、地合いの悪さもあって、倍返しを受け、一時、リーマンショック後の100円水準まで急落しました。ファンダメンタルズ的に見ても、さすがに売られ過ぎ感が出ています。四季報には、【価格転嫁】主力の定置網は北日本での夏場低気圧被害の復旧関連需要狙うが、漁業不振響き盛り上がり欠く。ただ旋網が立ち上がり順調。原料副資材高の価格転嫁も進み、採算改善。後半息切れ懸念あるが、前半堅調支え。営業益は前号より小幅上振れ。とあります。
昨年の配当権利落ち日前後の株価動向をチェック!
最後に、2015年4月の配当権利落ち日前後の株価推移を見ると、日経平均が上昇トレンドを描いていたのに対し、緩やかな下落トレンドを形成しており、配当落ち日には、3円の配当落ちがありました。配当前後に拾うのではなく、内容次第ですが、大きく下げた時を狙いすまして買うスタンスで挑んだ方が良さそうです。 |
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本日の株価(2016.2.24 日経概況)原油安、円高を嫌気し続落
本日の日経は、136.26円安の15915.79円と、続落しました。昨晩のNYダウは、サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相が、原油減産に他国が同調するとは思えないため、同国では石油生産の削減をしないとの考えを示した事で、原油価格が下落した事を嫌気し、188.88ドル安の16431.78ドルと大幅に反落しました。この流れを受けて、日経先物も売られ、前日比270円安の15830円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では、15851円で寄り付くと、売り一巡後は、値頃感から買戻し優勢となりましたが、16000円から上を積極的に買い上がるには材料に乏しく、11時に16006円を付けて以降は、16000円の手前で、弱含みました。 |
2016年02月23日
本日の株価(2016.2.23 日経概況)円高を嫌気し小落
本日の日経は、59.00円安の16052.05円と、反落しました。昨晩のNYダウは、原油価格の反発を好感し、228.67ドル高の16620.66ドルと大幅に反発しました。この流れを受けて、日経先物も買われ、前日比90円高の16160円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では16230円で寄り付くと、欧米株高を好感し買いが先行。9:30頃には16350円まで上値を伸ばしました。しかし、その後は円が強含んだ事で、利確定に押され、マイナス圏に転落しました。 |
2016年02月22日
本日の株価(2016.2.22 日経概況)G20への期待から買い戻される
本日の日経は、143.88円高の16111.05円と、反発しました。先週末のNYダウは、米1月の消費者物価指数が良好な結果で着地しましたが、原油価格の下落が嫌気され、21.44ドル安の16391.99ドルと続落しました。この流れを受けて、日経先物も売られ、155円安の15825円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では、15851円と続落して寄り付きましたが、売り一巡後は、26〜27日に控えたG20への期待感から、即座に買戻しが入りプラス圏に浮上。上海総合指数も買いが先行した事から、終日、堅調に推移しました。 |
2016年02月21日
おすすめ 株主優待・高配当銘柄:トーエル(3361)2016年4月
トーエルは、神奈川県地盤のLPガス販売企業。LPガスの他にも、長野県大町市の北アルプスを水源とするAlpinaウォーターや、ハワイウォーターなどの宅配サービスも手掛けています。近年のトピックスとしては、2015/12/24、2016/4からの電力自由化に伴い、東燃ゼネラル(5012)と電力販売に関する業務提携を発表。更に、通信事業として光回線事業も開始しており、今後は、LPガス・水・電気・通信の「TOELLライフラインパッケージ」で、更なるサービス提案を行うとしています。
配当は、年1回4月に実施。2016/4の会社予想は15円。年間配当利回りは2.14%です。株主優待は、4月末、10月末の年2回実施しており、持ち株数に応じて、ピュアウォーター、カレンダー、オリジナルトートバック、オリジナルカッティングボードなどが貰えます。2016/4の権利付き最終日は、4/25(月)ですので、たとえば、その日の取引き終了までに500株保有していれば、2016/2/19の終値700円で計算すると、35万円の投資金で、7,500円の配当金と、ピュアウォーター、カレンダーなど1,500円相当の商品が貰えます。
-- 株主優待(2015年10月では)-- 500株以上保有:1500円相当 ・ピュアウォーター280mL 12本 ・カレンダー 1000株以上保有:3000円相当 ・ピュアウォーター280mL 12本 ・カレンダー ・オリジナルトートバック ・オリジナルカッティングボード |
注目株:トーエルの最近の株価動向をチェック!!
次に、ここ2年の株価に目を向けると、まず、2014年4月期決算では、売上高が前年比10.0%増の269.91億円でしたが、当期純利益は8.5%減の9.46億円となりました。主力のLPガスは、大口業務用の開拓もあり、順調でしたが、水事業では、東日本大震災の放射能汚染風評により生じた特需の反動や、ハワイオワフ島のモアナルア工場が完成し、ワンウェイボトルウォーターを国内に輸入し始めた事が、円安進行により利益を圧迫する結果となり、苦戦を強いられました。一方、2015年4月期決算では、水事業が円安の影響により引き続き苦戦を強いられる中、LPガスも小売価格の値下げにより、売上高を減少させましたが、LPガスの仕入れ価格が、輸入業者間の契約価格の関係により下落した事で収益が改善。売上高が前年比5.2%減の255.93億円。当期純利益は18.9%増の11.25億円となりました。 |
このような背景の中、上昇トレンドを描いていた株価は、2015/4/2の922円を頭に一旦ピークアウト。その後、暫くは持ち合い相場を形成しましたが、チャイナショックで26週線を割り込み下にブレイク。2015/9/10に発表された、2016年4月期第1Q決算でも減収減益となった事が嫌気され、年初安546円を付けに行く展開に。しかし、その後は売られすぎの反動から、緩やかなリバウンド相場を形成。2015/12/24に発表された、東燃ゼネラルとの業務提携も追い風となり、買い戻されている状況です。四季報には、【横ばい】LPガスは販売量微増、仕入れ価格が底ばいのままで利幅は想定よりも改善。ただ、飲料水が震災特需の反動解約続き、関東圏外開拓でも数量想定未達。営業益横ばい。とあります。
昨年の配当権利落ち日前後の株価動向をチェック!
2015年4月の配当権利落ち日前後の株価推移を見ると、配当権利確定日の約1ヵ月前にピークを付け、配当落ち日には、29円の配当落ちがありました。最後に、近年、売上高が伸び悩んでいますが、東燃ゼネラルとの業務提携は、新たな顧客獲得へ向けて大きな1歩を踏み出したのではないかと思っています。 |
この提携を締結させるとは、社長の中田みちさん、なかなかのやり手ですね。また、水事業においても、2016年が明けてから、円安修正が入り、多少、為替損も軽減しているかもしれません。年明け以降の株価だけをみると、日経平均が急落する中、トーエルは相対的に強い動きをしています。今後の業績反転に期待です。
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2016年02月20日
本日の株価(2016.2.19 日経概況)円高を背景に利確優勢の展開
本日の日経は、229.63円安の15967.17円と、大幅に反落しました。昨晩のNYダウは、景気指数や週間新規失業保険申請件数など、経済指標が概ね良好な結果となりましたが、米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油在庫統計にて、原油在庫が増加していた事で、近日、反発傾向にあった原油価格が再度下落に転じた事が嫌気され、40.40ドル安の16413.43ドルと反落しました。この流れを受けて、日経先物も売られ、前日比285円安の15955円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では、16050円で寄り付くと、昨日発表された、経済協力開発機構(OECD)による、 |
世界経済の中間見通しで、世界経済の実質成長率予測が、0.3ポイント引き下げられ、2016年は前年比3.0%増、2017年は3.3%増と下方修正された事や、原油価格の下落を背景に、安全資産とされる円が買われ、円高が進行した事を嫌気し、売りが先行。週末要因もあり、積極的な買い戻しも入りにくく、終日軟調な展開となりました。