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2014年10月14日
201話 台風のときにしたいこと
台風が間もなく最接近しようとしていた
この日は連休の最後の日。
なんか家の中で過ごすのはもったいない
「ねえ ねえ どっかこうよ」
「そうだね
とはいえ、嵐の中デパートで疲れるのもあれだし、
そうだ、温泉にいこう」
「い〜〜〜ねぇ〜」
ということで、早速営業しているかチェックした。
「すみません。今日やってますか」
「本日は台風のため、営業しないことに・・・」
「ども・・・」
くじけずに、もう一軒トライ
「すみません・・・以下同文」
「本日は台風のため・・・〇△◇・・・」
「ども・・・
・・・
・・・
・・・
えっ やってるんですか」
「はい、様子を見ながら今のところ・・・」
「ありがとうございましたぁ〜」
やったぁ〜
大雨の中、20分ほどで到着
目的の露天風呂にて、裸で暴風雨を体験してきた
龍之介と龍太郎とあずきの三人なのでした
ワイルドだろぉ〜
この日は連休の最後の日。
なんか家の中で過ごすのはもったいない
「ねえ ねえ どっかこうよ」
「そうだね
とはいえ、嵐の中デパートで疲れるのもあれだし、
そうだ、温泉にいこう」
「い〜〜〜ねぇ〜」
ということで、早速営業しているかチェックした。
「すみません。今日やってますか」
「本日は台風のため、営業しないことに・・・」
「ども・・・」
くじけずに、もう一軒トライ
「すみません・・・以下同文」
「本日は台風のため・・・〇△◇・・・」
「ども・・・
・・・
・・・
・・・
えっ やってるんですか」
「はい、様子を見ながら今のところ・・・」
「ありがとうございましたぁ〜」
やったぁ〜
大雨の中、20分ほどで到着
目的の露天風呂にて、裸で暴風雨を体験してきた
龍之介と龍太郎とあずきの三人なのでした
ワイルドだろぉ〜
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2014年10月09日
200話 小切手で支払・・・
「 「ブランド越後守」の龍之介さんでいらっしゃいますか 」
日傘をさし、黒いスーツを着た背の高い女性が、
サングラスを外して、龍之介に話しかけた。
サングラスを外した彼女は透き通るように白い肌で、
ドラマにでてくる女性のように美しい。
「私が龍之介ですが・・・」
「よかった
あの〜実はお願いがありまして・・・
オークションに出品している、あの壺を是非見せて
いただけないでしょうか」
龍之介は驚いた。
オークションに出品した壺を直接手に取って観察したいとは、
相当な目利きに違いない。
「是非、ご覧下さいませ。
私も、この作品には自信が御座います。
時代が古く、形や色付け良く、作者不詳ながら
この重厚感は絶品です。
どうぞ・・
こちらでございます。」
オークションサイト
「わぁ〜思った通りだわ」
その女性はその壺をゆっくりと逆さまにした。
「ブランド越後守」
それを見た美しい女性は、涙を流し始めた。
「どうかなさいましたか」
龍之介はまさかメガネ違いだったかと不安になった
「いえ、これは私の思い出の壺に間違いありません。」
その美しい女性は感極まって嬉し泣きしたのだ。
その姿もまた美しすぎる
「龍之介さん。これをこのお値段で売って下さい。」
その美しすぎる女性は、高級な万年筆で何かに
何かを書き込み、それをちぎって龍之介に手渡した。
「このお値段でいかがでしょう」
その美しすぎる女性は3000万円の額面の小切手を
龍之介に手渡ししたのだった。
しかも、両手で龍之介の手を覆いながら・・・
一瞬間があったが、間もなく家の奥から携帯が
鳴り響いた
「もしもし、龍之介ですが・・・」
「あなた〜
遅刻するわよ〜
早く起きて〜」
(ノД`)・゜・。
日傘をさし、黒いスーツを着た背の高い女性が、
サングラスを外して、龍之介に話しかけた。
サングラスを外した彼女は透き通るように白い肌で、
ドラマにでてくる女性のように美しい。
「私が龍之介ですが・・・」
「よかった
あの〜実はお願いがありまして・・・
オークションに出品している、あの壺を是非見せて
いただけないでしょうか」
龍之介は驚いた。
オークションに出品した壺を直接手に取って観察したいとは、
相当な目利きに違いない。
「是非、ご覧下さいませ。
私も、この作品には自信が御座います。
時代が古く、形や色付け良く、作者不詳ながら
この重厚感は絶品です。
どうぞ・・
こちらでございます。」
オークションサイト
「わぁ〜思った通りだわ」
その女性はその壺をゆっくりと逆さまにした。
「ブランド越後守」
それを見た美しい女性は、涙を流し始めた。
「どうかなさいましたか」
龍之介はまさかメガネ違いだったかと不安になった
「いえ、これは私の思い出の壺に間違いありません。」
その美しい女性は感極まって嬉し泣きしたのだ。
その姿もまた美しすぎる
「龍之介さん。これをこのお値段で売って下さい。」
その美しすぎる女性は、高級な万年筆で何かに
何かを書き込み、それをちぎって龍之介に手渡した。
「このお値段でいかがでしょう」
その美しすぎる女性は3000万円の額面の小切手を
龍之介に手渡ししたのだった。
しかも、両手で龍之介の手を覆いながら・・・
一瞬間があったが、間もなく家の奥から携帯が
鳴り響いた
「もしもし、龍之介ですが・・・」
「あなた〜
遅刻するわよ〜
早く起きて〜」
(ノД`)・゜・。
2014年10月08日
199話 宝物
アマゾンでバスフィッシングのルアーみたいなもの
を30個セットで購入した龍太郎。
到着を心待ちにしていた。
ピンポーーーーン
「宅配便で〜す」
届いた商品を早速開けて眺める龍太郎。
流石に30個もあるとウキウキしている。
でも、そんな値段は高くなく、送料込みで2980円
とてもリーズナブルだ。
父龍之介はそれを見て・・・
「釣り具屋さんだったら、一個200円からの
商品だから、それを一個200で売っても、
倍に儲かるね
それが商売というものだよ」
「友達に売っちゃおうかっ」
「だめよ〜 ダメダメ」
そこにあずきが割り込む・・・
「お兄ちゃんだけ、いつもなんか買ってもらってずるい
あずきにも、これとこれちょーだい」
兄妹でいささか不穏になったが、父龍之介が仲介し
結局2個のルアーのようなものをあずきにあげた。
(*^^)/。・:*:・°★,。・:*:・°☆アリガトー
あずきは喜び、子供部屋へ行って、最近部屋で作成した
シルバニアファミリーのお家の、新しい仲間を紹介した。
「みなさ〜ん。今日から仲間が増えたよ〜」
ルアーのようなものを、二つもらったあずき。
その一つはままごとのキャラクターに、もう一つは
あずきの大切な宝物になった
を30個セットで購入した龍太郎。
到着を心待ちにしていた。
ピンポーーーーン
「宅配便で〜す」
届いた商品を早速開けて眺める龍太郎。
流石に30個もあるとウキウキしている。
でも、そんな値段は高くなく、送料込みで2980円
とてもリーズナブルだ。
父龍之介はそれを見て・・・
「釣り具屋さんだったら、一個200円からの
商品だから、それを一個200で売っても、
倍に儲かるね
それが商売というものだよ」
「友達に売っちゃおうかっ」
「だめよ〜 ダメダメ」
そこにあずきが割り込む・・・
「お兄ちゃんだけ、いつもなんか買ってもらってずるい
あずきにも、これとこれちょーだい」
兄妹でいささか不穏になったが、父龍之介が仲介し
結局2個のルアーのようなものをあずきにあげた。
(*^^)/。・:*:・°★,。・:*:・°☆アリガトー
あずきは喜び、子供部屋へ行って、最近部屋で作成した
シルバニアファミリーのお家の、新しい仲間を紹介した。
「みなさ〜ん。今日から仲間が増えたよ〜」
ルアーのようなものを、二つもらったあずき。
その一つはままごとのキャラクターに、もう一つは
あずきの大切な宝物になった
2014年10月06日
198話 台風の影響で学校は・・・
日曜参観の次の日・・・
あずきは振替のため、小学校は休校日となっていた。
気になるのは、中学校のお兄ちゃん
日曜夜から、翌朝方にかけて
台風は最接近した
もしかして、月曜日は休校か?
そして翌朝・・・
(´Д⊂ヽ 「おはよー 天気予報」
朝6時には台風はどこえやら
むなしく、学校に行かなければならないお兄ちゃん。
「今日朝練休む」
「朝練ないやろー」
「じゃあ ゆっくりしよっと」
時は静かに流れた
「仕方ないなぁ〜 そろそろ準備するか・・・」
モチベーションのない動作は鈍い
「あれがないなぁ〜」
「OK Ok 歯磨こうっと」
「じゃぁ そろそろ行くわ
あっ ユニホームがない」
「あっ 時間もない
ねえ、休んでいい」
「いいわけないだろ〜」
「じゃあ 車でつれってって」
すぐ、その計画性はよめたのだが、連れていくほかなさそうだ
登校は計画的にね
by龍太郎
あずきは振替のため、小学校は休校日となっていた。
気になるのは、中学校のお兄ちゃん
日曜夜から、翌朝方にかけて
台風は最接近した
もしかして、月曜日は休校か?
そして翌朝・・・
(´Д⊂ヽ 「おはよー 天気予報」
朝6時には台風はどこえやら
むなしく、学校に行かなければならないお兄ちゃん。
「今日朝練休む」
「朝練ないやろー」
「じゃあ ゆっくりしよっと」
時は静かに流れた
「仕方ないなぁ〜 そろそろ準備するか・・・」
モチベーションのない動作は鈍い
「あれがないなぁ〜」
「OK Ok 歯磨こうっと」
「じゃぁ そろそろ行くわ
あっ ユニホームがない」
「あっ 時間もない
ねえ、休んでいい」
「いいわけないだろ〜」
「じゃあ 車でつれってって」
すぐ、その計画性はよめたのだが、連れていくほかなさそうだ
登校は計画的にね
by龍太郎
2014年10月04日
197話 決勝戦なのに・・・
雨天のため、不安定な日程となった新人戦。
本日は準決勝二試合目と、決勝の二試合が
行われる。
準決勝はどちらも強豪。昨日決勝進出を決めている
我がチームは、漁夫の利がある。
準決勝二試合目・・・
投手戦となり0対0のまま延長9回も決着つかず
「無死満塁」からのスタートとなる特別延長ルールとなった。
それでも決着はなかなかつかなかったが、
いよいよ最後を迎える。
「バッター バントした
しかしピチャー前に転がる、ホームは封殺されそうだぁ〜
あっ〜〜〜っと、悪送球
試合終了」
うううううぅぅぅぅ--------------------
接戦を制したのは、一本柱(好投手)を有する、T中学だった。
「よし、やった。こちらに有利に傾いた。」
一本柱はNo.1投手であると言えるが、延長を投げぬき、
1日で、しかも中一時間ほどでまた連投しなければならない。
「二虎強食の計」
この言葉が龍之介の頭をよぎる。
「こんなチャンスは滅多にない。絶対に勝ちたい。」
中学入学早々に、不登校になった幼馴染の親から、
龍太郎のいじめのせいとでっち上げられ、
名誉を著しく傷つけられた龍太郎とその家族は、
どうしても、優勝という名の名誉が欲しかったのだ。
だから、父龍之介の優勝したい気持ちは、
選手や監督よりも強かったのだと思う。
そして迎えた決勝戦・・・
バックスクリーンに表示されたスタ−ティングメンバーに
驚いた
それは、まずはピチャーがエース神ではなく、また、
連投で二連勝した努力のピチャーでもなく、右手の指
を怪我していて、昨日までショートをしていた、2年生の
キャプテンであった。
すると、ショートには当然名手「神」かと思いきや、
二連投した努力のひと。内野は不慣れで未だぎこちない。
「なんで・・・」
「なんでなん」
努力のひとは、ジュニアの時からキャッチャーのプロで、
キャッチャーとしての能力は既に身についているが、
内野の経験はほとんどなく、龍太郎との二遊間での
コンビネーションも上手くいかない。練習でも使わない
プレーヤーをどうして大事な試合でショートに使うのか、
全く意味が分からない。
その驚きはすぐに怒りに変わった。
ピッチャーを神でなく、キャプテンにするのは許せる。
一点も取られてはいけないゲームで、それならば、
キャッチャーは努力のひと、ショートは神で、守備力は
100%に保たれる。
しかし、このオーダーでは、70%しかなく、失点は覚悟し
ないといけない。7回のチャンスでは、済み1となるだろう。
(相手から点が取れないので、1点取られたら負けること。)
勝利する確率は限りなく減ってしまったのだ。
「なんで・・・」
「なんでなん」
龍之介は想定される試合内容に、
応援する気力が無くなり、過去を回想していた。
努力のひとの父は、
少年軟式野球に携わる名将で、その努力のひとは
幼少のころから、キャッチャーを専任していた。
上級生に混ざった彼は、比べて体格が小柄なのは当然だが、
それでもレギュラーで正捕手を任された。
肩もそれ程強くなく、色々不器用だが、彼の努力を考えると、
もはや勝敗に関係なく応援できた。しかし、そんな彼も、
キャッチャーに専念したことで、一歩一歩確実に上手に
なって、息子龍太郎や、応援する親たちの信頼を得ること
ができたのだ。そして、今敵となっているT中学の2年生、
ショートで1番のキーマンとなる選手こそ、我がジュニアの
キャプテンだった少年である。
この少年を良く知るのは、ジュニアの仲間やその父兄である
龍之介たち。この少年を抑えられるのは、キャッチャー専任の
努力のひとのリードしかないことを龍之介は悟っていたのかも
しれない。
ゲームセット
2対0という一見接戦だったと思える点差かもしれない。
しかし、その一点は非常に重く、T中学校にしては楽勝と
思えたに違いない。
完敗だ
悔しい
勝つ可能性が多いにあり、
それに立ち向かう選手があり、
選手にそれぞれの能力があり、
個性があり、特徴があり、適正があるのに
それを知る監督はいなかった。
(T-T )( T-T) ウルウル
まだまだ、我慢するしかなさそうだ
本日は準決勝二試合目と、決勝の二試合が
行われる。
準決勝はどちらも強豪。昨日決勝進出を決めている
我がチームは、漁夫の利がある。
準決勝二試合目・・・
投手戦となり0対0のまま延長9回も決着つかず
「無死満塁」からのスタートとなる特別延長ルールとなった。
それでも決着はなかなかつかなかったが、
いよいよ最後を迎える。
「バッター バントした
しかしピチャー前に転がる、ホームは封殺されそうだぁ〜
あっ〜〜〜っと、悪送球
試合終了」
うううううぅぅぅぅ--------------------
接戦を制したのは、一本柱(好投手)を有する、T中学だった。
「よし、やった。こちらに有利に傾いた。」
一本柱はNo.1投手であると言えるが、延長を投げぬき、
1日で、しかも中一時間ほどでまた連投しなければならない。
「二虎強食の計」
この言葉が龍之介の頭をよぎる。
「こんなチャンスは滅多にない。絶対に勝ちたい。」
中学入学早々に、不登校になった幼馴染の親から、
龍太郎のいじめのせいとでっち上げられ、
名誉を著しく傷つけられた龍太郎とその家族は、
どうしても、優勝という名の名誉が欲しかったのだ。
だから、父龍之介の優勝したい気持ちは、
選手や監督よりも強かったのだと思う。
そして迎えた決勝戦・・・
バックスクリーンに表示されたスタ−ティングメンバーに
驚いた
それは、まずはピチャーがエース神ではなく、また、
連投で二連勝した努力のピチャーでもなく、右手の指
を怪我していて、昨日までショートをしていた、2年生の
キャプテンであった。
すると、ショートには当然名手「神」かと思いきや、
二連投した努力のひと。内野は不慣れで未だぎこちない。
「なんで・・・」
「なんでなん」
努力のひとは、ジュニアの時からキャッチャーのプロで、
キャッチャーとしての能力は既に身についているが、
内野の経験はほとんどなく、龍太郎との二遊間での
コンビネーションも上手くいかない。練習でも使わない
プレーヤーをどうして大事な試合でショートに使うのか、
全く意味が分からない。
その驚きはすぐに怒りに変わった。
ピッチャーを神でなく、キャプテンにするのは許せる。
一点も取られてはいけないゲームで、それならば、
キャッチャーは努力のひと、ショートは神で、守備力は
100%に保たれる。
しかし、このオーダーでは、70%しかなく、失点は覚悟し
ないといけない。7回のチャンスでは、済み1となるだろう。
(相手から点が取れないので、1点取られたら負けること。)
勝利する確率は限りなく減ってしまったのだ。
「なんで・・・」
「なんでなん」
龍之介は想定される試合内容に、
応援する気力が無くなり、過去を回想していた。
努力のひとの父は、
少年軟式野球に携わる名将で、その努力のひとは
幼少のころから、キャッチャーを専任していた。
上級生に混ざった彼は、比べて体格が小柄なのは当然だが、
それでもレギュラーで正捕手を任された。
肩もそれ程強くなく、色々不器用だが、彼の努力を考えると、
もはや勝敗に関係なく応援できた。しかし、そんな彼も、
キャッチャーに専念したことで、一歩一歩確実に上手に
なって、息子龍太郎や、応援する親たちの信頼を得ること
ができたのだ。そして、今敵となっているT中学の2年生、
ショートで1番のキーマンとなる選手こそ、我がジュニアの
キャプテンだった少年である。
この少年を良く知るのは、ジュニアの仲間やその父兄である
龍之介たち。この少年を抑えられるのは、キャッチャー専任の
努力のひとのリードしかないことを龍之介は悟っていたのかも
しれない。
ゲームセット
2対0という一見接戦だったと思える点差かもしれない。
しかし、その一点は非常に重く、T中学校にしては楽勝と
思えたに違いない。
完敗だ
悔しい
勝つ可能性が多いにあり、
それに立ち向かう選手があり、
選手にそれぞれの能力があり、
個性があり、特徴があり、適正があるのに
それを知る監督はいなかった。
(T-T )( T-T) ウルウル
まだまだ、我慢するしかなさそうだ