2016年02月21日
おすすめ 株主優待・高配当銘柄:トーエル(3361)2016年4月
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トーエルは、神奈川県地盤のLPガス販売企業。LPガスの他にも、長野県大町市の北アルプスを水源とするAlpinaウォーターや、ハワイウォーターなどの宅配サービスも手掛けています。近年のトピックスとしては、2015/12/24、2016/4からの電力自由化に伴い、東燃ゼネラル(5012)と電力販売に関する業務提携を発表。更に、通信事業として光回線事業も開始しており、今後は、LPガス・水・電気・通信の「TOELLライフラインパッケージ」で、更なるサービス提案を行うとしています。
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-- 株主優待(2015年10月では)-- 500株以上保有:1500円相当 ・ピュアウォーター280mL 12本 ・カレンダー 1000株以上保有:3000円相当 ・ピュアウォーター280mL 12本 ・カレンダー ・オリジナルトートバック ・オリジナルカッティングボード | ![]() |
注目株:トーエルの最近の株価動向をチェック!!
次に、ここ2年の株価に目を向けると、まず、2014年4月期決算では、売上高が前年比10.0%増の269.91億円でしたが、当期純利益は8.5%減の9.46億円となりました。主力のLPガスは、大口業務用の開拓もあり、順調でしたが、水事業では、東日本大震災の放射能汚染風評により生じた特需の反動や、ハワイオワフ島のモアナルア工場が完成し、ワンウェイボトルウォーターを国内に輸入し始めた事が、円安進行により利益を圧迫する結果となり、苦戦を強いられました。一方、2015年4月期決算では、水事業が円安の影響により引き続き苦戦を強いられる中、LPガスも小売価格の値下げにより、売上高を減少させましたが、LPガスの仕入れ価格が、輸入業者間の契約価格の関係により下落した事で収益が改善。売上高が前年比5.2%減の255.93億円。当期純利益は18.9%増の11.25億円となりました。 | ![]() |
このような背景の中、上昇トレンドを描いていた株価は、2015/4/2の922円を頭に一旦ピークアウト。その後、暫くは持ち合い相場を形成しましたが、チャイナショックで26週線を割り込み下にブレイク。2015/9/10に発表された、2016年4月期第1Q決算でも減収減益となった事が嫌気され、年初安546円を付けに行く展開に。しかし、その後は売られすぎの反動から、緩やかなリバウンド相場を形成。2015/12/24に発表された、東燃ゼネラルとの業務提携も追い風となり、買い戻されている状況です。四季報には、【横ばい】LPガスは販売量微増、仕入れ価格が底ばいのままで利幅は想定よりも改善。ただ、飲料水が震災特需の反動解約続き、関東圏外開拓でも数量想定未達。営業益横ばい。とあります。
昨年の配当権利落ち日前後の株価動向をチェック!
2015年4月の配当権利落ち日前後の株価推移を見ると、配当権利確定日の約1ヵ月前にピークを付け、配当落ち日には、29円の配当落ちがありました。最後に、近年、売上高が伸び悩んでいますが、東燃ゼネラルとの業務提携は、新たな顧客獲得へ向けて大きな1歩を踏み出したのではないかと思っています。 | ![]() |
この提携を締結させるとは、社長の中田みちさん、なかなかのやり手ですね。また、水事業においても、2016年が明けてから、円安修正が入り、多少、為替損も軽減しているかもしれません。年明け以降の株価だけをみると、日経平均が急落する中、トーエルは相対的に強い動きをしています。今後の業績反転に期待です。
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